残暑お見舞い申し上げます! みなさん、夏は満喫されていますか? それどころではないこの夏の厳しさですが、私は風鈴の音、蚊取り線香の香り、打ち上げ花火などで日本の夏を感じます。今年ほど「かき氷」の文字に惹かれる年もめずらしいです。
8月はSHOW-YAのライブはありませんでしたが、レギュラーのNHK-BSプレミアム「みんなDEどーもくん」の収録、ドラムレッスンや、SHOW-YAの新曲作りなどなど、あっという間に過ぎ去っています。その合間に友人と食事をしたり、クラシックやJAZZを観に行ったり、車の修理があったり、自転車を買っちゃったり、、、プライベートも含めて時間を大切にしていかないと、どんどん月日は経ってしまうのだと驚いています。もう9月なのですから〜〜〜。秋ですよ!
先日はSHOW-YAのヴォーカリスト恵子の「うちライブ」に参加しました。一軒家のリビングで生唄生音でのライブです。緊張しながらも、同じ屋根の下で同じ時間を過ごすことは、家族のホームパーティーみたいな感覚で、とても楽しいライブです。リクエストコーナーもあって、これはどの曲がくるのか分からないのでアドリブですが、カホンと恵子の歌とアコギの呼吸を読みながらの演奏は楽しいですね。
そして今日はNHKのレコーディングでした。初めてティンパニーを叩きました! 滅多にない経験ができました。ティンパニーと言えばボンゾが楽曲に、ロジャーテイラーがドラムソロに導入していたこともあって、いつかはやってみたいなぁ〜と思っていました。とても難しい楽器ですが「夢」ですね。本当にいつかドラムソロに導入することは目標でもあります。NHKのスタジオでは普段触れられない楽器に遭遇できるという楽しみもあって、いつも妙にワクワクします。私にとって楽器というのはひとつの夢で、本物の生音に接すると子供の時のように新鮮に耳に響いてくるのですよね。ちょっとしたタッチで全然違う音になるという生の音の楽しさ。叩き手のニュアンスひとつなので、いつでも新鮮な音を出せるように技術も人間性も磨かないと〜と思います。
今日のスネアはパール・センシトーン中期のもの。初期、中期、最新とセンシトーン愛用者としては揃え持っていますが、それぞれの良さがあります。すべてスチールです。メタル系はスチールだけじゃなくて、コパー(銅)とアルミも好きなのですが・・・。そうそう、ティンパニーも基本は銅ですね。ドラムより運ぶのが大変だろうな〜。パールの大太鼓もセットしてありましたが、こちらもお腹に響く良い音でした。打楽器のみならずオルガンやEXCELSIORのアコーディオンも素晴らしい音色でした。楽器って聴覚のみならず、視覚でも素敵だなぁと思います。
それではまた来月。9月は久しぶりのSHOW-YAワンマンです!是非遊びにいらしてください〜。
![]() ドラムセット鏡越し正面 | ![]() ドラムセット内側から |
![]() NHK 505st 天上も高い | ![]() センシトーン中期 |
![]() 左:センシトーン最新、右:センシトーン初期 | ![]() ティンパニーと大太鼓 |
![]() ティンパニー越しのドラムセット | ![]() 嬉しいひととき |
![]() シュラグウェルのカホン | ![]() バンマス使用のオルガン |
兄の影響を受け、15才の時独学でドラムを始める。
高校卒業後、武蔵野音楽学院に入学し音楽理論を学ぶ。幾つかのアマチュアバンドを経て、1982年、『SHOW-YA』に加入。
1985年、レディースバンドのパイオニア的存在として東芝EMIよりプロデビューし、力強く激しいサウンドで時代のロックシーンをリードしていく。
1998年の解散までに12枚のSingleと10枚のAlbumをリリース。アルバム「Outerlimits」は60万枚の売り上げを記録。同時にロンドン、LA、モスクワでのワールドワイドなライブ活動も行う。
その後幅広い音楽 活動を目指し、スタジオワーク、ライブサポートドラマー、NHK-BS「ななみDEどーも」のレギュラーとして活動。
2000年よりロックトリオバンド『e-ha?』を結成、2枚のアルバムをリリース。
2005年、結成20周年を機に『SHOW-YA』再結成を果たし、NHKホールで復活祭を行う。
2006年、「SHOW-YA TOUR 2006」を行う。
【会場】新宿BLAZE
【日時】2011年9月23日(金・祝) 開場16:30 / 開演17:30
情報はオフィシャルブログにてご確認下さい。
http://drums-mittan.werockcity.com/