1976年製 Guild G-41 Natural 【Vintage】
2015-06-13 4Fプレミアムギターフロアに、また1本興味深いヴィンテージが入荷致しました…
左側がその問題の個体です。右側に比較用としてMartin HD-28Vを並べましたが、「んん!?」と思わず唸ってしまう違和感。

ボディのアップを並べるとさらに違和感が増しますね(笑)

1976年製、Guild G-41です!
違和感の正体はそのボディサイズで、スプルーストップ、マホガニーサイド&バック、17インチ幅の、一般的なドレッドノートより一回り巨大な、超・ドレッドノートとも言うべき特大ボディ!ネックもボディに合わせて26 1/4インチのロングスケールが採用されています。Gibson L-5や同じGuildの中ではF-50等のジャンボ・ボディと同様のボディ幅に、それらのモデルよりも長いスケールのネックを組み合わせている…と言えばそのサイズ感が伝わりますでしょうか?
身長162cmの私が抱えてみるとさすがに大きさは感じるものの、意外にそこまで弾きにくさは感じず、むしろ身体にすっぽりとフィットしてくれる印象です。
鳴りはさすがにボリューミーかつ重厚。他を圧倒する迫力のサウンドを誇ります。
ピックでのコードストロークでは如何にも70年代のGuildらしい枯れていながら独特の重厚さを感じる無骨な鳴りを体感できます。しかしながらレスポンスにも非常に優れ、繊細なフィンガースタイル、ソロ・ギターなどにもハマるタイプです。
ボディサイズの大きいアコースティックにありがちな輪郭がぼやけたり、ブーミーに鳴ったりする印象は全く無く、音量がありながら音抜けも良いタイプで、ギター一本でじっくり聴かせるスタイルから、バンドアンサンブルの中で主役を立てつつもしっかり主張する役回りでも活躍できそうな印象です。
僅か3年間ほどしか生産されなかったレア・モデルでもあります。見た目のキワモノ的な印象とは裏腹に実力もしっかりと秘めている70’sヴィンテージ・ギア。
オリジナル・ハードケースとオリジナル・タグも残っており、コンディションも良好です!
「巨人用ドレッドノート」とでも形容すべき規格外の1本ですが、小柄な方、大柄な方問わず(笑)、がっつり鳴るアコースティックをお探しの方には是非お試し頂きたい1本です!
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