「CDジャケット」

今月はレコーディングが終わり、アルバムのCDジャケットその他の制作、選考をやっています。コロムビアミュージックエンタテインメントより第一弾アルバム「Black&Blue」がリリースされる新ユニット「R134（アールイチサンヨン）」は、湘南道路という意味です。

このイメージとソウルやジャズのイメージは今までだとあまり結びつきにくいものかもしれませんでしたが、僕は既成のイメージとは違う新しい新しい湘南のサウンドを作っていくつもりです。

それに見合ったCDジャケット・・・今回はイラストを使う事になり、イラストレーターは素晴らしいアーティストにお願いできる事になりました。ソウル系のイラストで有名なマツザワサトシさんという方。 海とギターと女性・・・ギターは僕のトレードマークの青いギブソンL-5を描いていただき、素晴らしいイラストが出来上がりました。もうすぐ公表できると思います。本当に素晴らしいCDジャケットなんですよ！

アナログのLP時代ほど大きなサイズではありませんが、やはりCDのジャケットはとても大事です。よく「ジャケ買い」なんてありますが、実際それで購入してくれてファンになってくれる方の割合って意外と多いものだそうです。

またアー写（アーティスト写真：宣伝に使うアーティストの写真）も先日、撮影しました。ライブなどで楽器を持った状態で写真を撮られるのは慣れていますが、手ぶらで「はい、ポーズ」というのはなかなか苦手の部類に入ります（笑）。今までもそうでしたが、プロの写真家に撮っていただくと多少はマシになるものです。

さてそろそろ夏本番ですね。夏は7/27に横浜旭ジャズまつりや8/23、24と愛媛県今治市のジャズタウンなどの夏のジャズフェスを含め、名古屋、大阪、神戸などにも行きます。各地域の皆さんとお会いするのも今から楽しみにしております。

杉本篤彦

杉本篤彦・プロフィール

ギタリスト、作、編曲家

　現在まで16枚のリーダー・アルバムをリリース、TV、FM各局でオンエアされている。高校、大学、実業団とアメリカンフットボールの選手として活動後、23才にしてミュージシャンを目指しジャズを始める。ソウル、R&B、ジャズをベースにしたオリジナルサウンド、自身が生み出した前人未到のオリジナル指奏法「ツーフィンガー・ストローク」による驚異的なテクニック、日本人離れした強力なグルーヴ感と歌い上げるフレーズは音楽各誌他、各方面で現代最高峰のギタリストの一人として高い評価を受けている。

　1996年よりギブソン、2005年よりトーラスコーポレーションともエンドースメント契約。著書として（株）ヤマハミュージックメディアよりジャズギターの教則本「厳選 決まるジャズギター定番名曲」を出版。現在リーダーグループ「杉本篤彦バンド」を中心に全国各地でライブ活動中。