Martin / D-X2E Billy Strings 【SN 2932026】 【梅田店】

彼の所有する1940年製D-28にインスピレーションを受けながら、ファンやプレイヤーのどちらにとってもより手に取りやすい価格を実現したモデル。

D-28 Billy Stringsと同じユニークな約635ｍｍの弦長と約43.6ｍｍのナット幅を特徴としており、快適な演奏性を保ちながら高速で複雑なフレーズをより簡単に演奏することが可能。

ボディのサイドとバックはブラジリアン ローズウッド パターンの ハイプレッシャーラミネート(HPL)を用い、トップ材には単板のスプルース、ブレーシングにはスキャロップされたエックスブレーシングを採用しており、ペグにはGroverのオープンギア、指板とブリッジにはエボニーを使用しているため、D-X2Eの名前を持ちながらも上位機種のRoadSeriesも顔負けの優れた仕様とサウンド。
弾いてみると響きの迫力と重厚さに驚きます。

ドレッドノートながらわずかに短い弦長と僅かに細めのナット幅により手が大きくない方でも弾きやすい仕様になっており、ビリーストリングスを知らない方でも長く引けるちょっと上質な一本としておすすめできるモデルです。ぜひこの機会にお手に取ってみてください！

【ハイプレッシャーラミネート材(HPL)】
集成材の一種。Martinファクトリーで作られる多くのギターは良質な木材を使用しており、楽器になることができなかった端材ももちろん上質な木材です。

HPLはその端材を集め加工、高圧で圧縮をし再度一枚の板に再形成した素材。

非常に剛性が高くボディ材においては通常木材では約3ｍｍ程の所、凡そ1ｍｍ程の厚みで形成が出来る上、湿度の変化に強い特性があります。

その為外に持ち出したり、様々な環境で演奏するのに向いており近年の演奏ニーズに合った素材と言えます。
サウンド面では低音・中音がより太く響き、小さなボディでも安定感のある響きとなる傾向にあります。

大きなボディではボディサイズにおける迫力をさらに向上させたような太く、温かいサウンドが楽しめます。

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