ほんの出来心で並べてみました…
2015-11-16 渋谷店に在庫しているイノラン・ジャズマスター。つい先日発売されたロードウォーン・シリーズとマスタービルトモデルの2本を並べてみました。
Fender Inoran Jazzmaster #2
イノラン氏は2010年にフェンダー社とのエンドースメント契約を締結、翌年に INORAN JAZZMASTER #1 LTD が発表されました。2012年にはINORAN本人がアメリカ・カリフォルニア州コロナにあるフェンダーカスタムショップ・ファクトリーを訪問。レリック加工(エイジド/ダメージ処理)の具合や ピックガードの材質、逆さにマウントしたプリセットスイッチといった具体的な細部仕様までこだわり抜いた第二段の製作が行われることになりました。
画像左:Fender Custom Shop / MBS INORAN JAZZMASTER #2 LTD Relic Olympic White built by Dennis Galuszka
税込販売価格:798,000円(旧代理店扱い特価)
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マスタービルトとはフェンダーカスタムショップの中でも厳選された最良の材料が選定され、フェンダー社を代表する熟達した職人が製作に携わった楽器のことを言います。 本器を手がけたデニスは、1999年に同じバンドでプレイしていた元マスタービルダーのフレッド・スチュワート氏の推薦でカスタムショップの一員となりました。元々家具職人として木工技術を学んでいた経歴を持つ彼は、INORAN氏本人のギターはもちろん、アンディ・サマーズやエリック・ジョンソン、シェリル・クロウ、高中正義らといった世界トップクラスのミュージシャンのギターを製作するプロジェクトで高い評価を得ています。
画像右:Fender / Inoran Road Worn Jazzmaster Olympic White
税込販売価格:192,456円
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フェンダーUSAのバハ・カリフォルニア・エンセナダ工場で製作されており、通称フェンダーメキシコと呼ばれるラインナップ。ネックシェイプやスライドスイッチ、バズストップバーなど、INORAN こだわりの仕様を取り入れるとともに、ピックアップには「American Vintage ‘65 Jazzmaster Pickups」を搭載するなど、単なる廉価版ではない一本。ルックス、サウンドともに本人納得のモデルでネックプレートにはINORANのサインが彫り込まれています。
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レリック加工は全体的にマスタービルトのほうが激めのエイジングで仕上げられています。デニス本人がイノラン氏の演奏をビデオで見ながら奏法分析して、本人がステージで弾きこんだときの傷の付き方についてイメージしたそうです。ロードウォーンの方は全体に控えめで軽微なレリックに留めてありますので、これはこれで雰囲気があって自分で弾きこんでいくのが楽しみですね。

指板の色味はマスタービルトのほうが色濃いものですが、このあたりは好みですので、特段気にしない方も多いと思います。ネックシェイプの質感に関しては、個体差もありますし、プレイヤーさんによって感じ方が違うところですので、音色チェックの際に店頭で握り比べていただきたいところです。
マスタービルトの方は限定30本の受注生産で次回入荷予定なし。ロードウォーンの方も再入荷のたびに、すぐに売切れてしまっていますのでお早めのご購入をおすすめいたします。
お問い合わせ先:イシバシ楽器渋谷店
shibuya@ishibashi.co.jp
03-3770-1484
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