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ブリッジ テールピース


弦振動を支える最も重要な部分で、支持端がブリッジ、固定端がテールピースである。 この部分はメーカー、機種によりさまざまな形状を持つが、下の2種類のタイプが多く見られる。

またこの部分を可動にし、アームにより弦のテンションを変化させて ビブラート効果を生み出すものもある。 一般的にトレモロ・アームと言われている機構である。
材質には鉄、ブラス等が用いられる。 ブリッジは本体と駒、アジャスト・ネジ、スプリングなどから構成され、 上下アジャスト、駒の前後アジャストと、弦のあらゆる場合に対応できるようになっている。
またブリッジ下にウェイトを付加し、サスティンを得る構成にしたものである。
テールピースは弦の固定端で、弦穴より弦を通して固定するもの、 溝にひっかけるタイプ、ブリッジと一体になっているものなどがある。
テールピースはブリッジ後方に置かれるが、ボディ・エンドから延長するタイプや ボディ裏から弦を通し固定するものもある。




イージーペグは画期的なブリッジ・ピン・システムを備えています。
ピン内部のスリット穴に弦を通し、下の図のようにロックするだけで
様々な利点が生まれます。


☆ブライトかつサスティーンのあるサウンドが得られます。
☆取り付け、脱着も従来にくらべて非常に簡単。工具等必要ありません。
☆チューニングが飛躍的に安定、チューニングに要する時間も半減します。
☆6種類揃った魅力的なルックス。


●ブリッジ/テールピース

Gibson Les Paulのブリッジ部。
Gibson Les Paulのテールピース部。
Fender Stratocasterのブリッジ/テールピース部。実際はテールピースが独立して存在するわけではなく、 ブリッジ・コマ、テールピースに相当する物が一体となってトレモロ・ユニットを形成している。
Fender Telecasterのブリッジ/テールピース部。ストラトキャスター同様、ブリッジ・コマが一体であり、 テールピースは独立していない。
クラシック・ギターのブリッジ/テールピース部。クラシック・ギターの場合、画像の様に テールピースに相当する部分(全部を称してブリッジと呼んでいる)に糸を縛り付けて止めるのが一般的である。 ブリッジは、象牙やプラスチックで出来ており、エレキ・ギターの様な独立したコマは存在しない。
アコースティック・ギターのブリッジ/テールピース部分。 アコースティック・ギターの場合、弦のボール・エンド(丸いワッカ)を一旦ボディ内に押し込み、 その穴にエンドピン(画像の白い円形のもの)を差し込んで弦を固定する方法が一般的です。 ブリッジは、やはり象牙やプラスチックで出来ており、独立したコマは存在しないものが一般的です。