Gibson Custom / Murphy Lab Acoustic Collection 1955 J-45 Light Aged Vintage Sunburst ≪S/N:21455012≫ 【心斎橋店】

Murphy Lab Acoustic Collectionに新たなモデルがラインナップ！

2021年に発表されたGibson Custom Shop Murphy Lab Collection。

Murphy Lab Collection Les Paul Standardをはじめとした「究極のヴィンテージ・リイシュー」は、科学的検証に基づく最新の技術を駆使して、新品のギターにヴィンテージのルックスとフィーリングをもたらすエイジングを施し、世界中のミュージシャン／ギタリストから高い評価を得ております。

そして2023年にそのMurphy Lab Collectionから待望のアコースティックギターがリリースされ、世界中のGibsonファンが歓喜しました。

素晴らしいエイジング技術だけでなく、改めてヴィンテージさながらのサウンドクオリティの高さに驚嘆した方も多いことでしょう。

そして2025年、進化を続けるMurphy Lab Acoustic Collectionは、満を持して新たなモデル群がラインナップに加わることとなりました。

1955 J-45 Light Aged

ギブソンJ-45は1942年に初登場し、ミュージシャンからの幅広い支持、無駄のないシンプルさ、控えめな優雅さから、すぐに「Workhorse（働き者）」の愛称で呼ばれるようになりました。史上最も多く録音に使用されたアコースティックギターの一つであり、ギブソン史上最も売れたアコースティックモデルです。

1955年はJ-45モデルの歴史において重要な年です。この年、ギブソンはJ-45の指板を1フレット分延長し、20フレット目を追加しました。同時期に、初期モデルで使用されていたティアドロップ型ピックガードは廃止され、より大型の50年代スタイルのピックガードが採用され始めました。

ギブソン・カスタムの熟練アコースティック・ルシアーがモンタナ州ボーズマンで丹念にハンドメイドで製作する1955 J-45 Light Agedは、往年の1955年製J-45を驚異的なレベルで再現したモデルです。

ヴィンテージの仕様に忠実な装飾と特徴を備えており、エッジに丸みをもたせたマホガニーボディ、トップはサーマリーエイジド加工を施したシトカ・スプルースを採用し、長年愛され熟成されたヴィンテージギターのような甘美な音色を実現しています。

マホガニーネックは多くのユーザーにとって馴染のあるラウンド・プロファイルを採用し、ダブテイルジョイント方式でボディにニカワを用いて接合されています。

ローズウッド指板上にはマザー・オブ・パールによるシンプルなドットインレイ、ヘッドストックにはクリームボタンのヴィンテージスタイルGroverストラップチューナーを装備しています。

Light Aged

マーフィ・ラボの熟練ルシアーによるライトエイジング加工が施されています。サウンドホール周辺のピック傷、軽い打痕、丸みを帯びたエッジに加え、ユニークなラッカーチェックのパターンが全体に施されています。軽くエイジング加工を施したハードウェアが相まって、ギブソン黄金期のヴィンテージギターが持つ独特の個性、雰囲気、フィーリングを再現しています。

Murphy Lab Acoustic Collection

マーフィー・ラボ・アコースティックは、ギブソン・モンタナ工場内に新たに設けられたカスタム品を製作する部門です。マーフィー・ラボ・アコースティックで生み出される製品は、トム・マーフィーの数十年に及ぶヴィンテージギター研究の成果と知見を出発点として、開発が進められてきました。

塗装はマーフィー・ラボ専任のスタッフにより塗布され、カラーのペイント時には、ヴィンテージギターの酸化した状態（エイジングした状態）を再現するために通常のモデル群とは異なる塗装プロセスが実践されています。酸化した状態のウッド材の再現とそれに塗布するリアルなバーストもしくはカラーの再現、というプロセスが行われています。

ラッカーについては、通常のモンタナ製品で使われているラッカーとは別で、マーフィー・ラッカーが使用されています。モンタナで使用されているマーフィー・ラッカーは、ナッシュビル・カスタムショップで使用されているマーフィー・ラッカーとは別に調合されたものです。マーフィー・ラボ・アコースティックの製品は自然にウェザーチェック（ラッカーチェック）が生じるよう、通常品に使用されているものよりも硬い性質をもったラッカーが使用されています。

※クラックやチップが入りやすいラッカーの性質により、ご購入後でもご使用環境により、自然なウェザーチェックが進行する場合がございます。ヴィンテージギターを再現する本製品のコンセプトによるものとなりますので、製品上の問題はなく、正規保証の対象外となります。予めご了承くださいませ。

マーフィー・ラボ・アコ―スティック製品の最大の魅力は、紛れもなくサウンドです。マーフィー・ラッカーは硬く砕けやすい性質で、なおかつ塗膜が薄いため、ギター自体が弦振動に対し非常に敏感に反応する状態となっています。それにより、通常のソフトな性質を持つラッカー塗装のギターと比べて鳴りを減衰させる要素が少なくなり、非常に幅広いダイナミックレンジが得られるようになります。マーフィー・ラボ・アコ―スティック製品は、フィーリング、プレイに対する反応、生鳴りの豊かさ等、格別な演奏体験をギタープレイヤーにもたらします。

主な仕様

Shape : J-45
Top : Thermally Aged Sitka Spruce
Side and Back : Mahogany
Binding : Multi-ply Top, Single Ply Back
Neck : Mahogany
Profile : Rounded
Nut Width : 1.725" / 43.815mm
Fingerboard : Rosewood
Scale Length : 24.75" / 628.65mm
Number of Frets : 20
Nut : Bone
Inlay : Mother of Pearl Dot
Bridge : Traditional Belly-up; Rosewood
Tuner : Grover Strap with Cream Button
Plating : Nickel
Case : Lifton Hardshell