【中古】Paul Reed Smith(PRS) / 1989 Signature #354 Whale Blue Brazilian Rosewood 【御茶ノ水本店】

【Signature】
Paul Reed Smith氏自身が設計・監修し、1986年から1990年頃まで製造された限定シリーズの一部で、後のArtistシリーズ、現在のPrivate Stockの起源となった当時のハイエンドモデルとなります。

ヘッドストックにはPaul Reed Smith氏の直筆のサインが書き記されております。

【ボディ・ネック・指板】
ボディには細かくびっしりと杢目の入ったフレイムメイプルトップ、マホガニーバック、マホガニーネックと王道の組み合わせ。指板にはブラジリアン・ローズウッド(ハカランダ)を採用。

ネックシェイプにはナット幅約42.0mmのRegularネックを採用。適度な厚みと幅でしっかりしたグリップ感がお好みの方にオススメです！

【ハードウェア】
チューナーにはウィングロック・チューナーを搭載。
このチューナーは、画期的なウィングロック機構を採用しており、弦の交換を飛躍的に簡単かつ迅速にする革新的な設計となっています。チューナーのノブを回すだけで弦が確実にロックされるため、従来のように弦をストリングポストに何重にも巻き付ける必要がなく、そのため、弦同士の摩擦によるチューニングの狂いを最小限に抑えることができます。また、弦の交換時にはウィング部分(爪の部分)を回すだけで簡単に弦を取り外すことができ、素早い弦交換が可能です。

このウィングロック・チューナーは、ドイツのシャーラー社によって製造されており、耐久性と信頼性にも優れています。

ブリッジにはジョン・マン・カンパニー製のトレモロユニットが搭載され、現行のトレモロとは異なり、ブリッジベースプレートとサドルマウント部分が一体となった1ピース構造となっております。
ベースプレートが複数のパーツを組み合わせたものではなく、ひと塊の金属から削り出されているため、プレート全体の振動伝達効率が非常に高く、サステインや倍音が豊かとされております。

【ピックアップ】
ピックアップには1989年頃まで採用されていた「Standard Treble / Standard Bass」を搭載。
製作するギターのトーンも含めて完全にオリジナルなものにするために、Paul Reed Smithが開発したピックアップで、Custom 24のキャラクターを決定づける重要なピックアップとなりました。

アルニコマグネットを使用し、引き締まった中域、キラリとした高域が特徴で、荒々しいサウンドはこのピックアップならではのサウンドです。

また初期モデルにのみ採用される「スウィートスイッチ」も搭載され、このスイッチをオンにすると高域をマイルドにするトーンシェイプがかかる仕組みとなっております。

【コンディション】
塗装の退色があり、その他細かな擦り傷や打痕が点在しておりますが、製造年を考慮すると比較的使用感の少ないコンディションで大切に保管されていたことが見て取れます。またスプリングハンガーがKahler製のものへ交換されております。

ネック、フレット・トラスロッド等、演奏に関わるコンディション全て問題ございません。
また入荷時、当社リペアセンターにて全体調整とクリーニングをしておりますので、安心してお使いいただけます。