YUHKIの東方鍵盤録 第57回「ニャン眠暁を覚えず」
フー「春だ~日差しが気持ちいいです~眠いニャ~」
チー「ZZZ」
チーフー「!!!」
チーフー「とーちゃん!ご飯!」
皆さん春を感じる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?
わたくし今月17日にまた一つ歳をとりました。まーここまでくれば何歳になったかなんて気にしませんが、こんな時代でも無事に生き続けてる幸せと、多くの皆様に支えられてる感謝を切に感じております!
それにしても一年早すぎますね!
さてGALNERYUSのニューアルバムのレコーディングも無事終わり、今はマスタリング工程に入ったようで、きっともうすぐ音源が完成するはずです!
あとはリリースとツアーが決まればモチベーションも上がるかな、といったところです。
今年は何としても会場で皆さんに会いたいです!(^^)
今回も激速いフレーズ満載なので、愛機Roland V-Synth 「GT」をV-Synth 「GT-R」にしておきました!
GT-Rを貼っただけですけどね。気持ちはパワーアップ!(笑)
意外かもしれませんがわたくしJAPANが大好きで、子供の頃はデヴィッド・シルヴィアンかジュリー(沢田研二)になりたかったものです。(笑)
先頃JAPAN3枚目のアルバム「QUIET LIFE」がリミックス・リマスター諸々で再発されたので迷わず買ってしまいました!
JAPANの音楽性はYMOのようなアジアンテイスト溢れるテクノ/ニューウェーブ的な音楽として捉えてる方も多いと思いますが、活動期間5年ほどなのにアルバムを出すごとに音楽性が進化していった、ある意味で物凄くプログレッシヴなバンドだったんです!
ルックス的には超ヴィジュアル系だったのに、全く媚びず、自らの音楽にこだわった本当にアーティスティックな集団です。
このアルバムは中でも一番ヨーロッパテイスト溢れる作品で、ダークな雰囲気の中で絶妙な空間を演出するシンセサウンド、わたくし大好きな「The Other Side Of Life 」ではストリングスを導入するなど、聴きごたえのあるサウンドになってます!
そんなわけで、「この一枚を聞け!」
でした。(笑)
個人的には空間を活かしたサウンドを作ってみたい、という願望が物凄くあるのですが、空間を音符で埋めてしまう悪いクセがなくならないとこういう音楽は絶対作れませんね(笑)
40年経った今でも斬新な世界観を持ったサウンドを聴かせるJAPANは本当に素晴らしいバンドです!
しかし、デヴィッドは今でも麗しいんだろうか・・・
いつかわたくしのソロアルバムで歌って欲しいな?…まーメタルじゃムリだよな(笑)
今月も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
また来月(^^)/
YUHKI

YUHKI (キーボーディスト/コンポーザー)
3月17日 神奈川県出身 O型
趣味は猫とモーター・スポーツと温泉
幼少よりクラシック始め様々な音楽に親しみ、少年時代に主にハードロック・プログレッシブロックに影響を受け、キーボード・作曲を始め、激しいオルガンサウンド・攻撃的なシンセリードとシンフォニックなアレンジを武器に数々のバンドに参加。
現在はGALNERYUSを中心に活動中。
2001年「ARK STORM」でキングレコードよりデビュー。以降3枚のアルバムに参加。
2002年より「GALNERYUS」に参加。10枚のフルアルバム、4枚のLIVEDVD等多数をVAPよりリリース。
アニメ「HUNTER×HUNTER」「RAINBOW-二舎六房の七人」「Mnemosyne-ムネモシュネの娘たち」のエンディング・テーマを担当。
2013年より本格的にアジア・ヨーロッパ等海外にも進出し好評を得る。
並行して2003年から自ら率いる女性ボーカルをフィーチャーしたプログレッシブ・ロックバンド「ALHAMBRA」で4枚のアルバムとライブDVDを発売。
2011年 自身初となるソロプロジェクト「YUHKINEN」の1stアルバム「Far Beyond The Seven Seas」発表。
バンド活動の他、人気格闘ゲーム「GUILTY GEAR」「BLAZEBLUE」等のゲームミュージックのライブとレコーディング、その他多数の作品・ライブに参加。