プログラマブル・スイッチャー、イマアツいです!!まる2。

フラッグシップモデルのご紹介&その前にMIDI規格について!

2015-06-22 ラーメンを食べました。

最近横浜近辺にできた都内のラーメン屋さんの支店なのですが、
このラーメン屋さんには深い思い入れがありまして
昔を思い出し、ついつい足が運びました。

違うお店なのに、変わらず美味しいラーメンでした。

初めて、このラーメン屋さんに連れてきてくれたあの人は
今も元気にしているでしょうか。

「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。」

魔女の宅急便ではウルスラが好きです。

横浜店 エフェクター担当です!

本日は前回に続いて、プログラマブル・スイッチャーのフラッグシップモデルのご紹介をいたします!

http://www.ishibashi.co.jp/sale-event/9889
↑前回の記事です。よろしければご一緒にどーぞ!

今回はエフェクターを使う方の中でも、特に「とにかくいっぱいエフェクター使うよ!」
そんな方に向けたスイッチャーをご紹介します!!

まず始めに、前回のブログの中に出てきた「MIDI」という言葉は覚えていますか?
わりかしさらっと文章に入れたので、気づかなかった方も多かったと思いますが
今回の内容に深く関わってくるので最初に
この「MIDI」とは何かからご説明いたします。

・「MIDI」とは

MIDI (Musical Instrument Digital Interface)の略で
現在、国際標準となっている電子楽器の規格のことです。

MIDI(ミディ、Musical Instrument Digital Interface)は、日本のMIDI規格協議会
(JMSC、現在の社団法人音楽電子事業協会)と国際団体のMIDI Manufacturers Association (MMA) により策定された、
電子楽器の演奏データを機器間でデジタル転送するための世界共通規格。
物理的な送受信回路・インタフェース、通信プロトコル、ファイルフォーマットなど複数の規定からなる。

元々は、キーボード、シンセサイザー用に開発された規格で、当時外部から実機をコントロールするという行為に対し、
メーカー間で規格が統一されておらず、色々な問題が発生しておりました。

その中、楽器演奏情報のデジタル化が進むにあたり1981年頃より各メーカー間で、デジタル信号による情報伝達の標準化について
本格的な話し合いがもたれるようになりました。

このメーカーの中には「YAMAHA」や「ROLAND」といった国内メーカーも参加し、1982年にアメリカで行われた会合で
最初のMIDI仕様が誕生し、世に広まっていきました。

・「MIDI」を使って何ができるか?

今では当たり前な事になっていますが、当時ではこんな「当たり前」な事も一苦労だったようです。
規格の共有化により、プレイヤーが様々な楽器を扱えるように、より汎用的に使えるようになっていきました。



・アンプチャンネル・エフェクトの切り替えが同期できる
・1台の鍵盤で、何台もコントロールできる
・DAWソフトのプラグイン音源のコントロールもできる
・MIDIファイルとして書き出せる


等になります。他にも色々ありますが、主だった使用例はこれらとなるのかなと思います。

また意外と知られていないで身近にあるMIDI規格といえば
通信カラオケや携帯電話の着信メロディの自動演奏装置などは、MIDIのデータなのです。(笑)

・MIDIメッセージ

MIDIメッセージとはいわゆる「命令データ」です。
例えば

・機材1と機材2をMIDIケーブルで接続します。
・機材1が機材2に命令データを送ります。

機材1がMIDIメッセージを送信する機材(MIDIコントロールスイッチャー等)、
機材2がメッセージの変更を受ける機材(MIDI機能付きエフェクター)とすると分かりやすいと思います。

MIDIチャンネルは全部で1?16チャンネルあり、プログラム変更のコントロールは0?127個あります。


それでは文章だけでは、あれなのでMIDIプログラムを実際に動かしていきましょう。

STRYMON / TIMELINE ディレイ 販売価格 56,160円 (税込)
            +
ONE CONTROL / Gecko -midi program Selector-
MIDIプログラムセレクター
 販売価格 11,232円 (税込)



138771 B

こちら繋いだ状態です。ONE CONTROL / Geckoのパネルに注目してください。
現在01とプログラムナンバーが表示されています。
これが00?127個、音色の切り替えがMIDIで行えるという意味です。

この01の音色をSTRYMON / TIMELINE上でEDITしてみます。

130341 B

こちら設定前のデフォルトの状態から

181080 B

ディレイタイムを変更してみました。

129766 B

これを保存してみて。。。

219592 B

01に変更したパラメーターが設定されました。

そしてONE CONTROL / Geckoには好きなプリセットをMIDIで保存できる機能が付いているので
せっかくだからやってみましょう!!

