ヴィンテージのAジルを越えた??期待の最新モデルです!
2016-07-22 こんにちは、渋谷WESTの松岡です
今回ご紹介するのは、
ZILDJIAN AVEDISシリーズ!

7/23(土)発売開始の最新のジルジャンシンバルです。
この「アヴェディス」の特長は、、、
Aジルジャンをベースにした「ヴィンテージ・リイシュー」的モデル
最近ではKジルジャンのリイシューであるKEROPEが印象的ですが、
今回はそのKEROPEのAジル版という感じです。
スウィングジャズ、ビバップ、ロックンロール。1930年代から60年代に大流行し、
今も時代を超えて輝くポピュラー音楽の礎です。
この時代に、数え切れないほどの名曲・名盤を彩ったシンバルサウンドがありました。
そのサウンドは、アメリカで、一人のシンバル職人が作りました。
その職人こそ、モダン・アメリカンシンバルの父、アベディス・ジルジャン?世です。
アベディス・ジルジャン?世の功績は、その後のポピュラーミュージックを変えたと言っても過言ではありません。
そして今、この時代のシンバルサウンドが
ジルジャンAファミリーの新たなラインナップとしてよみがえります。
当時のジルジャンを支えたアベディス・ジルジャン?世に敬意を表して
“Avedis”と名づけられたこのシリーズは、
伝説的なサウンドを新世代のドラマーに向けて“リマスター”したシンバルです。
・薄いシンバルならではの演奏感が、極めて音楽的な表現を可能に
・使い込まれたオールドシンバルを彷彿とさせるビンテージフィニッシュ
・カップの裏側に各個体の重量を手書きで表示
・優れたレスポンスと打感を創出する、ビンテージスタイルの音溝加工
・表面にはアベディス・ジルジャン?世のパスポートから写し取った“Avedis”のサインを使用
・オリジナルの白抜きZildjianロゴをシンバル裏面にプリント
・トレードマークの刻印を、レーザーではなく1950年代に使用されていたローラーで再現
以上メーカーサイトから引用

Aジルジャンといえば、
ビートルズのリンゴスターをはじめ、様々なドラマー、
それもプロアマ問わず愛用されてきた、
いわば現在の「ジルジャンの顔」といえるシリーズ。
しかし、その長い歴史からさまざまな世代に渡って製造されているゆえ、
世代ごとにキャラが違うのも特徴でもあります。
しかし、現在ヴィンテージのAジルジャンって
案外手に入れづらいんですよね、、、特に60年代以前は。
70年代以降は比較的個体数も多く手に入れやすいんですが、
なかなか選んで買うのは大変ですよね、、、
そんな中このシリーズは
ヴィンテージAのニュアンスを
現代の技術で再現した新しいモデルといって良いでしょう!
・50年代に実際に使用していたローラーでの刻印
・70-80年代に使用していたとされるいわゆる「白抜きロゴ」の再現
・ヴィンテージフィニッシュによる落ち着きあるサウンド


このへんの再現はオールドAジルファンの私としてもうれしい限り
さて、肝心なサウンドについては、、、
ズバリ60年代のAジルに近い気がします!
14から16インチのハイハットに
18インチから22インチのライドまで
1サイズ1シリーズのシンプルな構成
ウェイトはミディアムシンぐらいでしょうか?
柔らかな叩き心地がいい感じ
ロック屋の私としては、少し薄いかな?と感じましたが、
実際の音色は十分パワフル
しっかりボトムも出ているので、マイクのりもきっと良いはず
程よく明るく、上品過ぎず、Aジルの良さが生きている感じ
ジャンルとしてはプレイヤーの趣向にもよりますが、
ROCKからJAZZまでマルチに使えると思います
ただし、ヴィンテージと違い、いわゆる新品なので
より落ち着いたいわゆる「枯れた」サウンドをお探しの場合は
暫く使い込んでからのほうが良いし、
本物のヴィンテージのAを探したほうがよいかも、、、
100%ヴィンテージの再現って、
個人的にはほぼ無理かと思っているのですが、
ヴィンテージ的要素を洗練して集約した、
テイストを味わえるモデルは新品でも実現可能かと思っています。
このモデルは、
そんなOLD A的テイストを現行のAシリーズにプラスした、
そんなシリーズだと思っています。
古いようで、新しい。
むしろ今まであまりAジルを通ってこなっかた方にぜひおススメしたいです。
実に心地よい、ドラムセットのアンサンブルになじむバランスの良いモデルです。
今回、動画で全種試してみましたのでぜひご覧ください!
いかがでしょうか?
ちなみに動画のセットでは
15 ハイハット、18インチ、20インチ、22インチを試しております。
いよいよ明日発売
渋谷WESTでは全機種導入!
気になっていた方や発売を待ち望んでいた方は
この週末是非ご来店&お試しください!!
もちろん通販でもご購入頂けます
購入は【こちら】からどうぞ
以上、新商品
ZILDJIAN AVEDIS シリーズのご紹介でした!
■この記事を書いた人
松岡 武 Takeshi Matsuoka中学生の頃突然ドラムに目覚め、そのままのテンションで音楽の専門学校に入学。卒業後よりお茶の水イシバシに勤務し13年、2016年6月より渋谷WEST勤務。20代のころはジョン・ボーナムにあこがれすぎて24インチのライドをバカバカ打ち鳴らしてました。豊富な現場経験を生かしたその人に合った楽器のチョイス、チューニングやメンテナンスポリシーで、様々なタイプのドラマーをサポート致します! |