【Vintage】GIBSON / 1946-47年製 Southern Jumbo 【渋谷店】《05VG》

様々なミュージシャンたちによって使用された事でも有名な"Southern Jumbo"。
ギブソンアコースティックの中でも特別感の強いJ-45の上位機種として現在に至るまでプレイヤーたちを魅了し続けるアコースティックです。

トップ材にはスプルース、バック＆サイド材にはマホガニーとウッドマテリアルの仕様はJ-45と同様ですが、指板インレイにはダブルパラレログラムの装飾が施されており、J-45上位機種としてのスペックとなっております。40年代製フラット・トップ・モデルの特徴であるバナー・ヘッドは46年に廃止されている為、同時期製造個体の一本。
ナット幅約45mmでガッシリとした極太ネックシェイプでハードな演奏感を思う存分味わうことができ、サウンドは荒々しく太いサウンドに仕上がっており、どこまでも鳴り響くような生鳴りも持ち合わせております。

本機は、サイド・バック・ネック裏部にリフィニッシュ、フレット交換、ペグ交換、ブリッジ交換、ブリッジベース交換、ブリッジピン交換、ピックガード再接着、ナット・サドル交換、指板修正、エンドピン増設、サイド部当木、ボディバックエンド付近・1＆6弦側くびれ部付近・ネックブロック付近に割れパッチ修正が行われております。
サイド部当木ですが、ボディ内部より1弦側くびれ付近に5cm幅の当木が行われており、割れ修正の為行われた修理箇所と判断しております。
修復歴が多くかなり使い込まれてきたことが伺えるコンディションですが前述の通り、弾き込まれてきたからこそのサウンドとルックスに仕上がっており、これぞヴィンテージ・ギブソンと堪能出来る状態です。

プレイアビリティは弦高高めのセッティングがされておりハイポジションでの弾き辛さを感じますが、生鳴りの良さを最大限に活かすべく弦高に余裕を持たせており、ストロークプレイでのサウンドはプレイヤー必聴のサウンドです。ネックも指板修正が行われており、フラットな状態を保っております。

40年代後半のSouthern Jumbo、歴戦の風格を纏うヴィンテージ・ギブソンを是非ご堪能ください。
※非純正ハードケース付属