イギリス、ミルトンキーンズにあるMarshall社工場を訪問!?基盤作成?
2016-10-18 いつも石橋楽器店をご利用頂きまして、誠にありがとうございます。新宿店4Fハイエンドフロア担当:久保です。
現在私は日本を離れ、イギリスへと来ております!
目的はMarshall社工場見学、アンプのカスタムオーダーです!
本日はメインイベントの、イギリス・ミルトンキーンズにありますMarshall工場へ行ってまいりました!
ロンドンから約一時間半バスに乗り、遂にMarshall工場へ到着!

見よ!この佇まい!
写真では何度か拝見した事がありましたが、実際に目の当たりにすると凄い威厳を感じました。現在Marshall工場には約350人が在籍しているようです。
では内部へ入ってみましょう!




入ると至る所がMarshallだらけ!Marshall好きには堪らない空間ですねw

個人的にはこのAキャビをぶち抜いてクロークにしているのが好きでしたw
フロントにて入館手続きを行い…

頂きました!Marshallネームプレート!ニヤニヤが止まりませんw
これを首から下げ、早速Marshall社内見学に移ります!
まずフロント左手のドアを開けたら、基盤を作成しているフロアがあります。


現在はJVMを製作しております。

こちらの機械でハンダを付けているようですね。

そしてこんな所でもMarshallを発見。こちらは自動販売機です。

こちらの機械で基盤の組み込みを行います。基盤の60-70%までは機械で組み込みを行い、そこからは人力で組み込みをするようです。JVMシリーズを製作するスタッフは14人のようです。

こちらはHand Wiredシリーズの基盤です。
こちらは名前の通り全て人力で組み込みを行うようで、写真のこの状態にするまでに約10時間程要するようです。また、Hand Wiredシリーズを製作するスタッフは熟練されたスタッフのわずか3名のようです。製作台数が少ないのも頷けますね。もちろんその分クオリティは非常に高いものとなっております。


こちらが基盤を載せるシャーシになります。
一枚目がJVMのシャーシ、二枚目がJCM800(2203)のシャーシになります。
意外や意外、JVMのシャーシの方が混み合っておりますが、JVMのシャーシ組み込みは1時間で終わるそうです。対して2203は約4.5時間を費やすそう。Vintageシリーズとは組み込み方がやや異なるそうです。
そして基盤セクションが終わり、次はキャビネット製作のフロアへ。
という事で今回は基盤作成部分のご紹介でした。次回はキャビネット製作部分をご紹介させて頂きます!
今回も最後までご覧になって頂きまして、誠にありがとうございました。
次回もお楽しみに!
2年前のMarshall出張レポートも是非合わせてご覧くださいませ!
※基盤組み込み部分は後日動画も上げさせていただきます☆