7弦ギターの魅力と利点について
2016-11-29 いつもご利用ありがとうございます。新宿店 1階 ギターフロア担当 百川です。
今回は、7弦ギターのについてご紹介をさせていただきます!

最近では、半音下げチューニングはもちろんドロップチューニングなど、チューニングを下げての演奏がジャンルを問わず大変ポピュラーなものになってきております。
特にHR/HMのジャンルにおいてはよりチューニングを下げたフレーズも多様され、ギターにもより低音域が必要とされる場面が増えてきています。
そこで、より低音域に特化しており、6弦ギターのダウンチューニングには無い魅力をもつ、7弦ギターのメリットなどについてお話させて頂きます!
まず一つ目のメリットはなんといっても音域が広いことです。
7弦ギターでは低音側にローB弦が追加され、音域が拡張されます。
これにより、6弦ギターよりも通常よりも低音域に広いのはもちろんのこと、今まで弦ギターのダウンチューニング演奏していた人にとっては、6?1弦をレギュラーチューニングと同じ音で使えるようになり、高音側にも音域が広がる事になります。
2つ目のメリットは、ローBなどE音より下の低音をタイトに出すことができることです。
6弦ギターをダウンチューニングした場合、弦のテンションが下がってしまい、低音の発音がルーズになりやすくなってしまったり、押弦した際に音程がシャープし易くなってしまったりすることがあります。
しかし7弦ギターでは、6弦よりの太いゲージの弦が7弦に張ってるため、テンションを保てる為低音域でもタイトな発音が可能になっております。
このほかにも、ONコードを弾く際にE音より低い音域で音を足せるため、ONコードの輪郭がより明瞭なものを選択できるようになったりといった、コードワークの点などでもメリットは多くあります。
このように、多くのメリットがある7弦ギターですが、ネック幅が広くて弾きにくそうと言った方もいらっしゃいます。
ですが、実は7弦ギターのネック幅は思ったより広くはないのです!
通常6弦ギターのナット幅は42mmほどです。
それに対し、7弦ギターは幅47mmと5mmほど広くはなっているのですが、実はこの47mmというナット幅は、クラシックギターのナット幅とほぼ同じなのです!
下記画像の左がクラシックギターで右が7弦ギターです。

並べて見比べてみると、意外と7弦のネックの幅も普通に見えてきませんか?
実際、クラシックギターを持ったあとに7弦ギターをもってみると、思った以上にネックには違和感を感じないと思います。
なので、これから7弦ギターに手を出してみようかと考えているけれども、近くに7弦ギターを置いている店などがないという場合はクラシックギターのネックを握ってみると、少しネック幅の感覚がわかるかと思います。
次にボディサイズです。

これも最近のモデルでは、ボディサイズを共通にしているメーカーも多くありますので、ギターを持った際に大きな違和感を感じないと思います。
このように多くのメリット・魅力がある7弦ギターも実は、6弦のものから持ち変えても大きな違和感なく演奏が出来たりしますので、是非とも一度お手にとって頂ければ思います!
現在、新宿店では新品・中古ともに7弦ギターを多数在庫しております!
店頭では、もちろんお試しも出来ますので、是非ともご来店くださいませ!
新宿店7弦ギターの在庫一覧はコチラから