今回はSequential / TOMのご紹介です!
2017-12-08 名盤で使われている機材シリーズこんにちは!
横浜店デジタル担当の川本です!
今日は名盤使われてる機材シリーズと題して、僕の好きなレコードで実際使われてる機材をご紹介しようと思います!
記念すべき第一回目はLAのモダン・ファンク第一人者、Dam-Funkの『Toeachizown』です。
今でこそブルーノ・マーズやマーク・ロンソンやファレルがブギーファンクを取り入れてますが、彼が2009年にこのアルバムを出さなかった今のファンクリヴァイバルは生まれていなかっただろうとも言われています。
ここで音源と写真を紹介できないのは残念ですが、80年代のブギー・ファンクをオリジナルに消化したサウンドは必聴です。
さて、そんなDam-Funk(これでデイム・ファンクと読みます)の制作環境ですが、今でこそPro Toolsでレコーディングしているそうですが、初期はヴィンテージリズムマシンとシンセをDJミキサーに繋いで、それを直接CDレコーダーに突っ込む(!!!!)という男らしさ全開の制作環境だったそうです
どうりでドラムマシン直挿し感が気持いわけです……
そんなDam-FunkがLinn DrumやOberheim DXと並んで多様しているドラムマシンが現在横浜店にあります!!
それがこちら!!!
Sequential / Tom

あのSequential Circuits社の名前がSequentialになっていた時のPCMドラムマシンですね。
軽量化一切無視の鉄製ボディや、一昔前のメジャーリーグ・グッズにありそうな(わかってくれる人います…?)カラーリングとフォントが最高ですね!
独特な揺れを見せるヒューマンファクター機能や、リバースで鳴らせたりと楽しいですが、何と言ってもパワーのある音圧が最高です!低ビットレートによる産物でしょうか。
クラップの音も独特でいい感じですよ。
「いやいや、PCMドラムマシンって用は音変えられないサンプラーみたいなもんでしょ??
今時ヴィンテージドラムマシンのサンプルなんて無数にあるんだからそれをDAWのサンプラーなりで鳴らせば変わらないじゃん…」
とお思いのあなた!!!
僕もそう思ってた事がありました…
しかし!実際比べてみると質感が全然違うのです!
12bitやらの低ビットレートなドラムマシンのザラザラした音を、さらにピッチを下げたりするよりバリバリした質感になります。このパンチのある音が特定のジャンルだとカッコいいんですね!
音質が高い=カッコいい音 というわけでは無いんですね。。。
これをDAW再現しようと思うと結構大変です。
だから未だに多くのアーティストが実機のドラムマシンを使ってるんだと思います^^
そんなSequential / Tomが現在横浜店にあります!
専門業者にてメンテナンス済みなんで安心してお使いいただけます。
店頭では試奏も出来ますので、是非そのサウンドを体感してみてください^^

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また、TOMよりも前の同じくPCMドラムマシン、Sequential Circuits / Drumtracksもあります!
こちらも図太い出音が素晴らしいので、要チェックです!

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中古は一点ものです!
お早めにどうぞ!
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イシバシ楽器横浜 デジタルフロアまで^^
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