目指せマウスピースマスター。
2020-01-16ラルクのツアー始まりましたね。セトリを調べては想いを馳せる日々を送っている管楽器担当の吉村です。
魅惑のまうすぴいす・わーるど、第2回。金管編です。
池袋店に入荷した、ちょっと変わったマウスピースやあまり出会うことのない(であろう)マウスピースについて紹介するだけのブログです。
マウスピースの奥深さに溺れましょう。
今回紹介するマウスピースはコチラ！
YAMAHAより、シカゴ交響楽団のトランペッター、ジョン・ハグストロムのシグネチャーモデルです。
1/16現在、銀メッキのものが2本と金メッキのものが1本あります。
※2/10追記・3本ともご売約となりました！ありがとうございました。
…YAMAHA？？？
…見た目YAMAHAっぽくないな？？？
そうなんです。
YAMAHAのマウスピースはツヤのある鏡面仕上げが一般的。
しかしコチラのモデルは表面を削りだしたときの跡がそのまま見られる、サテン仕上げっぽい仕様となっています。
もちろんカップ内部も細かな切削痕がそのまま残っています。
(サテンって指紋目立たなくて良いよね)
リムはあまり丸みがなく、どちらかというとフラットめ。
リム内径はおよそ16.45ミリです。
カップはやや深め。そして形状がちょっと特殊。
カップの中に一段の段差があるといえば伝わりやすいのでしょうか、、、
言葉で伝えられる気がしないので図にしましょう。イメージ図です。
一般的なマウスピースはこういう形のカップが多いですね↓
ジョン・ハグストロムモデルはこんな感じのイメージ↓
長時間吹いていてもマウスピースの内側に唇がぶつからないようにする工夫だそうですよ。
気まぐれに重さを測ってみました。
金のほうが比重が大きいから重いのかと思いきや、銀メッキは2本共に95グラム、金メッキは94グラムという結果。
果たしてコレは個体差なのか仕様なのか。
カップが深いからか息を入れるのにパワーは必要ですが、そのぶん太く芯のあるサウンドが楽しめそうなマウスピースです。
サテンの口当たりもまろやかな感じでなんだか新鮮(食レポみたいになってしまった)。
今回入荷した3本は、どれも目立つキズやシャンクの歪み等ございません！
これからしっかり使い込んでいく楽しみもありますね。
日本で出回ることはあまり多くないモデルです。
試す価値アリ。
商品ページ作成中ですのでお楽しみに！
それでは素敵なマウスピースLIFEを！
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