PRSの現行Custom24とCustom24 Retroを比較してみました!
2016-01-31 いつも石橋楽器店をご利用頂きまして、誠にありがとうございます。新宿店4Fハイエンドフロア担当:久保です。
本日はPaul Reed Smithのフラッグシップモデル、Custom24とCustom24 Retroの各部を比較してみました。
ご紹介させて頂きますギターはコチラ!!

Paul Reed Smith(PRS) / Private Stock #5193 Custom24 Retro Model Vintage Yellow S/N 14 211907
¥980,000-
70年代後半から80年代初頭のプリファクトリー時代のオリジナルCustomのシェイプを纏い、ハードウェア等は現代の物を採用したのがこちらのCustom24 Retroです。
手彫りでやっていた時代の物を現代の技術で再現しており、もちろんボディのカーブ等も手彫りで行なっております。それ故、同じCustom24 Retroでも若干カーブの具合は個体差があり、その時代背景を連想させます。現行のCustom24よりカーブがややきつかったようですね。
それでは現行のCustom24との違う部分をご紹介させて頂きます!

まずは一番分かりやすい所でネックヒール部分になります。
左側がCustom24 Retro、右側が現行のCustom24になります。
現行の物はネックヒールは大きめで、Retroは小さめとなっております。

ホーン部分もRetroの方がやや尖った印象を受けます。Retroは前述したようにカーブがきつくなっており、それ故このような違いが出てまいります。

6弦側ホーンも同じような印象を受けますね。

Retroはカーブが急にきつくなる印象ですが、現行のCustomはゆるやかな印象ですね。カッタウェイ部もRetroの方が大きく、現行のCustomはやや小振りに見えます。

カッタウェイ部の違いが謙虚に分かる画像がコチラです。
一弦側のカッタウェイ部、大きく差があるのがお分かりになりますでしょうか。こういう微妙な違いが演奏性に関わってきますので、お好きなシェイプを店頭でお選び下さい。
その他Toneノブのプルは現行のCustom24ですと(3Wayトグルの場合)タップスイッチになりますが、Retroはスウィートスイッチになっております。独特の中音域を生み出す魔法のスイッチで、クリーントーンでソロを取るような方は必ず気に入ると思います。是非お試し下さい。
また、今回ご紹介したRetroはボディ厚をやや厚めに取っており(マッカーティと同じ厚さ)、通常のCustomでは味わえない低音の太さもございます。
いかがでしたでしょうか。
今回はCustom24 Retro、現行のCustom24の違いをピックアップしてご紹介させて頂きました。
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次回もお楽しみに!!