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鍵盤楽器にもいろいろあるのよ~アナログシンセ編

2020/08/23 (日)[ 梅田店 ]

同じように見える鍵盤楽器にもいろいろ種類があるのです。今回はアナログシンセ編!

梅田店デジタル担当の鳴尾です!

前回のNORDのご紹介の記事も是非ご覧下さい!
https://www.ishibashi.co.jp/sale-event/25153

今回は鍵盤楽器といえどもいろんな種類がありますよっ!というご紹介です。
梅田店の店頭にも様々な種類の鍵盤楽器ご用意しております。
でも、見た目は似ていても全然中身が違うんです!「何となく鍵盤楽器欲しいけど自分が欲しいのはどれなのかわからない・・・。」そんなアナタのご参考になれば幸いです!

今回はアナログシンセサイザーからご紹介します!
出来るだけ難しい用語は抜きでシンプルにご説明できればと思います!

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アナログシンセサイザーはシンセサイザーの始祖となります。
代表的な機種としてはMOOGのMINIMOOGやS.C.Iのプロフェット5など現在も多くのミュージシャンに愛用される名器が多数ございます。現在でもKORGのMinilogueシリーズやARTURIAのBruteシリーズをはじて多くのメーカーから販売されています。

S.C.I Prophet 5
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MOOG MINIMOOG MODEL D
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アナログシンセサイザーの仕組みは以下のようになっています。

VCO(Voltage-Controlled Oscillator)
アナログシンセサイザーはその音が生成される最初の段階がVCO、オシレーターとも呼ばれる電圧の制御による発振器により音色の元となる波形を作りだします。その波形はサイン波、ノコギリ波、三角波、矩形波、ノイズなどの基本的なものとなります。音のイメージで言うと、ブー、ポー、ビーというような電子的な発信音です。

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ここでわかることは「アナログシンセサイザーは実在する楽器の音を再現するのは苦手」ということになります。これが得意なのはまた次回以降にご紹介するデジタルシンセサイザーになります。

VCF(Voltage-controlled filter)
一般的にフィルターと言われるセクションです。よく音色をピューンと変化させたりするのに使う部分ですね。VCFは電圧を用いて音声信号の倍音を制御する部分です。すごくざっくりいうと音色の変化を付ける部分となります。明るくしたり、暗くしたりといったニュアンスです。

VCA(Voltage-controlled Amplifire)
上記の2つのセクションを経た信号はVCAに送られます。ここは単純にアンプ、音量の増幅を行うセクションです。

EG(Envelope Generator:ADSR)
エンベロープ・ジェネレーターは別名でADSRとも呼ばれ、A=アタック、D=ディケイ、S=サスティン、R=リリースをコントロールします。
EGでコントロールするものによりその効果が変わってきます。例えばEGでVCOをコントロールすると音程の変化が得られるようになります。鍵盤を押したあとに音程が変化していく音色が作成できます。EGでVCFをコントロールするとフィルターが開いたり閉じたりして音色の変化が得られます。VCAをコントロールした場合は音色の立ち上がりから減衰までをコントロールすることが可能となります。

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LFO(Low Frequency Oscillator)
LFOは低周波発信器、と言っても実際に耳に聞こえる音を作り出すわけではないので、
おもにコントロールの為の信号となる部分です。
実際にはVCAに設定してトレモロ効果を得たり、VCOの設定してビブラート効果を得たり、VCFに設定してワウワウのような効果を得たりするのに使用します。
簡単に言うと「揺れ」を作り出すセクションとなります。

例外はあれどアナログシンセサイザーはそのパラメーターごとに操作するためのノブやスイッチが用意されており、直感的な操作とリアルタイムでの音色の変化を得意としています。
前述のように限られた元の波形から音を作り出すため、実在する楽器のサウンドを再現するのは難しい物となりますが、いわゆる「シンセサイザーらしい」サウンドを作り出すのに最適といえます。

現在ではデジタル技術を用いてアナログシンセサイザーの振る舞いを再現した「アナログ・モデリング・シンセサイザー」も存在します。
有名な機種としてはCLAVIAのnordleadシリーズや、ACCESSのVirusシリーズ、Roland JP-8000、KORGのMS-2000やMicroKORGなどがヒットし、現在も多くの機種がリリースされています。

CLAVIA nordlead
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KORG microKORG
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アナログシンセサイザーはその見えている部品すべてに信号が通っているために、部品の劣化や不安定な電圧、室温などの環境変化に弱い反面、アナログ・モデリング・シンセサイザーはその影響を受けにくく安定した動作が期待できるとともに、同時発音数が多いモデルも多いなどのメリットもあります。そして回路が複雑になるアナログシンセに比べ安価なモデルが多く、さらに重量が軽量であったり、コンパクトなモデルが多いのも特徴です。
その反面内部の処理の関係で滑らかな音色変化がアナログシンセサイザーに比べて劣ったり、実際のサウンド面でもアナログシンセに比べてデジタルぽく感じるものも多くありますが、技術の進歩によりどんどん進化していっています。

しかしながらアナログシンセの魅力はその不安定さから生まれる「揺らぎ」も1つの要因となっていて、ただ正確な音程が出せるアナログ・モデリング・シンセでは得られない魅力があるのも事実です。

というわけで今回はアナログシンセサイザーについてご紹介しました。
次回以降も様々な鍵盤楽器についてご紹介していきます。
ぜひお楽しみに!!

最後までお読みいただきありがとうございました!


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