楽器の品揃え日本最大級!ギター、管楽器、ドラムなど新品、中古楽器、欲しい楽器がお得に見つかる!

【ここが知りたい!Suhrギター】日本一Suhrにアツイ!?メーカー担当技術さんに伺う、Suhrの魅力!後編【第三回】

11/20 (土)[ 御茶ノ水本店 ]

なぜSuhrが選ばれているか、現在のSuhrの製造の裏側を通し、メーカー担当技術者さんに伺います。

【ここが知りたい!Suhrギター】



こんにちは。

御茶ノ水本店モダンギターフロア担当、皆川です。




height="600">



7月にリニューアルオープンしたモダンギターフロアで絶賛取り扱い中のイチオシブランド、Suhrギターの魅力をお伝えする【ここが知りたい!Suhrギター】



前回に引き続き、日本一Suhrにアツイ!?正規代理店「オカダインターナショナル」の技術担当者 岡村さんにお話を伺います。

497061 B





前回はキャリアを通じて現在のJS Tech設立までを伺いましたが、

今回は現在のSuhrギターの特徴をポイントごとに伺っていきたいと思います。





まずSuhrギターは全てアメリカ、カリフォルニアの工場にて製作されているということですが、まず工場の規模としてはどのくらいでしょうか。



 サイズとしてはFender Custom Shopと同じか、少し広いくらいです。

 木材倉庫から木工、塗装、アッセンブリといったセクションがそれぞれ配置されてます。

 ギター以外のアンプ、エフェクターやピックアップも同様の工場内で製作していますね。

 




Suhr製品は一貫して自社工場で製造されている、というのは是非皆さんにも知っていただきたいですね。

実際に工場で製作されていくプロセスとして、どんなポイントが特徴的ですか?





 木工段階がわかりやすいですが「CNCルーター」を使用し「精度の高さ」と「誤差の少なさ」を大事にしています。

 CNCルーターを使用したギター製作というのは今では当たり前になっていますが、スピードを重視するか精度を重視するかというのはギターメーカーによって異なります。

 Suhrの場合は特に精度重視で、工程と時間をかけて製作していますね。





CNCルーターと言うとコンピューター制御の木工機械ですね。

漠然と「便利で同じ形に仕上がる」と言うイメージがありますが、メーカーや使い方による違いがあるんでしょうか?





 CNCルーターが便利なことは確かなのですが、仕上がりはオペレーターの腕によって大きく左右されます。

 SuhrではFender時代の同僚である、Steve SmithがCNCオペレーターを担当しています。



 具体的には「一度でどのくらい削るか」「どのくらいの速さで削るか」といった項目を工程ごとに設定する必要がありますが、

 設定が適切でない場合「木材が焦げる」「欠ける」といったトラブルがおきてしまいます。

 天然の木材を相手にするので、木材の種類や硬さは勿論、木目の方向といった要素まで考慮する必要がありますね。




 また「効率」を考えると、ある程度まで粗加工して最後は手作業、というほうが早い場合もありますが、

 Suhrの場合は「ほぼ完成」というところまで精度を追い込んで整形しています。

 特に「ネックグリップをCNCで徹底的に追い込む」というのは画期的で、Suhrの創業当時に話題になりました。

 普通と比べ10倍程の工程がかかるので、オペレートも難しいですし時間もかかりますが、人の手では出せないレベルの精度で、誤差のない正確さを追求しています。



 徹底して均一化することが目的かというとそうではなく、

 天然の木材を使う以上重さの違いや、木目などの見た目の違いは絶対出ますからね。

 精度を出した上で「個性」としてそれぞれ好みの物を安心して選んでいただければと思います。



コントロールできるポイントは徹底的に精度を出してるからこそ純粋に「個性」として見れるのは確かに安心ですね。

木材で言うと近年多くされるローステッド材は濃い目の物や薄めの物がありますよね?

これはどういう違いからくるのでしょうか。




 色の違いは加工時の温度の違いですね。温度が高いほど色が濃くなります。

 楽器用としての需要が高まったことで、色のバリエーションが出せるようになりました。

 またローステッドの利点として、木材の癖が抜けることで湿度や温度の変化と言った影響を受けづらくなります。

 おかげでフレイムメイプルなど癖が強く扱いづらかった木材も使用しやすくなりましたね。

 また、こういったメリットは色が薄くても十分に効果があるので、ご安心ください。





前回伺ったハンドメイド時代のSuhrは弦高の低さ、と言うところが特徴的でしたが現在はいかがでしょうか。



ネックはなるべく真っ直ぐな状態に調整したうえで、最終フレットと弦の間が1-6弦全て1.6mm、を基準にしています。

 他メーカーで基準にされることが多い12F上では、1.2mm前後になりますね。

 弦高が低くなることで弾きやすさも大事な要素ですが、押弦時のアクションが小さくなることによりピッチも安定してくれます。

 


