研修の様子を現地からお届けします！！
2018-09-05 いつもイシバシ楽器渋谷店をご利用頂きまして、誠にありがとうございます。エフェクター担当：加涌でございます。
はい、私は今、アメリカのカリフォルニア州に来ております。
今回、なんと日本のディーラーでは初のLINE６（現YAMAHA GUITAR GROUP以下YGG）の本社へ製品研修に来ております！！
今回のブログではYGG社内ツアーをメインにご紹介します。
LINE６（YGG）がどこにあるかご存知の方は多くないと思います。
こちらは、アメリカ合衆国、カリフォルニア州のカラバサスという所にあります。
ロサンゼルス空港から大体1時間半くらいの場所で、車通りは多いものの、都会の喧騒感のない、自然に囲まれた場所です。
さぁ早速エントランスから中へ向かいましょう！
ロビーに入るとYGGで扱いのある製品がお出迎え！
YAMAHA、およびLINE６製品はもちろんのこと、最近YGGが買収した
Ampeg製品もしっかり並んでます。Ampeg + Helixの展示は心踊りますね←
中に入りますと、歴代のLINE６アンプが鎮座しておりました。
さて、ここからが皆様に是非お見せしたいコーナーでございます。
普段、店頭でHelixのHXモデリングに関するお話をさせていただくのですが、その際に
『このモデリングは全てLINE６で実機を用いてモデリングしてるんですよー』
って良くご案内するのですが。。。
とか言ってるそんな私も実際に見た事は無かったので、説得力に欠けるんだよなぁと思ってました。
もうそんな事はございません。
だって、この目で見て来たのですから！！！！！
画像の都合上、これくらいになってしまうのですが、ありました！！！
確かに実機がそこに存在していました！！
画像をよく見て頂くと、見た事あるアンプや馴染みのエフェクターが展示されているのがお分かりかと思います。
また、ベースアンプは別室にあり、これまた圧巻の量でした。
さて、ここでモデリングの話が出たと言うことはですよ。
じゃあそれをどこでどうやってるんだ？って話ですよね。
こちらも写真にバッチリ納めてまいりました！！
さすがアメリカ、どこを取ってもスケールがデカイ！
さ ら に ！！
今回はなんと、サウンドデザイナーマネージャーのBen Adrianとサウンドデザイナー、Sam Hwangが実際にモデリングをどうやっているのかを説明してくれると言うミラクル。こんな機会、そうは無いですよホント。
PC上には、モデリングするアンプのコンポーネント毎に項目があり、実機の配線図を割り当て、それをHelixの各パラメータに割り振りをしていきます。このコンポーネントの数がそりゃもう多いわけです。
それを各パラメータに割り振るだけでも大変なのに、実機を『Real』に再現するため、ポットのカーブのデータなどもコンポーネント毎にやっていくわけです。もう気が遠くなる話ですね・・?。
大変だったアンプは何ですか？の問いにBenは MESA/Boogie MarkIVが特に大変だったと話します。
３つの異なるプリアンプに対し、１つのパワー・アンプの組合せの為、各プリアンプ毎にデータを作る・・・すなわち、MESA/Boogie MarkIVは１台なのに、データは３台分作らないといけないと言う。。。製作にはMESA/Boogie MarkIVだけで２ヶ月を要したとのことです。
また『Billy Sheehanの動画で紹介していた、Pearce BC-1について何か印象に残っていることは無いか？』と尋ねたら・・・・。おもむろにBenが裏からとんでもないもん持って来てくれました。
マジもんのPearce BC-1< /span>が出てきました。印象に残っているどころかご本人の実機が残っているなんて予想だにしませんでした。。。
さて、ここまで熱量あげて書いて参りましたが、明日も研修があるので、ここいらでお暇します！
その他の写真は帰国＆準備が出来次第、店頭で見れるようにしたいなーと思っています！お楽しみに！
また、今回の貴重な経験について、店頭でお話が出来る限りお伝えしたいと思いますので、これ聞きたい！みたいなことがございましたら、お答え出来る範囲でお話させて頂きます！
最後に、社内で見つけたおもしろ画像です。
こう言うユーモアな感じもLINE６は大事にしているみたいですw
では、明日は研修について書けるように頑張りたいと思います！！
それでは！！
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