Ishibashi Mail Magazine Vol.42
こんにちは、今回はギターの話をしましょう。
皆さんも自分の演奏スタイル、演奏する音楽によってご自分に合ったギターを使っている事と思います。僕が仕事で主にで使っているのは「GIBSON L-5 Signature Blueburst 杉本篤彦特注モデル」。1996年よりエンドースメント契約をしているGIBSONに特注して作ってもらったもので、色をブルー、ピックアップをフロントのみにしてもらった他は市販されているものと同じです。
それからサブギターとして「Epiphone ES-135」、ガットギターはCrafterという メーカーの小型エレアコ「CTS-155C」。近々Ovationのエレガットも使い始める予定です。
また数年前からトーラスコーポレーションともエンドースメント契約をしているのでEastmanのフルアコも使っています。
各ギターについては下記ページ参照。
http://www5c.biglobe.ne.jp/~sugimoto/guitars%20%26%20others.htm
僕がギターに求めるのは図太い音。
歌や管楽器にも負けない表現力が可能なギター。
ギターを弾く方にそれぞれの趣向があるのと同じで、僕に一番合っているのが”L-5”のようなフルアコ(正式にはアーチトップギター)です。ふくよかで空間を感じ、エレクトリックギターの中では一番ダイナミックレンジが広く大好きな音です。
使っている弦はダキストの011からのフラットワウンドのセット。3弦も巻き弦で表面がツルツルしている弦です。ボトムの輪郭が出るので好きです。
またライブやツアーで頻繁に持ち運ぶので丈夫なギターが好きです。
ギターは演奏すると当然汚れます。ライブの後などは特にです。僕はギターをいつもきれいにしておく事も大事だと思っています。無精な僕が言うのも変ですが、どうぞお使いのギターはマメに拭いたり、弦を交換し、大事にしてあげてください。そうするとギターは本当にいい音を出してくれるんですよ。
木はギターに姿を変えても生きている、と聞いた事がありますが、まんざら嘘でもなさそうですから(笑)。
杉本篤彦
http://www.ogikubo-rooster.com/main/index.html
杉本篤彦バンド:レギュラーユニットでのライブ。CD収録のオリジナル曲が聴けます。
Open 19:00 / Start 20:00〜 / MC:\2500
東京都杉並区荻窪 5-16-15 井上ビル B1
Tel:03-5347-7369
ギタリスト、作、編曲家
現在まで16枚のリーダー・アルバムをリリース、TV、FM各局でオンエアされている。高校、大学、実業団とアメリカンフットボールの選手として活動後、23才にしてミュージシャンを目指しジャズを始める。ソウル、R&B、ジャズをベースにしたオリジナルサウンド、自身が生み出した前人未到のオリジナル指奏法「ツーフィンガー・ストローク」による驚異的なテクニック、日本人離れした強力なグルーヴ感と歌い上げるフレーズは音楽各誌他、各方面で現代最高峰のギタリストの一人として高い評価を受けている。
1996年よりギブソン、2005年よりトーラスコーポレーションともエンドースメント契約。著書として(株)ヤマハミュージックメディアよりジャズギターの教則本「厳選 決まるジャズギター定番名曲」を出版。現在リーダーグループ「杉本篤彦バンド」を中心に全国各地でライブ活動中。
16th最新アルバム
「Cheer ! 」発売中!
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「Cheer!」
T1-0705210004 ¥3,000(税込)
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(タイムクリエイティブ・ミュージック)