Ishibashi Mail Magazine

第10回(2010年2月25日発行)

みなさん、ドラマチックな日々を過ごしていますか?

今月は平成22年2月22日という記念日がありましたね。記念切符など、思わず欲しくなってしまいました。だって次は、33年3月3日までないのですから〜。でも、私はこの日の深夜に、2:22のデジタル表示を見ました。それはもうドラマチックな出来事でしたよ〜!

先月はイシバシ楽器名古屋店でのドラムクリニックが開催されました。来てくださったみなさま、名古屋店のみなさま、本当にありがとうございました! とっても楽しいひとときでした。ドラマーというだけで、同志のような、仲間のような親しみを感じてしまうので、こういう集いはとても楽しい時間です。音楽談義やドラマー談義。ミュージシャンでもそうでない人も、みんないろいろな悩みや向上心を持って進んでいるのですよね。

多くの場面で、ドラマーは「まじめ」と言われます。でもこの「まじめ」には訳があるのです。ドラマーの悩みのトップ10に入る「スタジオに入らないと練習できない事」が、まじめに思わせる所以です。私も「まじめだね、練習好きだね」ってよく言われますが、スタジオに行くという行為が練習してる!という印象を作っていると思います。本当は、個人練習のためにスタジオを取っても通常はせいぜい2〜3時間ぐらいですし、セッティングや機材の調整などなど、実際に練習できるのは、その1/3ぐらいでしょうか。時間にすると大した事ではないのです。スタジオに行くまでの移動時間もありますね。毎日に換算すると大層な時間です。遊びに行く時間も減る訳です。

だから、自宅でいつでも音が出せる楽器陣の方が、よっぽど練習量が多くて、まじめに過ごしてるに違いないのです。スタジオに出かける時間が省けるからその分、ドラマーより他の事ができたり、遊びに行けたりするでしょうしね。

恋人や旦那様がドラマーだったら、デートや家族サービスが足りなくなっちゃっても許してあげてくださいね。女性ドラマーの彼氏も同じく。

まじめも不良も紙一重です。クラブやカラオケ、ジムやヨガに通う感覚でスタジオに入って、楽しみながら練習しましょう。

私は「不良ドラマー」と言われてみたいなぁ〜。

今週末2/27は、東京でのドラムクリニックです。ライブハウスにパイステ38"ドラを持ち込んで、派手に叩きまくります。是非遊びにいらしてくださいね。

それでは、また来月!

角田"mittan"美喜・Artist & Athlete Drum Clinic


http://www.ishibashi.co.jp/sale-event/0211_tsunoda/

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クリニックの様子1
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クリニックの様子2
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クリニックの様子3
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お酒に合う美味しい食べ物です
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お酒に合う美味しい食べ物です
 

角田"mittan"美喜
プロフィール

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兄の影響を受け、15才の時独学でドラムを始める。

高校卒業後、武蔵野音楽学院に入学し音楽理論を学ぶ。幾つかのアマチュアバンドを経て、1982年、『SHOW-YA』に加入。

1985年、レディースバンドのパイオニア的存在として東芝EMIよりプロデビューし、力強く激しいサウンドで時代のロックシーンをリードしていく。

1998年の解散までに12枚のSingleと10枚のAlbumをリリース。アルバム「Outerlimits」は60万枚の売り上げを記録。同時にロンドン、LA、モスクワでのワールドワイドなライブ活動も行う。

その後幅広い音楽 活動を目指し、スタジオワーク、ライブサポートドラマー、NHK-BS「ななみDEどーも」のレギュラーとして活動。

2000年よりロックトリオバンド『e-ha?』を結成、2枚のアルバムをリリース。

2005年、結成20周年を機に『SHOW-YA』再結成を果たし、NHKホールで復活祭を行う。

2006年、「SHOW-YA TOUR 2006」を行う。

角田"mittan"美喜
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SHOW-YA
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