デザインは受け継がれる
2015-11-16 シェルの端に設けられた、
このくぼみ(凹)。

左は2014年製のサカエ、右は1980年代中盤製と思われるロジャースです。

“ドラムのキャデラック”とも呼ばれ、特別な地位を占めていたロジャース。

サカエは文句なく、今最も熱い支持を獲得しているドラムメーカーです。
“ビード(=継ぎ目)”と呼ばれるこのデザインは、製造上の必要によりすでに戦前に登場し、その後はサウンドを向上させる要素として存続します。
こちらは有名なラディック“スープラフォニック”。1960年代の一台です。

中心部分の凸型ビード。その後のメタルスネアに決定的な影響を与えた“センタービード”です。
現行のパールスネアです。(ラグも良い形をしています。)

ここで、ヤマハのアルミシェルです。

ヤマハの特徴は、
“凹”のセンタービードです。ラディックとは逆に、くぼませてあります。
サカエ社と、

ヤマハ社との40年にわたるパートナーシップは、よく知られています。
ロジャースは、

60年代には既にこの凹型ダブルビードシェルを開発しており、1970年代前半までは、ヤマハ社による国内販売を通じてのパートナーシップを結んでいました。
“真似した”とも言えますが、、
良いデザインは、受け継がれる。
そう考えてみることも、できるのではないでしょうか。
この銀色のスネア達。
サカエはサスティン豊かでソフト、ロジャースはタイトでパワーのあるサウンドです。

少し地味ではあっても、オールラウンドに活躍。
ドラマーにとっての白いご飯のような、ベーシックなスチールスネア。
実に奥深い魅力を秘めています。
この機会にぜひ、お試しください!!
(2階ドラムフロアスタッフ:沼田)
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