楽曲制作やライブをワンランクアップ!リズムマシンやシンセにギター用ペダルを!
2017-03-02 こんにちは、デジタルフロアの川本です。なんだか矛盾したタイトルになってしまいましたが、今回はシンセやリズムマシンに使えるギター用エフェクターのご紹介です。
近年のヴィンテージシンセ、リズムマシンの高騰やモジュラーシンセブームからもわかるように、ハードウェアを楽曲制作やライブに取り入れる方が増えてます。
現在はDAWの発達により、ほとんどの作業がコンピューター上で高品質で行えるようになりましたが、やはり効率や理屈では割り切れないプロセスが重要視されてるんじゃないでしょうか。
手でつまみをいじってると、おもいもよらない発見があって楽しいですよね!
横浜店はデジタルフロアの隣にエフェクターフロアがあるので、こんなコラボ動画をとってみました!!
まずはドラムマシン!
それ自体でももちろん良いんですが、積極的に音作りしていくとさらに楽しいです。
ドラムマシンやサンプラーの中にはパラアウトできたり、パラアウトまでいかないまでもアウトを何系統かに分けて出せるものが多数存在します。
今回使用するROLAND AIRAシリーズのTR-8はメインとなるMix Outのほかに、Assignable out A,Bとあり、三系統のアウトを設定できます。

今回はキック、タムの低音類をA、ハイハットをB、その他スネア、クラップなどをMix Outからそれぞれ個別に出力して間にエフェクトを入れてます。

まずキック、タム類には
Strymon DECO

でましたStrymon
僕このメーカーさんのコンパクトエフェクターが大好きなんです。
とにかく高品質でS/N比も高い。ライン入力対応してくれてるのがデジタル機器使いには嬉しい!
こちらのDECOはテープ・サーチュレーションです。
テープデッキに入力レベルオーバー気味で突っ込んだときの豊かで温かい歪みを再現してくれます!
太いサウンドがいいですね?!
次に、ハイハットにはギターでは定番のBOSS BD-2(Blues Driver)を!
「え、ハイインピーダンス専用なのに使っていいの?」なんて声が聞こえてきそうですが・・・
個人的には出音が気に入れば良いんじゃないかと思ってます・・・( ̄Д ̄;;
今回はこいつを使ってハットの音を歪ませてます!

さて、次にシンセは人気のアナログ・シンセサイザー、KORG minilogue

これに噛ますのはStrymon BlueSky

またまたStrymonの登場です。はい、好きなんですほんと。
リバーブはDAWのプラグインで高品質なものが多々ありますが、やっぱり空間系はCPUが重くなるんですよ・・・
外部エフェクターのリバーブやディレイを使うと、CPUの負担も減らせるのでおすすめです!!
Strymonのリバーブは、このサイズなのにラックタイプを凌駕する高品質。
特に好きなのはSHIMMERというタイプのリバーブです!
ピッチやオクターブをシフトさせた音を加えるこのリバーブ、
とっても幻想的でシンセにピッタリのサウンドです。
サイコ―ですね・・・・・僕も欲しいです(笑
いかがでしたでしょうか?
コンパクトエフェクターをシンセやドラムマシンに通すと、こんなにも楽しく、積極的に音作りができるんです!
内蔵のエフェクターじゃ物足りなくなった方!手でいじる感覚がやっぱり好きな方!
この機会にぜひコンパクトエフェクターを検討してください^^
冒頭で書いた通り、横浜店ではデジタルフロアの隣にエフェクターフロアがあります!
「実際にエフェクターにつないで試してみたい」「ほかの組み合わせもしてみたい」というお客様の声にお応えします!
いろいろな組み合わせで試奏できますので、ぜひ新たな発見をしに店舗にいらしてください!
?今回の使用機材?
Roland / TR-8
KORG / minilogue
BOSS / BD-2
Strymon / DECO
Strymon / BlueSky