やっぱりATVは凄すぎる
2020-04-17 いつも当店をご利用頂き誠にありがとうございます。イシバシ楽器横浜店 ドラム担当徳永です。
皆様、大変な状況ではございますがいかがお過ごしでしょうか。
無理な外出は控え、手洗いうがい咳エチケット、消毒、3密を避けて行動するなどをして
1日でも早く終息することを祈っております。
さぁさぁ!
今回のテーマはATV社の電子ドラムがやっぱりヤバい件です。
今も話題が絶えないそんな電子ドラム。
おさらいの意味も込めて改めて解説いたします。
・サンプリングだから限りなく本物に近い音ではなく【本物の音】

aDrumsの音源モジュール「aD5」は実際に存在するドラムセットやスネア、シンバルなどをサンプリングしたものが内蔵されているので本物に限りなく近づけた音ではなく本物の音なのです。

一つ下のグレードであるEXSシリーズのモジュール「xD3-SV」はaD5の高品位サウンドを踏襲しているのでハイクオリティーのドラムサウンドが予算を抑えて楽しめるというわけです。
aDrumsには無い練習機能などが追加されている点も要チェックです!
・憧れのあの名機たちを使って自分好みのドラムキットを組み上げる事が出来る
ATVには「ATV SOUND STORE」と言うものがあり新たに音源を購入し追加することが出来ます。
aDrumsでは楽器単体での購入
EXSシリーズではドラムキット全体でのダウンロードが可能です。
aDrumsではスネア1つシンバル1枚のように個別で購入が可能でそのラインナップが
「えっ、こんな値段で良いの…?」となるくらい度肝を抜かれるものとなっています。
例えば今では入手困難のヴィンテージものや超高額なハイエンド機種などなど…
随時新しい楽器も追加されており、購入前に視聴もできるので欲しかったあの楽器を使って自分好みにカスタムしてみてはいかがでしょうか!
EXSシリーズではaDrumsのように楽器単体ではなく様々なジャンルに適応している音色をドラムセット全体でダウンロードが可能です。
そうです。購入ではなくダウンロード。なんと無料で取り込んでしまう事が出来るのです。
その寛大さに担当も脱帽でございます。。。
2020年4月現在、18種類のキットが公開されています!!
そして!!
最近EXS kit Creationなるものが公開されました!!
下記ATV様サイトより引用
「EXSキットクリエーション」とは、EXSシリーズで使用しているドラムキットのサウンドから好きなサウンドを自由に選択してオリジナルキットが作成できる機能です。
本体のプリセットキットを含む全てのEXSキットで使用しているサウンドを各パッドに自由に割り当てることができ、作成した新しいキットをダウンロードすることができます。
本機能をお使いいただくためには、当サイトへの会員登録、EXSシリーズの製品登録が必要です。
すごないですか…
公開されている音色からのみと限られますがより自分好みのドラムセットを構築できるようになったのです!!
例えば
「このセット気に入ってるんだけどスネアとハイハットだけあれに変えたいんだよなぁ。。。」
出来ます。
ドラマーの痒い所を的確に掻いてくれる。ATVは孫の手ですよ(?)
それぞれ良い所があり非常に1つに絞るのは非常に難しいですね。。。
・宅録したい方に激推ししたい機能「INDIVIDUAL MIDI機能」
INDIVIDUAL MIDI機能とはなんぞやと思いの方々。
ざっくりと説明させて頂きますと
各パッドを個別にMIDI録音が出来る
と言う事です。
今までの電子ドラムでももちろんMIDI録音は可能でした。
しかしドラムセット全体が一括で1つのトラックに録音されてしまうのです。
これだと後から
「あぁあそこのスネアのパターン変えたい…」
「サビのキックめっちゃ走ってるやん…」
何て事が起きた時にまた1から録り直さなければいけなかったのに対し
1パッド1トラックで録れるINDIVIDUAL MIDI機能を駆使すれば
他完璧だけどここだけ直したいなんてときに
スネアのみ、金物のみと言ったように各々自由に調整が出来るのです。
こちらの機能はaDrumsとEXSシリーズどちらでもお使いいただけます!
あと私が個人的に感動したポイントをご紹介させて下さい。
それはずばりシンバルパッドです。



パッドのどこに感動すんのよってお思いの皆さん。分かりますよ。
従来の電子ドラムのシンバルパッドってもちろん進化し続けてはいるのですが
センサーが全体の半分もしくは1/3の範囲にしか仕込まれていないんです。
なので叩いてる時にパッドが回転し、センサーのない部分を叩くことを防ぐためにまわり止めのパーツが付けられることが多いんです。
故に少々不自然なアクションをしてしまうのですが、
このATVのすべてのシンバルパッド。
360°すべての範囲にセンサーが仕込まれているんです。
つまりどういう事かと言いますと
どこ叩いても良い。
↓
回転しても問題が無いので上記のようなパーツが必要ない
↓
動きを止めるようなものが無いので非常にアクションが自然
と言う事なのです。
凄く細かい所までドラマーに嬉しいこだわりがあるそんなATVの電子ドラム。
かなり高額商品ではございますがお値段以上のパフォーマンスをしてくれる
電子ドラムだと思っております。
長々と書かせて頂きましたがまだまだお勧めしたいことが盛りだくさんですが今回はこの辺で…!
ドラム関係で何かお困りのことがございましたらお気軽にお問い合わせ下さいませ。
それでは!!
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