イシバシ三銃士のスーパーギター列伝

第67回

メールマガジンをご覧の皆さま、今月も様々なギターの魅力をご紹介する、楽しい「イシバシ三銃士のスーパーギター列伝」のお時間がやってきました。

今回は私Finest Guitars 店長の和田が素晴らしきギブソンの世界に皆様をご案内します! 。

あっそうそう、みなさん知ってました? 実は今回が最終回って事、、、

約5、6年ぐらい、手探りでイシバシ三銃士続けてきました(いまだに、慣れておりません)。

いつも配信楽しみにしてたよ、えっ終わっちゃうのって声もあると思います。その場合は、イシバシ楽器店にご要望ください。もしかしたら復活するかもです。

その時は、Finest Guitars:柏崎さん、心斎橋店:見附さん、梅田店:寺井Mさん、渋谷店:飯山さんなど新しいメンバーで出来たら嬉しいですね。

別に、私、もうやりたくない、書きたく無いってことじゃなく、後輩を育てる意味です。本当です、、、

では、最終回 最後までお付き合いください。

今回ご紹介するのは、コレだ

1968年に再生産されたレスポール「Les Paul Standard Gold Top」

ムック本くらい詳しく出来たらなって思います。

トップ:50年代の木型から製作されたトップはサイドのウイング、トグルスイッチ部分の落ち込みが非常にビンテージライク

フィニッシュにブラスパウダーが入っている為、緑青が入ってくるのもヴィンテージの醍醐味。現行の、カスタムショップ製 Gold Topにもブラスパウダーが採用されておりますので表情が変って行くのも嬉しいですね。

そしてこの時期、1968年、1969年は使用が変って行くのも面白いところです。

ネックの角度は、ヴィンテージが17度に対し、14度になっております。この部分は、1968年、1969年共に変りません。

サウンド面では、違いが出てきますが、弦のテンションがゆるくなるので、弾きやすくなります。

ヘッド:Gibsonロゴの、”i” 部分にドットが有り無し。

1968年、1969年の前期までは、”i” 部分にドットが有り、1969後期には、無くなってしまいます。

ネック:ヘッドと同様に、1968年、1969年の前期までは、1ピースマホガニーネックが採用されており、1969年後期には3ピースマホガニーに変更されます。

ネックジョイント:こちらも同じく1968年、1969年初期までは、ロングテノンが採用されております。

1969年初期には、ショートテノンに変更されて行きます。一番サウンドに影響する部分といっても過言ではございません。

稀に、iドット無しで、1ピースマホガニーネック、ロングテノンの個体もございます。 ご購入の際は、この3つがポイントでございます。

では細かく見て行きましょう。

ネックヒール:50年代のレスポールに比べ、個体差は在ると思いますが少し台形でございます。

バインディング:50年代のカッタウェイ部分のメイプルからトップ材のメイプルが見えるのですが、68年からはバインディングが厚くなり、トップ材が見えなくなっております。

ヘッドトップ厚:19.1mm

ヘッド付け根厚:19.5mm

シャフト長さ:10.5mm

ダブルリングの2ラインクルーソン

電装系

ピックアップ:透明ボビン

※フロント

※リア

ナット幅:42mm

ネックエンド:50.7mm

ボディ厚:49.5mm

ボディエンド厚:49mm

コントロール:オリジナルを保っていますが、ポット類は消耗品の為、いずれは交換もしないと駄目かも知れませんね。

※ビンテージ

※ビンテージ

コントロールノブ:内側がかなり汚れておりますが、これも歴史ですね。

※ビンテージ

ブラックライトを当てると、白くなっております。

※Custom Shop

※Custom Shop

※Custom Shop

ビンテージと現行品 ブラックライトの色味、裏側の汚れ。比べると違いが分かると思います。

ボディを見て行きます。

ピックガード下:ウェザーチェックは出ていますが、焼けていないのか色味が違いワントーン明るい感じがします。

全体的にウェザーチックが入っており、緑青も浮いてきています。近年のマーフィーラボの感じに近いです。

ボディバックもトップと同じで、全体的にウェザーチックが入っており、バックル傷も多いなかなかエイジドでも再現し辛いところでございます。

ざっと見ていただきました、1968製のLes Paul Standard。

いかがでしたでしょうか? やはり、ビンテージは貫禄がありますね。

ビンテージは、やっぱりビンテージで、勿論サウンドも良いものが多いですが、現行の製品も勿論負けてはおりません。

まずは、自分が弾いていて気持ちの良いギターが良いと思います。お探ししますので、これからもイシバシ楽器店を宜しくお願い致します。

では最後に

今回、赤メルマガは最終回と言う事で、毎月楽しみに読んでいただいた方、一緒に三銃士を続けていただいた、池袋店:居波さん、心斎橋店:石間さん、編集していただいた本社:西岡さん、通算16年間 総指揮をして頂いた、清水次長。

携わっていただいた、みなさんに感謝を申し上げます。

『ありがとうございました』

1484TV You Tubeチャンネル。こちらでも、面白いことやっておりますので、 宜しかったら見てください。

店長和田も出演しております。

でわでわ、この辺で終わりたいと思います。Finest Guitar店長;スペシャリスト和田がお送りいたしました。これからもイシバシ楽器愛とGibson愛を、皆さんにどんどん伝えていきたいと思います。

それでは皆さん私と一緒に、大いなるギターワールドの旅に出かけよう!

スペシャリスト和田

スペシャリスト和田(スペシャリストわだ)

池袋店キャスト時代、エフェクター、アンプ、国産エレキギタ-担当。御茶ノ水本店でのGibsonフロア責任者、渋谷店でのサブマネージャー兼Gibson責任者を経て、現在御茶ノ水本店Finest Guitarsのストアマネージャーを務める。所有GuitarはVintage ES-335、HC 1959 Les Paulなど初めて購入したギターが、Gibson Les Paul Special TV-Yellowと、根っからのGibson好き。60年代のブルースやロックからテクノ、ジャパニーズロックまで幅広く愛聴。Gibson Factoryでの買い付けなどにも参加し、材料の選定から企画まで幅広く行っております。
Gibsonの事なら何でもご相談下さいませ。お客様のニーズに合わせた楽器をお選び致します。