戻る

セルマー ソプラノ メタル。

オーソドックスなバッフル、チェンバー構造を持ち、ハードラバー製のセルマーマウスピースに比べ、やや硬質ではっきりしたサウンドが得られます。

ジョンコルトレーンがマーク6との組み合わせで使用していたのがあまりにも有名です。
ただし、コルトレーンは独特のトーンを持っていたので、かなりソリッドなサウンドになっていますが、通常のアムブシュアより、深めにくわえる事によって、あのようなサウンドを出していたようです。ごく一般的なアムブシュアで吹いた場合はやや明るめで上品なサウンドとなります。

ティップオープニングは狭い方からC*、C**、D、E、Fと言う表記になります。
初心者やクラシックではC*、ジャズに使用する場合はD、E、Fあたりがお奨めです。

付属のリガチャーは作りも良く、十分使用できるものが付いています。
他のリガチャーではロブナーを付ければソフトな感じになり、ハリソンハーツを付ければ、締まったサウンドが得られます。

真鍮を削りだして作られ、精度も良く、バラツキも少ない安定したマウスピースで、仕上げは美しい銀メッキが施され、サウンドのツヤも付加されています。