サウンドシステム製作のプロフェッショナルCAJ 千葉氏がシステムボードのオーダーを承ります!
2017-03-16 第一線で活躍するプロミュージシャン達のサウンドシステムの数多くを手掛けるサウンドシステム制作の匠 CAJ (Custom Audio Japan)千葉 成基 氏。
石橋楽器店新宿店2Fでは
CAJ 千葉氏へのサウンドシステムのオーダーをサポート致します!

?CAJ 千葉氏とは??

Custom Audio Japan時代から第一線の現場で、様々な要望に応え続けてきたCAJ 千葉氏の手掛けるサウンドシステムは、見た目の美しさもさることながら、ライブやレコーディングでの使い易さと想定されるトラブルの回避にも工夫が施されております。
新宿店では実際に千葉氏にシステムボードの組み込みを依頼し、一般的なシステムボードとの比較を行いました!
?BEFORE?
■一般的なシステムボード■

?AFTER?
■CAJ 千葉氏制作のシステムボード■

■千葉氏システムボード制作過程■
?システム製作前段階?
・ボードサイズ
収める機材を元に大まかなボードサイズを決定します。
・実機検証
システム製作決定後、一度機材をお預かりし実機検証を行い正式なボードサイズを決定します。
(今回は「CAJ System Board W600xD330xH100」を使用)
?システム製作?
・予め決めていたレイアウトに沿って配置していきます。
・機材にマジックテープを貼り付けます。
シリアルナンバー、シール類、ネジを避けて貼り付けます。
エフェクターに付いているゴム足は剥がします。
・マジックテープの接着をよくするため、ボード面を無水エタノールで清掃します。
エフェクターも同様に行いますが年代物のエフェクターやメーカーによっては塗装が剥がれる場合がありますので水拭きします。
・電源ケーブルは調度良い長さに合わせて配線します。
電源電圧が正常に出力されているかテスターで確認後に固定します。
・ケーブルも同様に調度良い長さに合わせて配線します。
ケーブルはテスターで導通の確認を行います。音を確認し問題がなければ固定します。
それでは要所々々を実際に比べてみてみましょう!
?パッチケーブル周り?
■一般的なシステムボード■


6種類の長さ(15cm,20cm,25cm.35cm,40cm,45cm)のパッチケーブルを使用しておりますが、
市販のパッチケーブルですとどうしてもぴったりとサイズが合わず、緩みなどがありますが・・・
■CAJ 千葉氏制作のシステムボード■



千葉氏制作のシステムボードですと丁度良い長さに合わせてパッチケーブルを1本1本制作しておりますので、緩みなどは無く、結束バンドと結束バンドベース(固定用台座)を多く使用することによりプラグが抜けやすくなるなどのトラブルを未然に防いでおります。


また、各プラグには差し込むジャック位置とその反対側に差し込まれているジャックの位置を記載しており、全てのケーブルを抜いてもどのケーブルがどこに差し込まれるかが分かります。
?電源周り(ACアダプター、DCケーブル)?
■一般的なシステムボード■


パッチケーブル以上に電源ケーブルは丁度良い長さとなって無い為、ボードのあちこちで結束バンドにより纏められており、お世辞にも良い見た目とは言い難くなっておりますが・・・


■CAJ 千葉氏制作のシステムボード■


千葉氏制作のシステムボードでは電源ケーブル(ACアダプター、DCケーブル)を丁度良い長さになる様にカットし、配線をしております。






また電源タップに接続しているACアダプター達は結束バンドにより電源タップ固定しており、ACアダプターが抜けるなどのありがちなトラブルを防ぎ、各ACアダプターには接続先のエフェクター名とカラーシールによるマーキング、接続先のエフェクターにも同様のカラーシールによるマーキングがされておりますので、接続先がすぐに判りトラブル時にもすぐに対処できるようになっておりますね。
次にそれぞれのシステムボード製作にかかった費用を比べてみたいと思います。
■一般的なシステムボード■

※(見積もりにチューナー、エフェクター等は含まれておりません)
エフェクターにあわせケーブル、アダプター、スイッチャー、パワーサプライ、ジャンクションボックス、エフェクターボードの金額は142,600円でした。
こちらの金額には結束バンド&結束バンドベース(固定用台座)、電源ケーブル、マジックテープ等が含まれておらず、別途用意が必要となると大変です。
■CAJ 千葉氏制作のシステムボード■

※(見積もりにチューナー、エフェクター等は含まれておりません)
今回の千葉氏に依頼したシステムボードは182,000円!合計差額は39,400円!
System Design/Install/Testingにはケーブルの加工工賃、結束バンド&結束バンドベース(固定用台座)、電源ケーブル、マジックテープ、CAJ PB05DC9-2.1(アダプター)など今回は含まれております。
自分にて制作した場合、別途それら費用や失敗したり、見た目がいまいちだったり・・・と考えるとこの金額は良心的ではないでしょうか!
こちらのシステムボードは現在新宿店2階フロアにて展示しておりますので、実際に触れたり、音出しも可能となっております!


「せっかくシステムボードを組むならプロに組んでもらいたい!」
「システムボードを組もうと思っているけど、自分で組むのは自信がないなぁ・・・」
とお思いの方は是非ご検討くださいませ!
詳細は担当 在原、久保まで!