169515 B

今表示されているパネルに赤く00、緑色で1と表示されています。
これはプログラムナンバーが00、プリセットは1番となっているという意味です。
これを先 ほど作ったプログラムナンバー01に変更してみましょう。

184441 B

プログラムナンバー01、プリセット1番になりました。


ちなみにプリセットを切り替えると。。。

216899 B

プリセット2番はプログラムナンバー20の音色を使っていて、


228059 B

1番に戻すとプログラムナンバー01となっています。

簡単なMIDIによるコントロールは以上となります。
この時、注目していただきたいのは

「STRYMON / TIMELINEとONE CONTROL / Geckoはまったく違うメーカーの商品である」という点です。

違うメーカーの2つの機材が「MIDI」規格により同期し、コントロールや変更に対し、柔軟に対応しています。

つまりMIDI対応のスイッチャーとエフェクター同士なら、エフェクター切り替えと同じく、
エフェクターのプログラムチェンジもスイッチャー上で行えるという事ですね。

↑(やっと言えました、これが言いたかったんです。)

これが「MIDI」コントロールであり、前回と今回ご紹介する
プログラマブル・スイッチャーにも搭載されている機能です。

それでは前回と今回の記事を含めつつ、当店にあるフラッグシップモデルの
プログラマブル・スイッチャーです。商品説明とともにどぞどぞ?

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Musicom Lab EFX MK4  販売価格¥97,200 (税込)

Musicom Lab EFX は、他のオーディオ&MIDI スイッチャーでは代替え不可能な多機能スイッチャーとして生まれ変わりました。

ユーザーによっては「ここまでのスペックはいらないかな?」と思うかもしれませんが、
当店では、大規模ステージでプレイするプロミュージシャンから一般ユーザーまで幅広くシステム構築を行っている為、
多くのユーザーがスイッチャーの買い替えを余儀なくされる場面に遭遇しています。

スイッチャー導入当時は、
「エフェクター8個だから8ループあれば大丈夫」「MIDIはProgram Changeだけできればいいかな」と考えたりします。
しかし、新しいバンドをやるようになってエフェクターが増えたり、
MIDIでControl Changeを使えばマスターボリュームをプログラムできることが後々わかったり・・・など、
結果的にすぐにスイッチャーを買い替えたり、使いたい機能を使えないユーザーをたくさん見てきています。

そうならないように、Musicom Lab社では、長期的に使う事を前提としてスペックの決定を行いました。
Musicom Labの社長(=エンジニア)は、「世界一こだわる日本ユーザーの意見を多く取り入れたい」と言っていて、
常に日本からの意見や感想をメーカーにフィードバックしています。
その為、Musicom Lab EFX MK4は日本ユーザー専用に設計されたスイッチャーと言っても過言ではなく、
どのスイッチャーよりも納得していただけるスイッチャーになっています。

●こんなことが可能です(1)
Strymon、Eventide などのように多彩なMIDI 機能を持つコンパクトエフェクターが増えてきています。
それらの機能を最大限発揮させられるように、EFX MKIVのExpression Pedal は非常に多彩な設定が可能です。
例えば、プリセット1 ではディレイタイムを操作し、プリセット2 ではワウ半止めの位置で呼び出し、そのまま
足で踏みながらワウワウさせることも可能です。つまり、今までは複数のExpression Pedal を用意していた時で
もEFX NKIVであれば1 つのExpression Pedal ですべてが操作可能になります。


●こんなことが可能です(2)
これらの最先端オールインワン・アンプでは、MIDI Control Change を多用することで最大限の性能が発揮さ
れます。しかし、十分なMIDI Control Change 機能を搭載したスイッチャーが存在していない為、アンプメーカ
ーが用意した専用スイッチャーを使う事を強いられていました。しかし、EFFX MKIVがあれば、オールインワン・
アンプ+好きなコンパクトエフェクターのように、好きな機材を好きなように組み合わせて制御することが可能
です。

