実機所有スタッフによるAxe-Fx解説!第一弾!
2015-04-19
Axe-Fx解説ブログをまとめました。こちらから御覧下さいませ。
■4/19追記!
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いつも石橋楽器店をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
新宿店2Fアンプ・エフェクターフロア担当:久保です。

今回は担当も愛してやまない、FRACTAL AUDIO SYSTEMS Axe-Fxについて軽く語らせて頂きたいと思います。

店頭でも大人気で、連日お試しが止まらないAxe-Fx。
名前は知ってるけど弾いた事ないという方や友達が持ってて自分も気になる!という方、好きなアーティストが使っていて自分も欲しい!という方様々だと思います。
新宿店はイシバシ楽器店の実店舗では販売数ナンバー1を誇ります。ご検討中の方は是非新宿店へご相談ください。
今やマルチエフェクター、プリアンプという枠を越え、新たな地位を確立しているFractal Audio Systems Axe-Fx。
今回は実機所有のスタッフによりAxe-Fxを徹底解剖、Axe-Fxの真価に迫ります。
2Uサイズとコンパクトで取り回しが良いながら、生み出すサウンドはプロアマ、国内外問わず数多のギタリスト、ベーシストを虜にし、初代が発売して約5年経った今なお現在、ファンを増やし続けているモンスターマシンです。かくいう私も所有しておりますw毎日弄り倒してますが、日々新しい発見があり、全く飽きませんw
また、基本的な部分はAxe-Fx II、Axe-Fx II XLも一緒なので、下記に記載致します文章はどちらでも対応出来ます。
どっちを買っていいか分からない!という方は是非ご相談ください、長々ご案内させて頂きますw
まずはFractal Audio Systems Axe-Fxとは何か?という事ですが、多くの方は2Uサイズのマルチエフェクター、プリアンプと答えるでしょう。
もちろんそれが正解なのですが、個人的な意見だと、Axe-Fxはマルチエフェクター、プリアンプという概念を越え、ギターシステムが一つに纏まった物なんじゃないか、と思います。
内蔵されているエフェクト群、アンプモデリング群は非常に精度が高く、使用者によって使用方法も異なります。
その高品質なエフェクト群に魅了されている方はアンプのセンドリターンに繋ぎマルチエフェクターのように、
その真空管アンプさながらのサチュレーションを誇るアンプモデリングに魅了された方はパワーアンプを別途用意しキャビネットへ、もしくはアンプのリターンに繋ぎアンプからエフェクターまで全てを賄ったりと、使用方法は様々。必ず貴方のシステムの要になることでしょう。
もちろん近代のミュージックシーンには欠かせないDTMにも対応。オーディオインターフェース機能も付いており、他の追従を許しません。
まず、店頭でよく聞く声としては、やはり「いいのは分かるけど使いにくいんでしょ?」という物が圧倒的に多いですが、実際は全くそんな事はございません。
かなり奥深くまで徹底的に音作りするのであれば、やはりそれなりに理解は必要ではございますが、実は基本操作はマルチエフェクターを弄られた事がある方であればすぐに覚えられます。
もちろん、今回のこの文章でマルチエフェクターを弄られた事のない方の為にも分かりやすくご説明出来れば、と思っておりますのでAxe-Fxをご検討中の方はもちろん、すでに所有されている方にも改めていかに操作性が良いか、簡単にいい音が作れるかを再確認出来る場にしたいと思います。
まず、好みのサウンドを見つけてみましょう。
膨大なプリセットが初期出荷時から内蔵されており、その中から好みに近いサウンドを見つけます。
プリセットを呼び出すにはRECALLボタンを押し、ジョグダイヤルで選択します。
次に、好みのサウンドを見つけたらそのプリセットを元に、自分だけのプリセットに変えていきましょう。
LAYOUTボタンを押す事により、そのプリセット内のエフェクター、アンプモデリングの配置がディスプレイに表示されます。

基本的にプリセットはエフェクトがめちゃめちゃ掛かった状態で記憶されている物が多いので、まずはアンプモデリング以外のエフェクトをオフにしてみましょう!
ナビボタンでアンプモデリング以外のエフェクトを選択し、FXBYPボタンを押します。実線で囲まれた物が現在オンになっており、点線で囲まれた物が現在オフの状態です。アンプモデリング以外を点線にしてみます。

するとアンプ直のサウンドになります。もちろんデジタル機器なので、エフェクトの接続をしていても実際にシールドを繋いでいる訳ではないので、音痩せという概念とは無縁です。
さて、アンプモデリング以外をオフにしたら今度はAMPにナビボタンを合わせ、EDITボタンを押します。

するとアンプの設定を変えてあげる事が可能です。
TYPEでアンプモデリングの切り替えが可能で、イコライジング等もかなり細かく設定可能。

PAGEボタンを押してあげれば設定画面を切り替える事が可能です。
好みのサウンドは出来ましたか?
まだまだデジタルっぽいですか?では次に本当のアンプが鳴っているような空気感のあるサウンドに設定をしてみましょう。
RECALLボタンを押し 、エフェクトチェインの画面に戻ります。
次にCABにナビボタンを合わせ、EDITボタンを。
そうしたら今度はキャビネットの設定が可能です。
キャビネットのモデリングも12インチ一発や4×12のキャビネット等様々なメーカーやスピーカーのモデリングがあり、更にマイクの設定も可能。

また、PAGEボタンを押して頂くと、このような画面が出てきます。

大体のプリセットではAIRが0に設定されていますが、こいつを上げて頂くだけで、まるでアンプをマイク録りしたようなサウンドに劇的に進化します。
生バンドで合わせるのであれば、確実にこのツマミを上げて頂くのがいいかと思いますが、逆にDTMなどで使用する場合は下げて頂いた方がオケ等と馴染むかと思いますので、お好みで使い分けてみて下さい。
もう少し音圧が欲しいですか?
では次に行ってみましょう。
NAVIボタンでCABに選択し…もう一度下を押してみましょう。

何もないところ?いえいえそんな事はございません。そこでジョグダイヤルを回すと…
新しいブロックが追加されました!さぁ、回し続けてCAB2を呼び出します。

次にNAVIボタンをAMPに合わせENTERを押します。するとAMPから次に繋げたい物を選択出来るようになります。
CABには既に繋がっているのでCAB2に合わせ再度ENTERを。そしてCAB2でENTERを押し、OUTPUTまで持って行きましょう。


先程までとは打って変わって、めちゃめちゃ音圧のあるサウンドに変化しましたね!もちろんこちらのCAB2も、スピーカーの設定や空気感の設定等可能になっておりますので、お好みに合わせてセッティングしてみて下さい。
ちなみにTUNERボタンを押すとチューナーが起動します、そのまんまですねw

如何でしたでしょうか。
今回はアンプの部分の簡単なご説明でしたが、次回はエフェクト部分やMIDI、パソコンでのエディットやアップデートのやり方について、軽く語らせて頂きたいと思います。
もちろんアンプの部分もまだまだ弄れる部分はかなりありますので、もっと深く知りたい!という方は是非新宿店へご来店下さい。
冒頭でも述べさせて頂きましたように、実機を弄りながら長々ご案内させて頂きますw
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Fractal担当:久保がお送り致しました☆
それでは次回でお会いしましょう!
次回もお楽しみに☆