当社オーダーのJ-45 Standardが堂々完成！
2023年、PSL（※2024年より「Dealer Select」へ呼称変更）オーダープログラムがGibsonアコースティックギターを生産しているモンタナ・ファクトリーで数年ぶりに再開されたことにより、日本国内はもちろん、海外でもGibson正規ディーラーによるオーダーモデルが流通しはじめました。
所謂カタログモデルにはないカラー、フィニッシュ、マテリアルを採用することで、ユニークかつ特別なGibsonアコースティックギター達が生産され、多くのお客様から好評いただいております。
そして当社は昨年オーダーしたJ-45 Standard Cobra Burstに続き、今年も新たなDealer Selectモデルをオーダーすることにいたしました。
"Bluebonnet"カラー
2023年GibsonアコースティックよりリリースされたMiranda Lambert Bluebirdで採用された「Bluebonnet」カラーは、ミランダ・ランバートの故郷テキサス州の州花であるブルーボネットにインスパイアされた鮮やかなカラーです。「ギブソン J-45」といえばサンバーストカラーを思い浮かべる方が多いかと思いますが、せっかくのDealer Selectオーダーということもあり、この特別なカラーを採用したJ-45 Standardをオーダーすることにいたしました。
ボディTopだけでなく、ボディSide／Back、そしてネックBackまで「Bluebonnet」カラーで統一しております。Topのシトカ・スプルースは木地が比較的色白なため、ブルー系カラーとの相性が良く、発色も鮮やかです。ボディSide／Backとネックはマホガニーのため、ややトーンは落ち着いておりますが、ボディTop同様に木目が見えるシースルーカラーとなっております。
良質な木材と、高い塗装技術で鮮やかなブルーカラーがワンランク上の表現になり、非常に透明感がありながらも洗練された印象に仕上がりました。
"Beveled edge"ピックガード
ギターピックガードはシェイプや色味を変えることで、そのギターの「顔つき」ががらりと変わります。演奏時のボディ表面保護の役割だけでなく、ルックス面においても非常に重要なパーツといえます。
今回のJ-45 Standard Bluebonnetにはピックガードのエッジにベベルド加工を施したティアドロップ・タイプを指定いたしました。
通常のJ-45 Standardに取り付けられているピックガードよりもやや厚みもあり、オーダーモデルらしい特別な「顔つき」をさらに印象付けるに一役買っております。
"J-45 Standard"
ベースモデルはJ-45 Standardとしております。
ネックはナット幅43.8mmのスリム・テーパー・プロファイルで、近年のGibsonアコースティックギターではお馴染みのネックシェイプです。
ステージやレコーディング等の環境でもすぐに演奏できるようL.R.Baggs Element VTC ピックアップがマウントされております。所謂アンダーサドルタイプのピックアップですので、ハウリングにも強く、バンドアンサンブルのなかでも埋もれにくい輪郭のはっきりとしたサウンドを出力します。
※Dealer Select オーダーとは？
2024年より「PSL（Pre-Sold Limited）」の呼称が「Dealer Select」へ変更されました。
従来のオーダープログラム内容から大きな変更はなく、主にGibson正規ディーラーによるカスタムオーダーで、ワンオフアイテムとして生産されるM2M（Made to Measure）とは異なり、同一モデルを数本単位でオーダーするプログラムです。
サウンドデモンストレーション・YouTube動画
（演奏：横浜店アコースティックギター担当スタッフ・渡邉）
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