現地オーダーより2年!!待ちに待ったへヴィ・レリックが入荷しました。雰囲気バツグン、サウンドサイコー!!
2015-07-10 まいど!!お世話になります。イシバシ楽器 福岡パルコ店 寺井です。
いやあ、天気が悪く、そして暑い!!
いよいよ夏本番ですね。
今年もガツッと!!ガッツ溢れる夏にしたいですね!!(?)
そんな週末花金のイシバシ楽器 福岡パルコ店・・・。スーパーアイテムが入荷しました!!

Fender Custom Shop Master Built 1962 Staratocaster Heavy Relic Black Built by Jason Smith 【s/n:R81449 weight:3.49kg】 ¥798,000(税込)
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きましたね!!
このギター、実は私が現地にてオーダーしたモデルでございます。
現地オーダーが2013年3月・・・2年越しの完成?入荷でございます!!

ボディバックも強烈ですね!!

思い起こせば2013年、初めてのフェンダー訪問に緊張する私・・・
マスタービルダーへのカスタムオーダーを前に、私の拙い英語でちゃんと理解してもらえるのか?緊張と不安でいっぱいでした。
そんな私の不安をよそに、スペックシートをチェックし終わったマスタービルダーのジェイソン・スミス氏が一言、
「OK!!ノープロブレム!!」
え?それだけ?とあまりにもあっさりなOKが出て、逆に混乱してしまいました。
そしてとっさに放った一言が、
「プリーズ、グッドサウンド!!」←失礼な要望ですよね・・・。
それを聞いたジェイソン・スミス氏の「あ、ああ。う、うん、わかった・・・。」という調子の返答と、若干引いた顔が今でも忘れられません。
まあそんな話はどうでもいいのですが(←どうでもええんかいっ!?)、ルックス、サウンド共にさすがマスタービルド!!と叫びたくなる素晴らしい逸品に仕上がりました!!

ネックシェイプはこの年式スペックに準じた「Mid ’60s Oval C-shape」をチョイス。画像でもわかるような使い込んだ風合いのサテン仕上げです。
指板は上質なインディアンローズウッド(9.5″R)に、ミディアムジャンボフレットの鉄板コンビネーション!!

ネックの木取りは追柾目(リフトソウン)を指定。芯のあるクリアなサウンドの中に、ワイルドなフィーリングが加わることを狙いました。何よりヴィンテージを彷彿とさせるルックスがステキですね。
私自身、ジェイソン・スミス氏の師匠にあたる故ジョン・イングリッシュ氏のストラトを所有しております。これもネックは追柾目であり、そういった経歴(個人的思い込み)からネックの木取りは追柾目以外考えられませんでした。

いやぁ、カッコいいですね・・・。
ブラックボディにべっ甲ピックガード、なんともロックじゃございませんか!!(?)個人的にも大好きなべっ甲ピックガードです。
ボディ材は厳選されたオフセットシームのアルダー2ピースを採用。

ノンフローティング大好き!!
個人的に大好きなノンフローティング、ガッツのあるサウンドと、チューニングの安定感が嬉しいですね。さすがジェイソン・スミス氏!!わかってらっしゃる!!←たまたまだと思いますが・・・。
※フローティングをご希望の方は是非ご相談ください。

肝心のサウンドですが、スラブボードらしいパンチの効いたミッドレンジと、暴れすぎないコンプ感が絶妙なバランスで、幅広いジャンルで活躍してくれそうなオールマイティさを感じました。
各P.Uのサウンドもそれぞれ素晴らしいですが、特にリアP.Uのサウンドが個人的にイチオシです!!
フロントはいい音なのに、リアはなんかペケペケしてて急にしょぼくなる・・・。ついついフロントばかり使ってしまう・・・。ストラトユーザーの方で同じ悩みを持った方も多いかと思われます。私もその一人です(泣)
夜な夜なリアP.Uの高さを調整して、なんだかよくわかんなくなっちゃう・・・私です(泣)
そんな中、この個体のリアは素晴らしいです。エッジィでギラついた中に適度な低音を感じ、線が細くならない!!※あくまで一個人の感想でございます・・・。
また、リアにもトーンが効く仕様となっておりますので、アンプとのマッチングなど微調整もしやすいです。
百聞は一見にしかず、是非店頭でご確認下さいませ。

ネックポケットの画像です。

マスタービルドクラスにもなれば、さすがの仕上がりですね・・・。余談ですが、ギタークラフト出身のスタッフが、ボディザグリの仕上げだけで興奮しておりました・・・。←う?んキテルね。

英語の読めるスタッフに読んでもらいました(笑)、「ジョセフィーナ」氏のサインです。P.Uは「Custom 60s Single」をチョイスしておりますが、おそらくジョセフィーナ・カンポス氏が作製に携わったものと思われます。※現在メーカーに確認中・・・。
ジョセフィーナ・カンボス氏といえば、師匠にあたるのがフェンダー・レジェンドのアビゲイル・イバラ氏!!

2013年フェンダー訪問時の1コマです。
私を挟んで、左側がジョセフィーナ・カンボス氏、右側がアビゲイル・イバラ氏です。
当時現役引退直前のアビゲイル・イバラ氏の作業場を訪ねたのですが、まず驚いたのが壁面がパープル一色!!クールすぎますよアビゲイルさん!!
「あなたのシャツのデザイン、私とっても大好きよ。」
会うなりアビゲイル・イバラ氏に頂いたチャーミングな一言が思い出深いです。レジェンドらしからぬ温かい人柄を感じました。
そんな大事な思い出とともに、このシャツは今も大切にしまってあります・・・。え?着ないですよ?今は増量して着れませんからね!!(泣)
ともあれ、そんなアビゲイル・イバラ氏の志を継いだジョセフィーナ・カンボス氏。あの技術を目の前で直々に伝授されたという経歴、そしてそのP.Uが生み出すサウンドクオリティの高さは折り紙つきです。

カスタムショップの認定書です。う?ん、サインが何ともアメリカンだぜ!!

最後まで読んでいただきまして、誠にありがとうございます!!
フェンダーユーザーのみならず、多くのギタープレイヤーの方にオススメできる逸品です!!是非店頭でご覧下さいませ。
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