Ishibashi Mail Magazine Vol.2 2006年7月12日発行






[写真拡大]



[写真拡大]



[写真拡大]


白井貴子ロックコラム「ROCK TONIGHT」 VOL.1

お元気ですか? 白井貴子です。

現在私はデビュー25周年を迎え、あの

80年代伝説のバンド(自分で言うか?!)

TAKAKO & THE CRAZY BOYS

を復活させ、記念ライブに向けて頑張っています。

先日、石橋楽器の方から聞いたんですが、

その昔、ティーンエイジの頃、高くてとても手が

届かなかったギターを、大人になった証と自分の力で

手に入れる人が多いと聞きました。いいですね〜。最近、夢のない

悲しいニュースばかりが続く中、

「みんなまだまだ夢を諦めてないんだ!」ってわかるのがとっても

うれしかったです。

 私の80年代の曲で「ROCK TONIGHT」という曲が

あります。この曲はちょうど1984年、かつて渋谷にあったライブイン

というライブハウスで10日間ぶっ続けのライブを敢行した頃、

「Chance!」と並んでライブを支えてくれた曲です。



よくある大人のやり方を、疑い続けながら

見えない檻の中で君は、夢を消している

TVマンガのヒーロー達は

きっと嘆くさ君を

昔 あんなに胸躍った

愛をあげたのに



22年前、のべ7,000人のファンの皆さんと、連日連夜

拳を振り上げ歌い合ったことが昨日のようです。



 私は今回、このコラムを通じて、特に今まさに大人ON!の皆さんへと、

「どうしたらもっと素敵な大人、素敵な生活、素敵な明日」

へたどりつけるのか?諦めることなく、サッカーのオシム監督じゃないけど、

必死で考え、それでも走り続けることの意味を、皆さんと共に

探してゆきたいと思います。

 先日、NHK-BSのビートルズ来日40周年を祝う番組に出演した時、

そこでも、沢山のビートルズの音楽を愛するアマチュアバンドの皆さんに

出会ってきました。

 そんな中、ゲストの泉谷しげるさんが

「ビートルズ、ビートルズってただ楽しむだけじゃダメだ。その先、

彼らが何をいわんとしていたのかを考えろ!あたりまえの大人にならないと思った

日を忘れるな!」という厳しいお言葉がありましたけど、

私も本当に同感だなー。

 私は沢山の音楽、特に子守唄のように私を育ててくれたビートルズから、

まずは音楽の素晴らしさを学び、ジョンからは理想に向かって突き進むことを学び、

ポールからは美しいメロディーライン、自然の中で生きる素晴らしさを学び、

ジョージからは宇宙と通信を交わすようにイマジネーションすること、
そしてオーガニックライフ、民族楽器の楽しさを学び、リンゴからはやさしく、

楽しくウイットに富んだ人柄の素晴らしさを学んだ、

いえ現在も学び続けてきているような気がします。

 そのおかげで現在のミュージシャン白井貴子があるのは勿論ですが、ついに5年前、

自分なりのオーガニックライフで生きてゆきたいと森まで購入しちゃいました!

 

♪ ROCK TONIGHT ! ROCK TONIGHT !

   明日にぶつけてゆくのさ!

 

あなたのROCK TONIGHTは

今でも輝いていますか?



憧れの楽器を手にした喜びが、

あなたの素敵な明日へのエネルギーとなりますように!

前のページに戻る

当メールマガジンに使用されている文章、画像、ロゴなどの二次使用、複写等の一切を禁止します。


Copyright (C) 2006 Ishibashi Music Corporation. All Rights Reserved.