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鍵盤楽器にもいろいろあるのよ~デジタルシンセ編

2020/09/20 (日)[ 梅田店 ]

同じように見える鍵盤楽器にもいろいろ種類があるのです。今回はデジタルシンセ編!

梅田店デジタル担当の鳴尾です!

今回は前回のアナログシンセに引き続きデジタルシンセ編です!

前回の記事はコチラ
https://www.ishibashi.co.jp/sale-event/25200

今回は鍵盤楽器といえどもいろんな種類がありますよっ!というご紹介です。
梅田店の店頭にも様々な種類の鍵盤楽器ご用意しております。
でも、見た目は似ていても全然中身が違うんです!「何となく鍵盤楽器欲しいけど自分が欲しいのはどれなのかわからない・・・。」そんなアナタのご参考になれば幸いです!

今回はデジタルシンセサイザーについてのご紹介です!!

・デジタルシンセサイザーとは?

定義としてはデジタル信号処理技術を使用した音声信号処理を行うシンセサイザー。ということになるのですが、言葉だけだと難しいですよね。

ごく簡単にまとめると最終DAコンバーター(デジタル信号をアナログ信号に変換する回路)を通るまでをデジタル技術で処理しているシンセサイザーということになります。
ということは前回にご紹介した「アナログモデリングシンセサイザー」もデジタルシンセサイザーの一種ということになります。

現在までで様々な機種が存在しているのでその一つ一つをご紹介するとなるととてつもない量になってしまいますので、特に有名な機種をピックアップしてご紹介していきたいと思います。

YAMAHA DX7


398308 B


1983年発売。当時価格248,000円。世界初のデジタルシンセサイザー。現代にまで受け継がれるFM音源のシンセサイザーの始祖。
アナログシンセサイザーが高価だった時代に低価格、かつ軽量(現在に比べれば十分重いですが・・・)そして16音ポリフォニックを実現。アナログシンセサイザーでは苦手とされていた「ブライトな音色」や「アタックのある音色」に特徴があり、多くのアーティストに使用され現在でも様々な機種にその特徴的な音色が受け継がれています。初音ミクのアームカバーにDX7のパネルデザインが使用されているのもご存じの方もいらっしゃるかと思います。

そんなDX7、特に有名なのはエレクトリックピアノの音色でしょう。



FM音源と言えばベースも有名ですね!
Take On MeなんかはDX7の音色オンパレードって感じです!


そしてDX7がヒットしたもう1つの理由は鍵盤ユニットが素晴らしかったこともございます。FS鍵盤と名付けられた演奏性に優れたその鍵盤はなんとMOTIF ESまで約20年間採用され続けたのです。そして、今では当たり前である「タッチレスポンス」(演奏の強弱を表現する機能)が搭載され、演奏表現の向上が図られたことで多くのアーティストに使用されることとなったのです。

ただし、それまでのアナログシンセサイザーと違い音色のエディットに関しては複雑で、狙った音色に作り上げるのは非常に難しい側面もありました。ですので先ほどご紹介Take On Meのようにプリセットをそのまま使ってしまうなんてことも往々にしてありました。それまで音色をプリセットできるシンセサイザーは非常に高価なもので、プリセットで用意されているそのまま音色を利用することに関してそれがかっこ悪いだとか思う人は少なかったと言う事なんでしょうか。カッコいい音の出るキーボードという認識で使われていたのかもしれませんね。

現在でもFM音源はフラッグシップのMONTAGEをはじめ、MODX、そしてREFACE DXなどで採用されさらに進化を続けています!

KORG M1

8601 B


1988年に発売されたM1は、普及価格帯(当時定価¥248,000)としては初めてのサンプリングを基としたPCM音源を採用、リアルな楽器音を再現することが苦手だった従来のシンセサイザーの認識を塗り替える大ヒットモデルとなりました。8トラックのシーケンサー、エフェクターも内蔵し、1台で音楽作成が可能な「ワークステーションシンセサイザー」の先駆けとなったモデルと言えます。リアルな音色とは言え当時の技術の水準の中でのこととはなりますので、現在と比べればWAVE ROMの容量も4MBと非常に小さなメモリ容量であったにもかかわらず、その音色群は多くのミュージシャンに驚きとともに受け入れられていったのです。

特に特徴があり今でもさまざまな機種にその音色として残っているものとしては「M1 PIANO」が挙げられるでしょう。先程も申し上げた通りすべての音色で4MBという容量の中でピアノの音色もカバーされていたわけですから、その容量たるや現在で考えると驚くほど少なかったに違いありません・・・。しかしながらその制約の中で出来上がったピアノサウンドは独特のアタックと抜けの良さでM1と言えばこの音!と言われるまでになったのです。

Black BoxのRide on Timeで聞けるピアノまさにその音です!


特にハウスミュージシャンに人気だった印象ですね~。それ以外にもオルガンの音色も秀逸で多くの楽曲で使用されていました。

2005年にはKORG Legacy Collection DIGITAL EDITIONとしてソフトシンセとして復活しました。それだけ今でもたくさんの人の印象と記憶に残る音色を持っていたといえるシンセサイザーでした。

Roland D-50

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1987年に発売されたローランドとして初めてのフル・デジタル・シンセサイザー。
シンセ音源とPCM音源をハイブリットで合わせ持つLA(Linear Arithmetic)音源は他のシンセでは生み出せない独自色の強い音色が特徴でした。サンプリングされたアタックと波形をシンセサイズしたサステインをミックスし、内蔵のコーラス、リバーブ、EQを駆使して出来上がる音色群は80年代後半から90年代前半にかけての音楽シーンで多く聞かれるものとなりました。

とくに有名な音色としてはFantasiaを外しては語れないでしょう。近年ではBoutiqueシリーズD-05として復刻されたのも記憶に新しいところです。
213484 B




このデジタルシンセの黎明期を支えたこの3台を見てみるだけでも、デジタルシンセサイザーにもいろんな種類があり、それぞれに個性のある音色を持っていたことがわかります。現在のデジタルシンセサイザーにもメーカー問わずこの3台の有名な音色はほとんど収録されています。

なぜなら、それが
「必要な音」

になっているからですね!

今回はここまで!デジタルシンセは他にもいろいろなモデルがありますので、また機会を見てご紹介できればと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!


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