私がギターを始めた理由 ~見田村千晴~

番外編~梅田店女子トク女子トーク編~

見田村千晴 Profile

1986年5月15日生まれ、岐阜県出身 シンガーソングライター

2歳からピアノ、3歳からヴァイオリンを始める。高校では音楽部に入る。合唱コンクール全国大会にて1位を獲得する。2005年、早稲田大学進学とともに春に上京。バンドサークルに入りギターと曲作りを始める。2007年春よりソロ、ギター弾き語りでのライブ活動を始める。

2009年、大学卒業以後、本格的に活動開始。年間100本以上のライブを行うほか、3枚の自主制作CDを発表、自主企画ライブ『ヨコロビ』やワンマンライブの開催等、精力的に活動。2011年、タワーレコード主催のオーディション「Knockin’on TOWER’s Door」にて準グランプリを獲得し、6月に1st ALBUM『いつかのように』をリリース。

世界最大規模の気象情報会社ウェザーニューズが季節ごとに無料配信する「ソラウタ」への起用、ユニクロ「ヒートテック」CM出演、イベントでは2,000人の前でオープニングアクトを務める等、着実に活動の幅を広げる。2012年、2nd ALBUM『I handle my handle』をリリース。前年に引き続きウェザー ニューズの「ソラウタ」に起用され累計100万ダウンロードを達成した「雨と空言」や、TBS系TV『みのもんたの朝ズバッ!』のエンディングテーマ「愛がそこに無くても」、そして中島みゆきのカヴァー曲「ヘッドライト・テールライト」等が収録され、更なる飛躍を遂げるきっかけとなる。2013年2月、渋谷duo MUSIC EXCHANGEにてワンマンライブを大成功させる。

そして、2013年9月25日、MINI ALBUM『ビギナーズ・ラック』で、ビクターレコーズよりメジャー・デビュー。2013年末には桑田佳祐が選ぶ「邦楽ベスト20」の4位にビギナーズ・ラック収録曲の「悲しくなることばかりだ」が錚々たるアーティストに並んでランクインした。そして、第1期集大成となる、シングル、アルバムがリリースとなる。

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音楽との出会い・ギターをはじめたきっかけ

見田村: もともと、物心がつく以前から母の影響でピアノとヴァイオリンを習っていました。クラシックです。その後、中学生くらいのときに、aikoさんや椎名林檎さんといった女性シンガーソングライターの方々が次々デビューして、憧れるようになりました。いろんな方の曲を物真似して歌っていました。なかでも特に、矢井田瞳さんのことが大好きで、ライブに行ったり、CDを揃えたりするようになりました。

見田村: 最初にギターに触ったのは高校生のときです。 矢井田瞳さんのようになりたくて、ギターの弾ける従兄弟からアコースティックギターを借りました。ヴァイオリンができるんだから、きっとギターはすぐ弾けるだろうと舐めていたんですが、いざ触ってみたら全然違う楽器で、すぐに弾かなくなってしまいました。当時は部活(合唱)に打ち込んでいたこともあって、時間も取れないまま、高校を卒業しました。なので、ちゃんとギターを練習し始めたのは大学生になって、上京し、バンドサークルに入ってからです。

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最初に購入したギター・ギターにまつわるエピソード

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見田村: 今はほとんど弾いてないのですが、最初に買ったギターはエレキギターでした。Fender Japanのテレキャスターです。大学のバンドサークルに入り、ギターボーカル志望の私は、テレキャスとストラトの区別もつかないまま、見よう見まねで買ったのです。それでも、コードが3つくらいしか押さえられないのでなかなかギターを弾かせてもらえず、あまり上達しませんでした。

アコースティックギターを初めて買ったのは、20歳の誕生日の翌日です。バンドサークルでコピーをしているだけじゃなくて、1人でライブをしていこうと覚悟を決め、矢井田瞳さんがライブなどで使っていて目立っていたギター、Gibson DOVE を買いました。

見田村: 私はギターを始めたのも遅いですし、練習もあまりしないまま、とにかく弾き語りでライブがしたい、という一心で見切り発車的に始めたので、活動を始めて2~3年の間は本当にひどかったと思います。ライブハウスでライブをしながら、対バンの人のライブ中にひたすら手元をガン見して、弾き方やコード進行を盗んでいました。ライブハウスの方に「歌は上手いけど、ギターがねぇ・・・」と言われ続けて、悔しい思いもしました。

ですが、それでも弾き語りを続けてきたからこそ今があるので、ギターが上手くないというコンプレックスから逃げないで良かったなと思っています。

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ギターの魅力・愛用しているギター

見田村: コード楽器であり、リズム楽器だというところ。本当に無限の表現ができる魅力的な楽器だなと思います。私がギターでできる表現はまだまだ限られていますが、これからも真摯に向き合って広げていきたいと思っています。

そして、歌い手として、どんな場所でもギターひとつあれば1人でもライブができるというのは強みだと思っています。

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Gibson DOVE(写真左)
前述の、20歳の誕生日の翌日に買ったアコースティックギター。一音一音がとてもクリアでブライトです。昨年までアコギはこの一本しか持っていなかったので、全てのライブをこのギターでやりました。

Gibson J-45“The59”(写真右)
昨年のはじめに買いました。温かい音色です。バンド編成のときにもよく馴染みます。最近、このギターをメインで使うようになりました。

メジャーデビュー以降のプロデューサーである松岡モトキさんもギタリストなので、レコーディングでは松岡さんのギター(Gibson J-50)をお借りすることが多いです。とても乾いたかっこいい音です。松岡さんのいろんなギターを触らせてもらううちに、私も新しいギターが欲しくなって、買ったのが【Gibson J-45 “The59”】です。

これからギターを始める人へメッセージ

見田村: 私はギターを始めた年齢が早い方ではなくて、周りの上手な人に気後れしたり悔しくなったりしてきましたが、何よりギターを弾くのがとても楽しいですし、ギターを弾いて歌を歌うことが心から好きです。最初は勇気が必要かもしれないけれど、興味があるなら絶対に始めてみて欲しいです。聴こえる音楽が、見える景色がきっと変わりますよ。そしてぜひ私の曲をコピーして聴かせてください(笑)

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見田村千晴 リリースインフォメーション

2015.4.22 RELEASE

正攻法 | 初回限定盤
正攻法 | 初回限定盤
\3,500+税 VIZL-823

正攻法 | 通常盤
正攻法 | 通常盤
\3,000+税 VICL-64347

今回お話を頂いた見田村千晴さんが、待望のメジャーファーストアルバムをリリース!! 公式サイトで詳細がご覧いただけますます。下記リンクよりぜひチェックしてみてください!!

見田村千晴 オフィシャルサイト 見田村千晴(Victor Entertainment)

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