FRACTAL AUDIO SYSTEMS Axe-Fx III|イシバシ楽器FRACTAL AUDIO SYSTEMS Axe-Fx III|イシバシ楽器

発売から現在まで、世界中のギタリスト、ベーシストに愛用されているFRACTAL AUDIO SYSTEMS Axe-Fxシリーズ。ハイエンドマルチプロセッサー/デジタルアンプ業界の先駆けとして、この業界を常にリードしているFRACTAL AUDIO SYSTEMS社Axe-Fxシリーズのフラッグシップモデルがフルモデルチェンジし、Axe-Fx IIIとして装いも新たに登場しました。

Axe-Fx IIIは以前までのモデルと比較し、内部容量の大幅な増加、ハードウェア部分の強化、操作性の向上と、音質はもちろん細部に至るまで非常にユーザー目線で作られており、また新たな時代をこのAxe-Fx IIIが築くと言っても過言ではないでしょう。今回新しく登場したAxe-Fx III、本モデルの特徴と合わせ、以前までのモデルと比較しどう変化しているのかを当ページでご紹介してまいります。

Axe-Fx III 過去モデルとの比較

本体寸法の比較

Axe-Fx III

DIMENSIONS:
Width:482.6mm、Height:131.1mm、Depth:292.87mm
Weight:6.87kg

Axe-Fx II

DIMENSIONS:
Width:482.6mm、Height:88mm、Depth:362mm
Weight:4.5kg

本体の大きさは初代Axe-Fx Standard/UltraからAxe-Fx II XL+まで2Uサイズでしたが、今回のAxe-Fx IIIは3Uサイズとなりました。 単純に高さが大きくなっただけでなく、奥行きはAxe-Fx II XL+と比較し7cm程短くなっております。 重量は6,87kgと2kg程増えましたが、これは他社で比較するとKEMPER PROFILER POWER HEADよりやや重たい位です。

入出力端子の比較

写真
写真

上記画像を比較して頂くと分かりやすいですが、入出力端子が圧倒的に増えた点がポイントです。 Axe-Fx II XL+までは入力、出力共に二系統まででしたが、今回のAxe-Fx IIIは入力、出力共に四系統となっております。入力はインプット1、3、4がフォン端子、インプット2はXLRにも対応したコンボジャックになっております。出力はアウトプット1がフォン端子、XLR端子、アウトプット2がXLR端子、アウトプット3、4がフォン端子となっており、フォン端子には全てHUMBUSTER Technologyを内蔵。更に入力は1以外は全てステレオ、出力は全てステレオとなっており、様々な環境に対応できるようになっております。

写真

それに合わせ内部ルーティングにインプット/アウトプット専用のブロックを設置できるようになっており、より視覚的に接続が分かりやすくなりました。また、歪みはアンプで作りエフェクトのみをAxe-Fx IIIで使用したい、という方向けの接続方法4 Cable Methodにももちろん対応。このサイズで様々な環境に合わせ使用方法をご提案出来るのがAxe-Fx IIIの最大の魅力です。USB端子を使用しPCエディター、Axe-Editとの接続や、Axe-Fx IIIをオーディオインターフェースとして使用する事ももちろん可能です。

フルカラーディスプレイ搭載

写真

筆者が個人的に待ち望んでいた部分、フルカラーディスプレイを遂に搭載しました。更にディスプレイの下には5つのノブを搭載し、操作性が格段に向上しております。これらノブは押すことにより画面下の機能を即座に呼び出すことも可能になりました。エクスプレッションペダルのアサイン等、詳細設定がより簡単に設定できるようになったわけですね。 以前までのモデルはもちろんハードウェアのみでの操作も可能ですが階層が深くなっておりマルチエフェクターに慣れた方でも操作が難しい、という声が多かったのも事実ですが、本モデルはPCエディター(Axe-Edit)を使用せずとも操作はスムーズに出来るようになりました。

