気になる新機能を紹介します!
2015-12-02 Cubase 8.5新機能 ついに発表です!突如公開されました、Cubase 8.5

今回はその機能の詳細をご紹介したいと思います!!888
※事前発表会での内容になりますため、多少内容が変更されている場合がございます。
なんといってもメインはこちらでしょう。
VST TRANSIT

(遠かったので画質荒くてすみません)
クラウドベースでデータをやりとりできる機能で、Artistでもご利用いただけます。
My Steinberg IDとパスワードでログインし、まるでSNSのコミュニティのように
音楽データをVST TRANSIT上で共有することができます。

PROJECTというタブがいわば自身のアカウント情報で、ボーカリストですとかギタリストなど、登録すると他のユーザーから検索できたりするようです。
IDなどでの検索ももちろん可能なので、特定のアカウントを検索し、プロジェクトメンバーに追加するとそのメンバー内でトラックなどのデータの交換・編集ができるようになります。

VST TRANSITでは1ユーザーにつき500MBの通信制限がありますが、これは追加料金をクレジットで支払うことで制限を増やすことができます。
メリットとして・・・
これまでcubaseに搭載されていたVST CONNECTでは、リアルタイムにユーザー同士がログインしていなければなりませんでしたが、VST TRANSITならSNSのコミュニティのようなものなので、ログインする時間が同時でなくとも曲作りが進められるというわけです。
また、メールなどでデータをやりとりでタイムロスになりがちな、ファイルの圧縮に手間取ることがありません。つまり、楽曲を複数のユーザーで完成させる際に、非常に速く、ストレスフリーで制作することができるのです。
レトロローグ2

人気のバーチャルアナログエンジンが新しくなりました。

オシレーターが2機から3機に増え、LFOも1機から3機と、より強力で分厚いサウンドが形成できます。また、 楽曲の即戦力となる豊富なプリセットを搭載したアルペジエーターが大きな魅力です。
エンハンスドコードパッド

これまでのcubaseでメインセクションであった、コードパッドを立ち上げると、セクションという新機能がお目見えします。
和音の選択がより手軽にでき、パターンの生成がしやすいコードパッド機能でしたが、TRANCEやEDMなどの楽曲制作の場合、和音といってもオクターブだけで十分・・・そのため、コードパッドを使ってそういった楽曲を制作した際は、従来のcubaseではコードパッドでパターンを制作した後、それをキーエディターで不要な音を抜いていく作業が必要でした。
セクション機能とは、和音の省略ができる機能のため、そいうった煩わしい作業が省略できる便利機能なのでしたー
そのほかにも、このようなワークフロー的な機能が多々追加されています。
とくに名称はないのでわかりづらいかもしれませんが、ピアノロール上でMIDIでの打ち込みをリアルタイムではなくマウスで行う際、マウスを上下=ベロシティ変更ができるようになる、グループchとFXchを、トラック追加する際に選択可能に、、、、など。

また、作業効率化が期待できる最も手軽で便利そうな機能がありまして。それは
プロファイルマネージャー

cubaseはショートカットキーを自身の使いやすいようにカスタマイズできることでお馴染みですが、こちらはそのカスタマイズしたセッティングを、USBなどで他のcubaseにも持ち込める機能となっております。
例えば自宅のPCで制作したデータをオフィスのcubaseに持ち込んで編集する等の際、自身のセッティングで作業を進めることができるので、cubaseを使ってお仕事をされている方などにはとても助かる機能なのではないでしょうか。
と、いろいろと紹介させていただきましたが、今回も更なる魅力的な機能が詰まったcubase8.5。
ついこないだcubasePRO8買っちゃったよーーーーーーまじかよーーーーーって方、安心してください!はいてますかr
ではなく、安心してください!グレースピリオド対象かもしれませんよ!
グレースピリオドとは・・・アクティベート期間内でしたら、無償で8.5にアップグレードすることができます。
気になる期間は 2015年10月15日以降にアクティベートした方!!!です。
つまり、10月14日にイシバシ楽器でcubasePRO8を購入したけれども、帰宅後疲れて寝てしまい、次の日15日がお休みだったため15日のお昼ごろにアクティベートをした・・・という方はラッキー!今回のグレースピリオドの 対象となるわけですね。
詳しくはsteinberg公式ホームページからご確認をお願いします!
一般のお客様向けの発表会も12月3日に渋谷RED BULLスタジオにて催されるそうなので、気になる方は足を運んでみては。
最後までお読みいただきありがとうございました!
すぎもと