Taylor / 312ce V-Class テイラー

チューニングの安定するV-Classを採用した小ぶり300シリーズの312ce

グランド・コンサート(GC)シェイプにもV-CLASSブレーシングが採用され、当店にも入荷致しました。従来のXブレーシングをさらに進化させ、「ボリューム」と「サスティーン」を向上、さらにはチューニングのピッチも安定するV-Classブレーシング。ハイポジションでもピッチの狂いが少ないのが魅力です。
小ぶりのグランドコンサートシェイプ採用で低音域がカットされ、300シリーズに採用される側板、裏板のサペリ材により、中音域がフューチャー。全体的にイコライジングが山なりなイメージのモデルです。
スケールも他のシェイプモデルよりやや短めの24-7/8”インチで程よいテンション感がフィンガリングをスムースにさせます。
ピックアップシステムは、定番で人気の高いES-2を採用。従来のアンダーサドル型ピエゾピックアップとは違い、サドル後方に3つの独立したセンサーをもつ画期的なシステムで、いわゆる”ピエゾちっくな音”とは一線を画す、材の特性を充分取り込んだシステムとなっております。サウンドホール内のボードにはPHASEスイッチも装備。ボディサイド部分のコントロールではVolume/Treble/Bassをコントロール可能です。

GCシェイプとサペリ材の組み合わせならではの中域フォーカスの音像が魅力で、フィンガーピッキング時のクリアーなサウンドはレコーディングなどの現場で高い評価を得ています。