第2弾はEP-3です。【vintage】
2017-10-11 いつもイシバシ楽器のご利用誠にありがとうございます。新宿店サブマネージャーの在原です。
いきなりですが前回のブログMaestro / Echoplex EP-1についてはいかがだったでしょうか??まだ見ていないという方はぜひこちらをご覧ください!!
Maestro / Echoplex EP-1のブログはこちらからどうぞ
さて本日はMaestro / Echoplex 第二弾でございます。今回はEP-3を覗いてみましょう!!商品はこちら!!

Maestro / Echoplex EP-3 販売価格 198,000円 (税込)
Echoplex EP-3の詳細はこちら
ジミー・ペイジやエディー・ヴァンヘイレンなど数多くのアーティストに使用された名器と言われるEP-3です。特にエディー・ヴァンヘイレンの初期ブラウンサウンドにはアンプだけでなくこのEP-3も影響しているのではないでしょうか。またエディー・ヴァンヘイレン本人は機能をOFFにして純粋にプリアンプとして使用していたとも言われています。さてそんなEP-3ですがEP-1やEP-2と違い、ソリッド・ステート式を採用しているのはみなさんご存知ですよね。
それでは見ていきましょう!!


シリアルNO.35150。外見やシリアルなどから判断すると70年代中期?後期のEP-3となります。テープカートリッジはオリジナルではございません。40年近く前のお品物ですし、テープは消耗品パーツですのでそこは仕方がない交換だと思います。



EP-3の内部になります。まずPot Dateが13778X0と見えます。POTは1点、ALPHAに交換されています。さらに一部抵抗、ハンダ修正などしていますが比較的キレイな状態を保っています。RCA 2N3053トランジスタやNORTRONICS T70-T2など純正部分も多く、しっかり残っております。今回EP-3の年式に関しては中心部モーター年式、及びPOT、シリアル等から推測して1978年?79年製の製品と判断しています。
さて肝心なサウンドです。
EP-1、EP-2に比べてスッキリしたサウンドが特徴です。本器を通した時に味わえるサウンドは劇的に変わる訳ではないですが中域帯が持ち上がりバンドアンサンブルでも埋もれないサウンドに変化します。もちろんエコーサウンドも一級品です。テープ接触部のクリーニングや各部クリーニング、その他メンテナンスを行っていますのでまだまだご使用が可能です。筐体も含めキレイな状態ですのでオススメです!!
今の時代だからこそ味わっていただきたいテープエコーです。
ぜひ当店でお試しください。