HEADRUSH / PEDALBOARD解説!

いつも石橋楽器店をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
新宿店2Fアンプ・エフェクターフロア担当:久保です。

2017Winter NAMM Showにて発表され、非常に話題となっているHEADRUSH / PEDALBOARD

今回はそのHEADRUSH / PEDALBOARDの内部機能等ご紹介してまいりたいと思います!
まだまだ情報が少ないHEADRUSH / PEDALBOARD、是非ご参考にして頂ければと存じます。
早速ではございますが、ご紹介してまいりましょう!

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こちらが話題沸騰中のHEADRUSH / PEDALBOARDです。
まず目に付くのは大きなカラーディスプレイでしょう。
こういったハイエンド機器は画面がそこまで大きな物はなく、カラーディスプレイというのも中々ありませんでした。現在はLINE6 HELIXくらいでしょうか。
それを遥かに凌ぐ大きさのディスプレイを搭載し、一目見ただけで操作性が良さそうなのが伝わってきますね。

操作するノブも7つとかなり少なく、洗練されたルックスを持っております。
『操作するノブが少なかったら操作は凄い複雑なんじゃないの?』という疑問を持つのは至極当然かと思いますが、このHEADRUSH / PEDALBOARDはそんな杞憂も吹っ飛ばすある素晴らしい機能を持っております。
散々騒がれているので、皆様既にご存知の方も多いかと思いますが、実はこのディスプレイ、タッチパネル式となっております!

今時はスマートホンでタッチパネル式というのは世間に凄い浸透しておりますし、そこまで驚くものでもないのかもしれませんが、このハイエンド機器にタッチパネル、という組み合わせがやはり素晴らしく、煩わしい操作等なくいつものスマートホンと同じようにタッチ、長押し、スライドといった操作で音作りが可能なのはやはり現代っ子からしたら嬉しいのではないでしょうか。

では内部機能を詳細にみていきましょう!

■エフェクトモデルの切り替え


内部エフェクトモデルの切り替えもタッチパネルでスムーズに行えます。
今回は分かりやすくアンプモデルを変更してみましょう。

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まずは変更したいエフェクトブロックをタッチ。するとその選択されたブロックに緑色の枠線がつきます。これが今選択中のブロックです、という意味ですね。

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その状態で、左側の大きなジョグダイヤル、『PUSH TO ENTER』と記載のあるノブを押します。(回せるだけでなくボタンにもなっております)

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するとこちらの画面になり、下段のMODEL部分をタッチして頂くとエフェクトモデルがずらっと記載されておりますので、お好きなモデリングをタッチして完了です。非常に簡単操作ですね。
更に本邦初公開!HEADRUSH / PEDALBOARDに搭載されているアンプモデルをずらっと羅列してみました!是非ご購入のご参考にしてください。(2017/06/30現在の情報です)

・TWEED DELUXE
・TWEED BASS
・BLACK LUX VIB
・BLACK LUX NORM
・BLACK VIB
・BLACK SR
・BLACK MINI
・J45
・AC HI BOOST
・BLACK DUO
・PLEXIGLAS VARI
・PLEXIGLAS 50W
・PLEXIGLAS 100W
・BLUE LINE BASS
・LEAD 800 100W
・M-2 LEAD
・SL-100 DRIVE
・SL-100 CRUNCH
・SL-100 CLEAN
・TREADPLATE MODERN
・TREADPLATE VINTAGE
・MS30
・RB-01B RED
・RB-01B BLUE
・RB-01B GREEN
・LEAD 800 BASS MOD
・SL-100 EXT RANGE
・LEAD 800 BRIGHT
・BLACK SHIMMER
・DELUXE GAIN MOD
・PLEXI EL84 MOD
・AC HI BOOST MOD
・BLUE LINE SCOOP


■エフェクトチェーンの切り替え


物凄く細かい切り替えは現時点では不可能ですが、繋ぎ順も直列、並列等切り替えが可能です。
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通常は直列配線になっております。左からずらっとシールドが各ブロックを通っているのが分かりますね。

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並列の配線も現時点では2種類用意されており、ご自身のお好きなようにブロックの設置が可能となっております。
空間系のエフェクト等はやはり並列にかけたいという方が多いのではないでしょうか。もちろんそういったニーズにも対応しております。

切り替え方は簡単。画面下のTAILという文字の右側にある□が並んでいる部分をタッチ、それだけで直列⇔並列の切り替えが可能です。
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ちなみにTAILは空間系エフェクトをオフにした際に残響音を残すか残さないかを設定するボタンです。こちらももちろんタッチで切り替わります。

■エクスプレッションペダルの切り替え


筐体にはエクスプレッションペダルはひとつしかついておりませんが、ひとつのペダルでふたつの役割を果たします。

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通常はペダルの上部に『A』の表記がございますが、つま先部分を踏み込んでいただくと、

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『B』に切り替わります。通常はボリュームペダルとして機能し、踏み込んだ際にワウペダル、といった使い方も可能になっております。

■フットスイッチアサイン


設置したブロックのフットスイッチへのアサイン方法です。
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通常のレイアウト画面右上の『…』をタッチすると、

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メニューが出てまいりますので、HARDWARE ASSIGNをタッチ。

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すると上記の画面が出てまいりますので、現在空のフットスイッチ(+表記)の部分をタッチすればどのエフェクトをアサインするかを選択が可能です。
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アサインが完了したらフットスイッチ上部の小さいディスプレイに現在そのフットスイッチに何のモデリングがアサインされているかが表示されるようになっております。

また、通常は『TOGGLE』というフットスイッチを押したらオン、再度押したらオフ、といった通常のエフェクターと同じ挙動ですが、この『TOGGLE』部分をタッチして頂くと、『HOLD』へと切り替わります。
『HOLD』はいわゆるアンラッチ機能で、通常はエフェクトオフ、そのフットスイッチを押している間だけエフェクトがオンになる機能です。

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応用編として、上記画像のように同じエフェクトブロックを別々のフットスイッチにそれぞれアサイン。(上記画像では下段左から2番目、上段左から3番目のDYNIII COMPが該当)
それぞれの挙動を『TOGGLE』『HOLD』と別々にしておけば、下段左から2番目のフットスイッチは押すごとにコンプのオンオフが出来、上段左から3番目のフットスイッチは押す間だけコンプがオンになります。



いかがでしたでしょうか。
音に関してはすでに様々なデモ動画等出回っているので今回は割愛し、使い勝手や操作方法をご紹介させて頂きました。
次回は音に関しても触れながらもう少し詳細設定等ご紹介してまいりたいと思います。

今回も最後までご覧になって頂きまして、誠にありがとうございました。
次回もお楽しみに!

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