内部容量の大幅な増加

写真

最新のAxe-Fx IIIまでのDSP容量比較画像です。 こちらを見ると分かりやすいですが、初代Axe-Fx Standard/Axe-Fx UltraとAX8がほぼ同じ、第二世代のAxe-Fx II/II XL/II XL+は第一世代のUltraのほぼ2倍、そして今回のAxe-Fx IIIは第二世代の2倍以上のパワーを持っているのがわかります。Axe-Fx II XL+でも思いつく限りの事は何でも出来ましたが、それの2倍以上というと中々想像が難しいと思われます。 内部ルーティングのレイアウト画面に設置できるブロック数が縦6列/横14列の計84個に増えている他にも、プリセット切り替え時の音切れ解消、ブロックの内部切り替えの強化(X/Yの二系統切り替えからChannelsの最大四系統切り替えへ)等、様々な箇所で容量の増加を体感できます。

高品質、高音質なエフェクト群

Axe-Fxシリーズといえば非常に高品質なエフェクトが内蔵されていることがこの高い評価に繋がっていると言えるでしょう。 もちろん本モデルも今まで以上に高品質なエフェクト群を内蔵しております。

写真

非常に実機に近いサウンドメイクがされたアンプモデリングに加え、世界的に有名なオーバードライブ、ディストーションのモデリングはもちろん、リングモジュレーターやボコーダー、シンセ音を出すようなエフェクトまで幅広く網羅。モデリングに関しては元となった実機のコントロール名はもちろん、ノブを動かした際の挙動まで再現しているところがAxe-Fxシリーズが愛され続けている理由のひとつでしょう。

それら全てが超一級のクオリティで内蔵されており、音作りは本モデルのみで間違いなく完結出来るでしょう。 それらエフェクトをAxe-Fxシリーズの最大の特徴、多彩なルーティングで直列/並列を駆使し自由に配置することにより、無限大のサウンドを手に入れることが可能です。

8つのSCENEに新たな機能を搭載

Axe-Fx IIから登場したSCENE機能は本モデルでももちろん搭載。

写真
写真

今回はSCENE毎に名前を変えたり、SCENEを変更した際にそれぞれMIDI情報(PC、CCを最大8系統)を送信出来るSCENE MIDI機能が追加されたり等、もちろん様々なアップデートがされております。

イシバシ楽器のエフェクター取扱店にてご予約受付中

Axe-Fx IIIのご予約はこちらから

Axe-Fx III に関するブログ

FRACTAL AUDIO SYSTEMS製品の事なら私たちにお任せ下さい

Fractal Audio Japanでは、製品の使い方相談や要望にお応えできる専門スタッフ、FASコンシェルジュ制度をこの度発足致しました。「上質のパーソナルサービス」としてきめ細やかなサービスを顧客一人ひとりに対応するコンシェルジュ、チューブアンプ、エフェクター、DTMからPA等、ギター・ベースサウンドに関する専門知識とシステム構築の知識を兼ね備えたスペシャリストを”FASコンシェルジュ”と認定しています。

FASコンシェルジュ認定スタッフのご紹介

写真

新宿店 加涌

新宿店、町田店を経て渋谷店へ勤務。渋谷店では主にアコースティックギターを担当したのち、自身の希望によりエフェクター担当へ。自身はベーシストでありながら、バンドでは大型のペダルボードや、ハイエンドマルチプロセッサーを操るエフェクター大好きスタッフ。更に自身でもDTMをやっていることもあり、Axe-Fxと合わせた幅広いご提案をさせていただきます。

写真

新宿店 渋谷

新宿店2階エフェクター専門フロア:ペダルホリック担当。専門学校卒業後、石橋楽器新宿店に勤務、現在の新宿店2Fペダルホリック担当となる。学生時代はギタークラフトを学んでいた為、様々な木材のパーツの知識を有している。師の影響でハイエンドマルチエフェクターに興味もち、今ではFRACTAL AUDIO SYSTEMS等に関する幅広い知識も持つ。数多くの製品からお客様に合う一品を探すお手伝いをさせていただくため、丁寧にご案内をさせていただきます。

FRACTAL AUDIO SYSTEMS製品に関するお問い合わせは下記店舗まで