先日のTaylor Customモデルに続き、白を基調にしたCindy White Customをご紹介致します。
2016-02-11 先日もご紹介致しましたが、昨年の9月アメリカ・サンディエゴに拠点を構えるTaylorGuitarsのファクトリーへ赴いた際フルカスタムオーダーを行わせて頂いたギターが入荷しておりますのでご紹介致します!3階アコースティック・ラウンジ:濱田です。
双対白黒のコンセプトの元、スペックにこだわりを持たせた「白」と「黒」のモデルのうち、前回に代わり今回は「白」のご紹介を致します。

※前回の「黒」のモデルの詳細はコチラから!
それでは?Cindy White Custom?の紹介です。
・TaylorGuitars / ?Cindy White Custom? GCFce-EMP N#FO S/N:1110275143

本機のコンセプトは、ホワイトカラーを基調とした美しいナチュラルカラーのエレガットを製作することでした。故にスペックには拘らせて頂きました。



トップ材にはEuro Spruceを採用。身の詰まった重量感のあるユーロ・スプルースは響きがよくサスティーンが伸びやかです。



サイド&バック材にはEuro Mapleを採用。通常のメイプル材とは違い艶やかで美しいホワイトカラーの杢を持ったユーロ・メイプルは粒立ちの整ったハイレスポンスを持ったサウンドを奏でてくれます。バインディングも白いフレイム・メイプル材のウッドバインディングを採用し、美しいナチュラルカラーというコンセプトにこだわります。

このメイプル材は私自ら現地ファクトリー内にて幾つかの板より厳選したものを使用しております。



そして「黒」にも採用している共通のスペック「Cindy Inlay ~Abalone&Mother of Pearl~ 」
各ポジションマークには美しい模様が施されており、アバロンとパール材を組み合わせた煌びやかな見た目が優麗なナチュラルカラーへ自然に溶け込み一層の高級感を際立たせます。また「Cindy Inlay」の最大の特徴は、14フレット以降に施された鳥と花蔦のインレイです。全体に蔦をはわせた「Tree of life」系のインレイとは違い、程よくワンポイントのアクセントとして埋め込まれている為主張し過ぎず、それでいてオシャレで高級感を感じさせる美しいインレイです。

本機は小ぶりボディのGrand Concertシェイプを採用し音の立ち上がりは抜群。
またカッタウェイに鋭角の鋭いフローレンタイン・カッタウェイを採用しておりシュッとしたボディがスマートな印象を与えます。仕上げも非常に丁寧ですね。
バンドアンサンブルでもソロでも十分活躍できる珠玉の1本です。

【 白 】と【 黒 】
あなたはどちらがお好みでしたでしょうか??
実機は新宿店にて展示しておりますのでご来店の際は是非ご覧下さい!!
※カスタムモデルには対をなす「黒」モデル「Cindy Black Custom」
同じくCindy Inlayを採用したGCシェイプの明るいナチュラルカラーをベースとした、ナイロン弦のエレガット仕様としております。よろしければ番となる姉妹機も合わせて比較下さいませ。※販売済みとなってしまった際はご容赦くださいませ。

?Cindy Black Custom?の詳細はコチラ!