イシバシ三銃士のスーパーギター列伝

第27回(by LUKE居波)

 メールマガジンをご覧の皆さま、今月も様々なギターの魅力をご紹介する「イシバシ三銃士のスーパーギター列伝」のお時間がやってきました。今回は私ルーク居波が素晴らしきフェンダーの世界に皆様をご案内します!

 ここ最近のフェンダーではアメリカンプロフェッショナルシリーズやアメリカンオリジナルシリーズ、また日本製のハイブリッドシリーズなど新シリーズの展開が非常に盛んで、発表がある度にワクワクしてしまいます。

 そんな中、また新たなるシリーズが発表されましたので早速ご案内しましょう。次世代のプレイヤーに向けて幅広いラインナップで展開する「PLAYER(プレイヤー)」シリーズです。

 プレイヤーシリーズはスタンダード・シリーズの後継として今年の6月末に登場した新ラインナップ、バハ・カリフォルニアのエンセナダ・ファクトリー(所謂フェンダーメキシコ)にて製作されております。

 ラインナップはストラトキャスター、テレキャスター、ジャズベース、プレシジョンベースなどの定番どころからジャズマスター、ジャガー(ギター/ベース)などオルタナティブなギアまで幅広く展開、そのすべてに9.5インチラディアスのミディアムジャンボフレットを採用しており、ギターに関してはどの機種も22フレット仕様というモダンスペックになります。またストラトキャスターには2点支持のブリッジを、テレキャスターには6連サドルのブリッジを採用するなど全体的に演奏性能の向上が見られます。スペックはモダンながらピックアップには共通してアルニコピックアップを採用し、クリアで抜けのよいサウンドの中にもしっかりとした芯の太さ、甘さを兼ね備えている点はさすがはフェンダーサウンドと言ったところでしょう。

 ボディはアルダー材をメインとしており、指板にはパーフェロー材またはメイプル材を採用。このパーフェロー材はローズウッドの代替品として最近注目されておりますがフェンダー好きの方ならまずStevie Ray Vaughanモデルを思いつくのではないでしょうか。

 そもそも2017年1月2日に発効したワシントン条約の改正に伴い、ローズウッドが新たに規制対象へ加えられたことにより 各メーカーではローズウッドの代替品探しに大慌てしておりました、そんな中フェンダーではSRVモデルの指板に長年採用され実績のあるパーフェロー材に再び注目したのです。今後フェンダーのエンセナダ工場(メキシコ)で生産される楽器に広く使用される予定とのこと。

  うねりがあり温もりを感じさせる色合いのパーフェローは、切れのよいアタックとクリアなサウンドを実現する指板に適した素材といえます。 また硬さと含油量がローズウッドと酷似している点でも最適と言えるんですね。既に店頭にてお客様に試してもらいましたが、サウンド面でローズウッドより劣るという意見はないですね、遜色はまったくないです。もちろん見た目は好みが出るとは思います、個人的にはうねりのあるマーブル調の木目がイカしてると思います。

 いかがでしょうか、もちろん弾いてみないと伝わりづらいかと思いますがPlayer Seriesという名前に相応しく、伝統的なデザインとサウンドを踏襲しながらも、現代の様々なカテゴリーのプレーヤーから求められるスペックを随所に取り入れているラインナップに仕上がってます。そしてコストパフォーマンスが素晴らしいという事も大きな魅力のひとつですね。

 現在、イシバシ楽器各店では「FENDER TRY IT CAMPAIGN 」を開催中 是非その手でフェンダーの今を堪能してみてはいかがでしょうか--p style="border-top:1px solid #666;">

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ルーク居波

ルーク居波(ルークいなみ)

横浜店勤務時代はデューク工藤に、渋谷店ではスターキー星に師事、現在池袋店にてフェンダーを担当。海外買付なども行っており、2人のフェンダーDNAを引き継いだ若きホープである。彼自身、多数のフェンダーギターを所有しており、中でもジャズマスターにかける愛はイシバシ随一! ちなみに彼が身につけているメガネもフェンダー製なのは言うまでも無い。 フェイバリットミュージックはオルタナ、ポストロック、シューゲイザーなど現代的なものから70~90年代のロックまで幅広く愛聴している。常にお客様の立場に立ち、独自の視点で最高の1本を探すお手伝いをさせて頂きます。