ARP ODYSSEY、MS-20モジュールキット、SQ-1など注目商品が目白押し!
2015-01-22 アナログ大好きなデジタル担当でございます。全世界の楽器好きがネットにかじりついて一喜一憂する季節。
NAMM2015、いよいよ現地時間の今日に迫りました。
それに先立ち、大々的に発表になりましたね。
祝!ARP ODYSSEY復刻!!


トップパネルは勿論、個人的には印象的なバックパネルがかなり再現されている所に感動。
ライブ映像とかで見えるのはこっち側なんで、やっぱりOdysseyはお尻です。
Snarky Puppyも大好きなデジタル担当はコーリーヘンリー氏のデモを朝から見てました。
Moogに対しよりソリッドでタイト、ベースやシンクリードが有名なOdysseyのサウンド。
オリジナルの86%という小型サイズにREV1、REV2、REV3の3世代のフィルターを内蔵。
更にマニアックな点として、ポルタメントの具合まで初期と後期の違いを切り替え可能。
勿論オリジナル同様デュオフォニックシンセなので、鍵盤を2つ押すと2VCOが別々に鳴ります。
オリジナルより変更になった点は、サイズダウンに伴いミニ鍵盤になり、重量も5kgと軽量に。
VCAで過激に音を歪ませるDRIVEスイッチ、ヘッドホン端子、USB端子、MIDI端子が追加に。
ヘッドホン端子からAudioInに戻して過激なフィードバックサウンドを得るのもよし。
XLR端子もオリジナルはアンバランスだったものをバランスに改良。
ARPのロゴが入った専用セミハードケースも付属とのこと。
これは欲し…店頭に並ぶのが今から楽しみです!
ARP ODYSSEYは3月下旬発売予定。
さらに、こちらのREV3のデザイン以外にも、憧れの白パネルが眩しいREV1、
黒地に金スクリーンのREV2も限定生産で5月発売予定だとか。
これはもう…確実に買いでしょう!
今回はアナログシンセはARPだけでなく、もういっこ!
KORG MS-20modile KIT!シーケンサーSQ-1つき

大好評を頂きましたフルサイズのMS-20kitをモジュール化…しただけではございません。
前期型・後期型のフィルターを装備した点は同様ですが、切り替えはジャンパーからスイッチに。
いつでも前期型の過激フィルターと後期の大人フィルターを切り替えられます。
FM変調/クロスモジュレーション、オシレーターシンク、PWM INも新規装備。
オリジナルでは不可能だったメタリックな音や複雑な倍音を含む音もカバー。
さらにこちらも新製品のシーケンサーSQ-1(SQ-10ではありません)を付属。
見た目もサイドパネルが黒染めのウッドパネルとなり、かっこよくなっております。
音の良さは…言うまでもないですよね。
こちらは1月中の発売。ご予約もお待ちしております!
で、このSQ-10を超小型にしたようなSQ-1の単体発売も決定。

MS-20で採用されているHz/V方式、一般的に使用されるV/Oct規格の両方に対応した
8ステップ×2のシーケンサー2チャンネルのCV/GATE OUTに加えMIDI OUT、USB MIDI、
さらにVolcaやElectribeと同期できるSync IN/OUT装備。
立川店店頭でも人気のLittleBitsSynthKitには専用アウトを装備。
さらにシーケンサー部はVOLCAシリーズ直系の即興性の高さ。
AとBを組み合わせた16ステップで使ったり、順番を無視してランダム再生したり、
ActiveStepやStepJumpでショートループを連打したり、Slideでアシッドベース風にしたり、
超小型サイズにかなり面白い要素を詰め込んでいます。
ツマミが並ぶシーケンサーで不安なピッチも、メジャー、マイナー、クロマチック・スケールに
ぴったりクオンタイズ(オートチューン?)して鳴らしてくれるという優秀さ。
お宅のアナログシンセがVolcaよろしくグルーヴしだすとなれば、MS-20ユーザーならずとも
ユーロラックなどお持ちの方は気になりまくるところではないでしょうか。
しかもお値段はかなりお安い模様。
ソフトシンセの隆盛が一巡りしてハードの楽しさを再確認する昨今において、
小型で直感的なハードシーケンサーの決定版になりそうなSQ-1。
電源は単三電池2本もしくはUSBバスパワー。スマホ用のACで動きそうですね。
こちらも近日発売予定。ご予約受付中です。