わずか3年ほどしか生産されなかった珍しいモデルが入荷いたしました。
【中古】Fender / The Strat Lake Placid Blue 1980-1981年製【4.6kg】【S/N:E022121】
https://www.ishibashi.co.jp/ec/product/2800002808363
当時のリペアマン等によってストラトキャスターに行われていた「変更」とフェンダー技術陣が目指した「改良」が結びついて生まれたモデル、とのこと。
その特徴の1つが、このトレモロブリッジとコントロール類。
「エレクトロプレート」と呼ばれる22Kのゴールドフィニッシュが施されたトレモロブリッジは従来のものに比べてかなりガッチリした造り。くすみや変色が目立ちます。
付属のアームもゴールドカラー。こちらもくすみやピッツがかなり目立ちます。
コントロールはマスターボリューム、マスタートーン、ツインモードバリエーションスイッチ。
「ツインモードバリエーションスイッチ」はカチッと切り替えるタイプのスイッチです。
このスイッチをONにすると、5Wayピックアップセレクターで「直列センター&リア」「並列フロント&センター&リア」「直列フロント&センター」「並列フロント&リア」「リア(これは通常と同じ)」と切り替え可能に。
ヘッドはスモールヘッドストックでマッチングヘッド仕様。1970年代はラージヘッド仕様が主流でしたので、原点回帰?
1960年代のヘッドと比較するとちょっとスリムなシェイプに感じます。
ストリングスガイドは2箇所、キズや打痕や黒ずみなど使用感が見られます。
ペグには「Fender」ロゴ入り、こちらはゴールドカラーでは無いです。
ネックジョイントは4点止め仕様。こちらも1970年代には3点止めのトライアングルタイプが登場してましたので、原点回帰?
ゴールドカラーだったと思われるネックジョイントパネルは、サビと変色でいい感じの使用感です。
よーく見ると「Fender USA」という刻印があります。
ネックジョイント部にて塗装のクラック、ネック側面に塗装剥がれと黒ずみが見られます。
ストラップピンもゴールドカラーだったと思われます。
ネック側面にて塗装のダメージが目立ち、剥がれてガサガサになった感じが広範囲で見られます。
塗装のダメージはネック側面両側にて生じており、握るとザラつきを感じます。
全体的に使用感が目立ちますが、演奏上のコンディションは良好。なお付属のケースは非純正、近年のものと思われるFender製ハードケースです。
生産期間が短く、なかなか見かけないモデルですので、気になる方はお早めにどうぞ。
【中古】Fender / The Strat Lake Placid Blue 1980-1981年製【4.6kg】【S/N:E022121】
https://www.ishibashi.co.jp/ec/product/2800002808363