Fractal Audio Systems FX8の実機を触って参りました!
2015-01-17 いつもイシバシ楽器店のブログをご覧になって頂きまして、誠にありがとうございます!新宿店Fractal担当:久保です。
先日は公休を利用して弊社WEB SHOP勤務スタッフ阿部と渋谷店スタッフ上田と共に
、Fractal Audio Systems等の輸入代理店を務めるオカダインターナショナルにお邪魔して参りました!その目的は…

皆様気になって仕方がない、Fractal Audio Systems FX8の実機を触って参りました!
触ってみて分かった事、出来る事、興奮した事wを記載して行きたいと思います。
主な機能は前回の記事にも記載した通り、現状ではAxe-Fxからアンプ、キャビネットブロックを抜いたような物です。しかしながら全く違う部分もございます。まずはこちらをご覧ください。

画面上に8つのエフェクトブロックがあり、数字の振られているフットスイッチでそれぞれのブロックのリアルタイムでのオンオフが可能になっており、設定でプリセット切り替えにももちろん変更可能です。
エフェクトブロックの切り替えに設定している場合は、各フットスイッチを長押しする事によりX/Yとパラメーターの変更も可能です。通常はXのパラメーターですが長押しする事によりYのパラメーターになると同時に、YのLEDが点灯します、分かりやすいですね。
それでは次に行ってみましょう!こちらをご覧ください。

Axe-Fxではなかった画面ですね、左上に表示されている数字は何だか分かりますか?分かる方はFX8の予習をめっちゃされている方ですねw
そう、今回FX8では4CM(4ケーブルメソッド)という機能が搭載されているのですが、プリ、ポストのブロック数が記載されているんですね!
例えば4/4であればプリに4つ、ポストに4つのブロックを使用出来、6/2であればプリに6つ、ポストに2つと言った感じです。
もちろん0/8や8/0と言った事も可能で、それをプリセット毎に設定が可能です。ですので曲によってはディレイをアンプのインプット前やセンドリターン、と使い分けが出来たり、DRVブロックであれば同じ設定でプリ/ポストと使い分ける事によってゲインブースター、クリーンブースターと使い分ける事が可能になっております!
例えばアンプがクリーンの際はインプット前にディレイをかけ、アンプをドライブさせると同時にディレイをセンドリターンに持って行く、といった事や、同じくアンプがクリーンの際はDRVブロックでオーバードライブを使用しクリーン、オーバードライブを切り替えられるようにし、アンプをドライブチャンネルにすると同時にDRVブロックをセンドリターンに設定しクリーンブースターに、といった事がシールドの抜き差しなくプリセット切り替えだけで行えます!これは興奮せざるを得ないですねw
実際Axe-Fxでもこの機能は使えるのですが、FX8では現段階でAMPブロックを抜いている事を考えると、やはりAxe-Fxとは違い、アンプと共に使って真価を発揮出来る物のようですね。

また、もちろんエフェクトは直列、並列共に対応致します。シリーズ、パラレルを選択すると右側に図で表示されとても分かりやすいですね。
それでは次に行ってみましょう!背面入出力系統部分です。

少し見辛いですが、先述した4CMに対応出来るよう、多くの入出力ジャックが搭載されております。
RELAY端子はステレオ端子となっており、内部に新しく追加されたRELAYブロックを用い、TIP、RING、もしくは両方でのファンクション切り替えに対応します。アンプのチャンネル切り替え(フォン端子対応)やラッチでのチャンネル切り替えが可能なエフェクター等にも使えますね!
またMIDI入出力も搭載し、こちらも同じく内部に新しく追加されたMIDIブロックがあり、そこでPC、CC共に送信が可能になっております。

またこちらもAxe-Fxでも搭載されておりましたがFX8になって大分押し出されている機能、ルーパーです。
Axe-Fxではブロックを1つ用いましたが、FX8ではどのプリセットでも常時すぐ立ち上げる事が可能になっております。テンポを半分に落としての再生やリバース再生などもあり、ルーパーだけでもかなり遊べそうですね。モノラル8分、ステレオ4分までの録音が可能です。
如何でしたでしょうか。
駆け足でのご案内となりましたが少しでも皆様のご参考になれば幸いでございます。
何かご不明な点等ございましたらご遠慮なくお問合せくださいませ。
今回も最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。
次回もお楽しみに!☆