【限定生産!】ヤマハから新しいアーティストモデルのトランペットが登場!YTR-9335V!!!【トランペット】

【限定生産!】ヤマハから新しいアーティストモデルのトランペットが登場!YTR-9335V!!!【トランペット】

2017-12-08 「マウスピースは可能な限り小さなものを使え」


はい。

渋谷EAST店のこばやしです。
ついに発売ですね。

ヤマハの新しいアーティストモデル
YTR-9335V!!
162015 B

Vはヴィズッティ。
アレン・ヴィズッティ氏監修のアーティストモデルです!

ご存じの通り、技巧派トランペッターとして有名ですが
氏のパフォーマンスを惜しみなく発揮するための様々な技術が盛り込まれているのであります。

いわばヤマハが持ちうる超絶技術のカタマリという訳ですね!

(ヤマハウインドストリーム様より拝借)


銀メッキが200本、金メッキは5本限定となっております。
ALLEN VIZZUTTI氏のファンのみならず、単純に完成度が大変高いモデルですので
一生モノの楽器を探している方は是非選択肢に入れていただければ幸いです。

私はヤマハの新製品発表会にて、この楽器を拝見したとき
完全に一目惚れしてしまいました・・・
ちなみに当店には一本ずつ入荷しますので今しばらくお待ちください。

発売日は2017年12月15日。
商品ページは明日公開予定です。

またの更新をお楽しみに!

担当こばやし








以下、気になる人だけ読んでください。メカニカルな余談が続きます。
このYTR-9335Vは、YTR-9335NYをベースにして開発されたモデルなんですね。

下記メーカーサイトから一部抜粋

真鍮製ピストン軸
速いパッセージでの細かな音粒がクリアに発音可能な反応の良さとソリッドな音色を実現するため、ピストン軸はアルミ製ではなく、 エリック・ミヤシロモデルYTR-8340EMに採用されている真鍮製(銀メッキ仕上げ)を採用。第3抜差管ストッパーネジは 同様の効果を得ることができる新シカゴシリーズに搭載された仕様と同一品を採用しました。


9335NYではアルミ製だったピストン軸ですが、Vでは真鍮製に変更になっています。
かの名器NYバックはアルミ製なんですよね、ピストン軸。
どっちが良いのかな?なんてたまに考えますね。まあどっちでもいいと言ってしまえば終わりなのですが・・・ 
アルミは比重がめっちゃ低いので軽く、銅と同じくらいの柔らかさっていう特性がありますので、ピストンの軽量化を考えるときに最適な選択なんでしょうけど
こうして真鍮材を採用したということは、音の粒立ちを支えるという点において
真鍮の方が良かったんでしょうね。




樹脂製バルブガイド
速いパッセージの演奏中でも軽快な吹奏感が損なわれにくくピストン動作音も抑えるため、パワフルかつスピード感のある演奏に向いています。


僕も樹脂製が好きです。静かだし。

さてさて、蓋を開けてみれば(バルブキャップではない)、YTR-9335NYからの一番派手な変更点ってピストン軸がアルミから真鍮になったことぐらいなのか・・・?
と思いつつも、あとは製品版を楽しみに待つばかりです。

まあ、個人的にはそもそも アレンヴィズッティ氏の魅力はその卓越したテクニックもさることながら、歌心あふれる繊細な音使いが
渋Eなぁって思います。
公式サイトが一番わかりやすいんですが、改造ポイントはすべて
歌うためのチューンアップなんでしょう。
上手い人は何吹いても上手いし・・・

さてさて、今日はこの辺で。

・・・読み返してみるとYTR-9335Vの事あんまり褒めてなくね?という気もしますが
一目ぼれしてSPとGPどっちも仕入れちゃうくらい渋E一本なんです。

担当こばやし
KOBAYASHI