力を入れなくても抑えられる、ということで店頭でも「弾くのが楽」と言って頂けることが多いです。

試奏の際には是非ご注目頂きたいポイントですね。





 そうですね。

 あとは弦高の低いセットアップを維持するために「チューニングを張ったまま」での保管もポイントですね。

 意外と無視されてしまうのが「トラスロッドの張力」です。

 チューニングを緩めたときにも「トラスロッドの張力」がネックにかかっているため、安定しなかったり捻れてしまったり、と言うトラブルに繋がってしまいます。

 Suhrは「弦とトラスロッドの張力」が釣り合っている状態を想定してネックを製作していますので、チューニングしたままでの保管をお願いします。

 その上でこまめにトラスロッド調整していただくのが理想ですね。


 

店頭でも日々トラスロッドの調整を行っていますが、Suhrは調整しやすいですね。

ヘッド側から調整できるというのはもちろんですが、利き方の個体差も少ないのは驚きました。精度の高さ、誤差の少なさと言う話も実感できるポイントです。

トラスロッド調整の方法はご購入の際などにレクチャー出来ますので、是非店頭で聞いて頂ければと思います。



電装系関係で特徴的な「SSCII」とはどんなものでしょうか。




 Suhr独自のパッシブ(電源が不要)ノイズリダクションシステムで「電源関係由来のハムノイズ」を無くすことを目的に開発されています。

 特徴としては「ノイズを消しつつも、ノイズを消しすぎないバランス」を大事にしてます。



「ノイズを消しすぎない」というのはギタリスト目線じゃないと分からないバランスかと思います。

ノイズリダクションをつかったけど、音楽的なサウンドから離れてしまってイマイチだった、という経験を持つギタリストさんも多いのではないでしょうか。




 そうですね。何をノイズと捉えるか、と言うところがポイントです。

 バンドで鳴らした際に、どうしてもハムノイズは邪魔になってしまうということで、長年ミュージシャンを悩ませていました。

 そこを解決するために初代「SSC」やバックパネル型の「BPSSC」といった物を経て、新化したのが現在の形です。



 以前はコスト面で初代の「SSC」では17万円、バックパネル型の「BPSSC」では8万円ほどのアップチャージが掛かってましたが、「SSCII」では3万円ほどと手軽且つローコストになってくれました。

 現在ではシングルコイルの乗ったギターでは載せるのが「当たり前」になったので、是非試していただきたいですね。



 あと配線関係の話ですと、現在の配線アッセンブリは日本人の技術者が設計してますよ。

 元Fenderの後藤さんと言う方ですが、TBX回路やS-1スイッチも設計している凄腕です。




それは初耳です!

そんな方がいるんですね。




 John Suhrだけではなく、高いレベルの技術者が揃っているのもポイントですね。

 そんな中で、息子のKevin Suhrも加わり、次の世代に継承させるような動きも近年は特徴的です。

 新たなエンドースアーティストとの繋がりから製品開発も進み、ピックアップなどバリエーションもだいぶ増えました。

 以前からのSuhrを知っている方にも、ぜひ改めて現在のSuhrをお試しいただきたいですね。



そうですね。

店頭でも「久しぶりにSuhrを見たけどイメージが変わった」と言っていただけることがありますので、

是非一本だけではなく弾き比べ頂きたいですね。




~名残惜しいですがお時間ということで、今回はここまでとなりました~





というわけで二度にわたり、お送りさせて頂きましたがいかがでしたでしょうか。

もっと「こんなところが知りたい!」と言う点があれば、本店モダンギターフロアまで、お気軽にご質問ください。





11/1より開催中の

Suhr Guitars Fair

2021-2022

at OCHANOMIZU


では御茶ノ水エリア随一の品揃えでSuhrギターを展示中!



2140033 B


実際Suhrってどんなサウンドなの...!?と気になった方には「担当による弾き比べアーカイブ」をYoutubeで公開中!


※当ページに掲載されている画像、文章等の転載、二次使用等はご遠慮下さい。また、当ページをご紹介いただく場合は、画像、動画等に直接リンクをしないようにお願いします。
※商品情報や価格、在庫などは投稿時点の情報です。既に在庫切れ、販売終了となっている場合がございます。現在の正しい状況については下記店舗へ直接お問い合わせください。また、当ページに掲載されている画像、文章等の転載、二次使用等はご遠慮下さい。

御茶ノ水本店のブログ こちらもお読みください

今年のNAMMで発表された久々のSシリーズNEWモデルが入荷しました!
1ヶ月以上
【Fender Screw Grand Prix-ネジの多いモデルは何だ!!】~場外乱闘編~
1ヶ月以上
不定期連載 御茶ノ水メタルフロア 俺の1枚!
1ヶ月以上
今年やっと念願だったBLOODAXE FESTIVAL に参戦出来る♪
1ヶ月以上
ローランド・シンセサイザー新生活応援キャンペーン!!!
1ヶ月以上

御茶ノ水本店 新着情報

御茶ノ水本店 ブログ