イシバシ三銃士のスーパーギター列伝

第7回

 どうも、2回目の登場となります。スペシャリスト和田です。

 今回ご紹介のギターは、こちら!! 1958年製 Gibson Les Paul Special Limed Mahogany(TV Yellowといった方が馴染みがあるかも知れませんね)

 Gibson Les Paul Specialには私自身かなり思い入れがあり、バイトをして始めて買ったギターが、1996年製のGibson USA Les Paul Special TV Yellowでした。

 当時、新品のLes Paul Special TV Yellowがなかなかなく、ショップの方に国外の楽器店も探してもらったっけかなぁ。今思っても、涙が出るくらいバイトしたなぁ。(半分親に出してもらったけど・・・)

 このギターが、欲しいと思ったきっかけは、やはりこの方、奥田民生氏。ユニコーン解散後、ソロ活動のときに使用していたギターが、Les Paul Special !!

 少し、下がった位置で、だるそうにギターを弾いてまして、そこがまたカッコイイんですわぁ。

 もう、一目惚れです。

 さてさて、私の話はこれくらいにして、本題の1958年製 Gibson Les Paul Special Limed Mahoganyのお話に。

 まずLes Paul Juniorが1954年に発売されました。

 P-90ピックアップは一つで、ボディは、Les Paul Specialと同じくシングルカッタウェイ。化粧板に「Les Paul Junior」の文字が転写、フィニッシュはサンバースト。

 1958年よりダブルカッタウェイに変わり、チェリーカラーが加わり、ネックの差込距離も変わります。やはりこの時代のビンテージはネック修正が多いのもコレが原因かもですね。

 あれ? フィニッシュはサンバーストとチェリー・・・

 何でライムドマホガニー(TV Yellow)カラーがないの?

 キース・リチャーズも使ってるのに?

 ジョニー・デップも使ってるのに?

 そうなんです。実は、1954年からライムドマホガニー(TV Yellow)カラーのモデルは「Les Paul TV」という別のモデルで発売されておりました。

 TVと呼ばれる理由はご存知の方も多いと思いますが、当時は白黒テレビの時代。白黒で映してもテレビ映りの良いカラーとして誕生したのが始まりです。

 ヘッドの化粧板には「Les Paul TV Model」の文字が転写されております。

 いやぁー別のモデルだったのですねぇ

 1958年には、Les Paul TV Modelも、Les Paul Junior同様にダブルカッタウェイに変わります。

 そして、1961年にSGのボディ形状になりました。しかしながらモデル名はSG TV。

 こちらも、SG Juniorとは別のモデルなんですねぇ〜 さすが人気のTV Yellow別格です。

 そしてそして、今回ご紹介するGibson Les Paul Specialは、1955〜59年まで製造されており、Les Paulモデルの中級モデルとして開発されました。

 通常Les Paulには、ボディトップにアーチが付いておりますが、Les Paul Specialはフラットトップ、ネック材、ボディ材がマホガニー、指板材はローズウッド、2ヴォリューム、2トーン、そしてなんといっても最大の特徴P-90シングルピックアップを2基搭載しております。

 ヘッドの化粧板にLes Paul TV Modelの文字が転写されております。ちょっと見にくいですが・・・

 ペグは、3連ペグを採用しており、現在のリイシューモデルでも採用しています。

 Les Paulモデルは、1955年後半よりチューン-O-マティックが搭載されていましたが、Les Paul Specialではストップバーブリッジを採用しています。

 なんともいえないテンション感が非常にいい。俺、好きです。ハイ

 アッセンブリは、いわずとも知れた、バンブルビーを搭載しておりマニア心をくすぐります。

 サウンドもさすが、フロントのウォームでブルージーなサウンド、センターポジションのシャキシャキ感なサウンドが好きで、私的にはリアはあんまり使いませがサウンドメイキングもよく、オールジャンルで活躍してくれるギターです。

 イシバシ楽器渋谷店では、今回取り上げた1958年製 Gibson Les Paul Special Limed Mahoganyを店頭にてお試し頂ける様ご用意していますので、是非お試し下さい。

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スペシャリスト和田

スペシャリスト和田(スペシャリストわだ)

池袋店キャスト時代、エフェクター、アンプ、国産エレキギタ−担当。御茶ノ水本店ではGibsonフロア責任者を経て、現在渋谷店サブマネージャー兼Gibson責任者。所有GuitarはVintage ES-335、HC 1959 Les Paulなど初めて購入したギターが、Gibson Les Paul Special TV-Yellowと、根っからのGibson好き。60年代のブルースやロックからテクノ、ジャパニーズロックまで幅広く愛聴。Gibson Factoryでの買い付けなどにも参加し、材料の選定から企画まで幅広く行っております。
Gibsonの事なら何でもご相談下さいませ。お客様のニーズに合わせた楽器をお選び致します。