●こんなことが可能です(3)
1、 エフェクター10個とアンプのチャンネル(CH1,CH2,CH3)切替え、アンプのリヴァーブのオンオフをプログラム可能です。
2、エフェクター10個のうち、6個をアンプの前に、4個をアンプのセンドリターンに接続し、プログラム可能です。
3、エクスプレッションペダルで操作するものをプリセット毎に変更可能です。例えば、プリセット1ではディレイのディレイ
タイムを割り当てプリセット2ではリバーブのミックスを割り当てることも可能です。
4、 エクスプレッションペダルは、MinValue(可変最小値)、MaxValue(可変最大値)、Begine Value(プリセット毎の初
期値)が設定できる為、ワウ半止めも可能です。また、ヴォリュームを50%の位置でプリセットを呼び出し、0?100%まで可
変させることも可能です。
5、 PC(MIDI Program Change)が6個、CC(MIDI Control Change)が28個同時送信可能です。近年増えてきたモデリング
アンプやMIDIデバイの能力を最大限発揮できるMIDIコントローラーです。
6、 ボリュームペダルをしぽった時、ミュートした時にディレイなどの残響音を残すことが可能です。
7、 曲中の無駄な操作を無くす為、Song ModeとSet Modeを新設。1曲=1バンクを可能にしています。
8、 プリセット、バンクなどはコピーでき、タイトルをつけることも可能です。
※アンプ、エフェクターの機能・セッティングにより動作が異なる場合があります。

125 Preset+1Global Preset
10Loop(2Stereo Loop)
Low Noise&Natural Buffer
Tuner Jack
Popping Noise Reduction
4 Control Function(Latch or Momentary)

6 Program Change
28 Control Change
Expression Pedal (Global or Preset)
Copy Menu ( Preset、Bank、Song、Set)
Title Menu
SysEX Data Dump&Load
12VDC ( 300mA以上, Center Negative/5.5mm/2.1mm Barrel Jack )
Size 332(W) x 126(D) x 70(H) mm

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BOSS ボス / ES-8 Effects Switching System 販売価格 75,600円 (税込)

ペダルボードに驚異的な表現性を

ES-8はハイ・エンド・ユーザーのためのソリューションという明確なミッションを持って誕生した、革新的なエフェクト・スイッチング・システムです。音質を犠牲にする事なく、今まで不可能であった理想のセッティングがこの1台で可能です。スイッチャーの既成概念を覆す驚異的な自由度で、コンパクト・エフェクターによる表現の可能性は新しい次元へと突入します。ユーティリティ・ツールの域を超えた表現力を持つ洗練された筐体は、驚くほど柔軟にあなたの理想をかなえてくれます。この製品のスイッチを一度踏み込めば、コンパクト・エフェクターの持つ創造力が劇的に変化したことを感じられるでしょう。

・8 ループ(+ ボリューム・ペダル接続用追加ループ)のプログラマブル・スイッチング・システム
・こだわりのサウンドをピュアに保つアナログ回路設計
・インプット/アウトプット・バッファのon/off を個別に設定可能(アウトプット・バッファはレベル可変)
・信頼性の高いフットスイッチ(スイッチング・ノイズのミュート機能付き)
・自由に接続順を入れ換えられる、今までに無い柔軟なルーティング機能(パラレル・エフェクト・チェーンも可能)
・パッチ・ナンバーを表示する7 セグLEDとパッチ名を表示する液晶ディスプレイを搭載
・ツアー・ミュージシャンでも余裕の大容量800 パッチ・メモリ
・外部コントロール可能なエフェクト・パラメーターをメモリして集中管理
・各ペダルへの機能割り当てを完全カスタマイズ可能

制約からの解放、サウンド・メイクは別次元へ

ES-8の最大の特長は、エフェクターの接続順序を自在に入れ替えることができる、非常に自由度の高いルーティング機能です。これによりエフェクターの組み合わせによる音作りの幅が飛躍的に広がり、クリエイティブなイメージをそのまま音にすることができます。また、エフェクトを並列に接続できるパラレル・チェーン機能により、組み合わせの数はさらに増え、サウンド・バリエーションもますます広がります。これらのセッティングはパッチごとに保存しておき、ライブ・パフォーマンス時に簡単に呼び出すことができます。

