Matchless DC-30 / 1994 入荷しました!!
2014-11-23
さて何のサインかご存知でしょうか?w
これで分かった方はMatchless マニアでしょう!!
今日は、渋谷店で在庫しておりますMatchless DC-30についてお話したいと思います。
Matchlessnは1989年マーク・サンプソンにより、世に送り出されました。1996年に一度倒産してしまいますが2001年に復活を果たし、今に至っているブテッィクアンプの代表的メーカーでございます。
そんなMatchlessですがMatchlessと聞けば一番最初に思いつくのが【DC-30】でしょう。
DC-30はクラスA回路で作動し、VOXのAC30を参考に設計されたCLEAN & CRUNCHサウンドが特徴で今日までのギターアンプに多大な影響を与えたアンプと言っても過言ではありません。
さてさて今回入荷したモデルはマーク・サンプソン期94年製のDC-30です!!
89年から一度倒産する96年までをマーク・サンプソン期と言われております。現在のMatchlessも素晴らしいサウンドですがマーク・サンプソン期のアンプはより倍音たっぷりで艶があり、レスポンスが早い極上のアンプとされています。
当店のDC-30は94年製でございますので一番脂が乗っている時期の個体ではないでしょうか。。
※ちなみにDC-30に関しては91年頃から発売されています。91年から93年まではプラスチックハンドルでしたり、ブランドのロゴが青く光るのが特徴だったりで大まかに見分けることが出来ます。もちろんトランスやポットで判断をしておりますが。他にも見分け方はございます。気になる方は是非店頭でお尋ねくださいw
さてさてそれでは詳しく見ていきましょう。

基本GRAY レザーが多いDC-30ですがこの個体はShower Curtain レザーにSilver グリルという中々レアなカラーリングとなっています。見れば見るほど味わい深い色合いになっていますね。
キャビネット内の写真です。Matchless特注のセレッションスピーカーです。

知っていますでしょうか?
「M」の金文字と周りの黒い枠の色が最初期のスピーカーです。今回は反転しているモデルですので最初期ではございませんが比較的古いロッドのスピーカーです。
あっ見分ける方法を一つ言ってしまいましたw
左右のスピーカーのワット数が違うのはMatchlessファンはご存知かと思います。
トランス達です。パワートランスもアウトプットトランスも94年製です。


次はシャーシ内部の画像です。


プリント基板は一切使用していません!!きれいにパーツが並べられ丁寧にハンダ付けされています。真空管は交換されておりますが内部パーツに関してはオリジナルとなっております。
今回の商品にはなんと純正のカバーが付いております!!

いかがだったでしょうか?
ブライトインターナショナルのシールは貼っていませんが100V使用になっている点、付属品等での
判断で恐らく正規輸入品だと思われます。
この機会に是非、マーク・サンプソン期のDC-30をお試し下さい!!
詳細画像とご注文ページはこちら!!
※ちなみに言い忘れましたが冒頭写真のサインはこのDC-30の製作担当者のサインと日付ですw