YAMAHA「FG / FS Red Label シリーズ」発売
2019-05-25 こんにちはアコ担当のクラーク渡邉です。
ここ最近気温差が激しいですが、みなさま風邪などひかれてないでしょうか
横浜店も気温差に負けじと激しく変化しております笑
最近は大胆な店内改装が進んでおります。大きい変化ですと弦など小物関係は2Fに移りました。
この”令和時代”に横浜店も新しく生まれ変わっております
そんな新時代の幕開けにふさわしい5/25発売の新商品のご紹介です!
その名も
「FG / FS Red Label シリーズ」

1966年にフォークギター初の国産モデル「FG180」「FG150」発売以来
日本のフォーク/ニューミュージックシーンを支えた通称”赤ラベル”
その時代の象徴たるモデルをモチーフにしつつも現代的に進化させ
ヤマハが誇る最新技術を駆使し作られた超期待の新シリーズです。
今回当店に入荷したのは計7本
【ウエスタンサイズ】
・FGX5 価格=174,420円(税込) (エレアコ)
・FG5 価格=146,880円(税込)
・FGX3 価格=110,160円(税込)(エレアコ)
・FG3 価格=82,620円(税込)
【フォークサイズ】
・FS5 価格=146,880円(税込)
・FSX3 価格=110,160円(税込)(エレアコ)
・FS3 価格=82,620円(税込)
型番に”X”が付いているのがエレアコ。
型番に”5”が付いているのが国産。
それでは見ていきましょう

往年のFGを思わせるデザイン
表板シトカスプルース、側裏板マホガニーのオール単板ボディ。
表板には長時間経た木材と同様の変化を生むヤマハ独自の木材改質技術「A.R.E」が施してあります。
新品でありながらもかなり”鳴る”印象。
”鳴りがよい”と言えば同社の「Lシリーズ」でして、
当店でもトップクラスに人気の高いシリーズですが
それに匹敵する、いや個人的にはこの「Red Label シリーズ」のが好きかも
「Lシリーズ」は側裏板が基本ローズウッドなので華やかさは素晴らしいのですが、
「Red Label シリーズ」のこのさっぱりとしながらも透明感のある音好きですね?
高音も明るくて適度に伸びますし、サウンドバランスが秀逸で弾いてて心地よいギターです。
まぁこれは好みの領域なので、店頭で「Lシリーズ」と「Red Label シリーズ」を比べるというのがおススメです(値段帯も近いので)

新デザインのレッドラベル
”5”にはMade in Japan表記あり

エボニーのフィンガーボードとブリッジ(ピンもエボニー)
木目調のピックガード

新開発のセミグロス塗装
ヴィンテージ香る風合い
よく見る”ツヤ消し”ではない印象
すこーしだけグロッシーで高級感も漂ってます

伝統的なVシェイプのヘッド
FG誕生初期のヤマハロゴマーク
1966年刻印入りのトラスロッドカバー
オープンギアチューナー

そして今回の肝です!
エレアコモデルには新開発のAtmosfeel(アトモスフィール)ピックアップが搭載。
3ウェイハイブリッドシステム(つまり3ヶ所で収音している)で
アンダーサドルピックアップ、コンタクトセンサーピックアップ、コンデンサーマイクそれぞれの音を
組み合わせることで、ギター本来の自然なアコースティックサウンドを表現します。

私も試してみましたが、かなり良いです
ナチュラルで低ノイズ、迫力やパワー感もあるので、ライブステージではかなり強い。
アンダーサドルとコンデンサーマイクのバランスを変えるだけでも
かなり多彩な音作り表現ができると思います。
EQもBassだけに絞っているのですが、普通に使いやすいです。
シンプルでいて多彩でナチュラル、
こんな良いんなら私はエレアコタイプをおススメしちゃうなぁ
ぜひぜひお店で弾いてほしいですね

この記事を書いた人

渡邉 新二(わたなべ しんじ)
横浜店/アコーステックフロア
横浜店/アコーステックフロア
1984年生まれ。神奈川県出身。地元発の”ゆず”や”19”に憧れ14歳でアコギを手にする。 その後バンド、ユニット、シンガーソングライターと様々な音楽活動を経験し、 2013年NMB48「どしゃぶりの青春の中で」で作曲家としてメジャーデビュー。 精力的に作家活動をする一方、兼ねてからの楽器好きが高じて2014年、石橋楽器に入社。 好きな音楽はRock,Blues,Funk,Acoustic,J-Popなど多岐にわたる。 最近はEd Sheeran、Adele,大橋トリオなどに癒される日々。 自身が経験した事を生かしてアコギに限らずバンド、弾き語り、曲作り、宅録やDAWなど 幅広くご相談に乗らせて頂きます。 あなたにとって最良なギターを探すお手伝いをさせて下さい!