システムの中枢で全ての機器を集中制御

ES-8は、様々な機器を外部コントロールするための端子が非常に充実しています。エフェクト・ループ8系統に加え、各2系統のコントロール出力TRSジャックが3つ、エクスプレッション用のTRS出力ジャックが2つ、フットスイッチやエクスプレッション・ペダル用のTRS入力ジャックが2つ、さらにMIDIの入出力など多数の端子を搭載、システムの中心として全ての機器を一括して集中コントロールすることができます。もちろん、他の設定と同じように、エフェクト・コントロールの設定もパッチごとに記憶させることが可能です。

研ぎ澄まされたサウンド・クオリティー

機能面での充実に加え、ES-8は音質にも徹底的にこだわっています。音質の劣化を最小限に抑え、信号のピュアさとノイズの少なさを追求したアナログ回路により設計されています。また独立してOn/Offすることができるバッファー回路をインプットとアウトプットにそれぞれ装備しています。これによって、ビンテージ・ペダルから最新のデバイスまで、どのような機器を接続してもベストな音質が得られるよう、パッチごとに設定を調整することができます。

真の機能美は、使いやすさとタフな設計

ES-8は音色作りのために設計されたスマート・ツールというだけではなく、デザイン的にも機能美を追求しています。過酷なツアーにも耐えられる設計のハードウェアに細かな工夫が詰まっています。ツアーミュージシャンにも安心の800パッチ・メモリ、パッチのネーミングも可能な視認性抜群のディスプレイ、フルにアサイン可能な耐久性の高いフットスイッチなど、第一線のプロの現場で選ばれる仕様となっています。

主な仕様

■ループ数
8(エフェクト・ループ)
1(ボリューム・ループ)

■パッチ
800

■ペダル
ナンバー・スイッチ×8
BANKスイッチ×2
MEMORY/MANUALスイッチ
MUTEスイッチ

■規定入力レベル
IN 1、2:-10dBu
RTN 1?6、RTN 7L、RTN 7R、RTN 8L、RTN 8R、RTN VOL:-10dBu

■入力インピーダンス
IN 1、2:1MΩ

■規定出力レベル
SEND 1?7、SEND 8L、SEND 8R、SEND VOL、OUT 1/L、OUT 2/R、TUNER:-10dBu

■出力インピーダンス
OUT 1/L、OUT 2/R、TUNER:1kΩ

■推奨負荷インピーダンス
10kΩ以上

■ディスプレイ
7セグメント3桁LED
16桁2行(バックライト付LCD)

■接続端子
IN 1、2端子:標準タイプ
SEND 1?7、SEND 8L、SEND 8R、SEND VOL端子:標準タイプ
RTN 1?6、RTN 7L、RTN 7R、RTN 8L、RTN 8R、RTN VOL端子:標準タイプ
OUT 1/L、OUT 2/R端子:標準タイプ
TUNER端子:標準タイプ
EXT CTL CTL 1/2、CTL 3/4、CTL 5/6端子:TRS標準タイプ
EXT CTL EXP 1、EXP 2端子:TRS標準タイプ
CTL IN EXP 1 CTL 1/2、EXP 2 CTL 3/4端子:TRS標準タイプ
MIDI端子(IN、OUT/THRU)
DC IN端子

■電源
ACアダプター

■消費電流
400mA

■付属品
ACアダプター
取扱説明書
「安全上のご注意」チラシ
保証書
ローランド ユーザー登録カード
ゴム足×5
ネジ×2

■別売品
フットスイッチ:BOSS FS-5U、FS-6、FS-7
エクスプレッション・ペダル:BOSS FV-500L、FV-500H、Roland EV-5

外形寸法 / 質量

幅 (W):439 mm
奥行き (D):137 mm
高さ (H):65 mm
質量:2.5 kg

以上2機種です。今後どんどん増やしていく予定ですが、

この2機種は操作性、ブランド性含めても
とてもオススメです!

是非店頭にご来店いただいて、実機を確認してみてください!

※ちなみにMUSICOM LABは今月のエフェクターブックに掲載されてましたので、宜しければご参考ください!!!

店舗情報

イシバシ楽器横浜店

YOKOHAMA STORE

〒220-0005

神奈川県横浜市西区南幸2-17-1 相鉄南幸第7ビル 2F / 3F

TEL:045-311-1484

営業時間:12:00 ~ 20:00

アクセス:【JR】横浜駅 西口(徒歩5分)

【相模鉄道】横浜駅 西口(徒歩5分)

【市営地下鉄】横浜駅 西口(徒歩5分)

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