ほぼ同仕様のSadowskyTYO&NYC比較してみました

ほぼ同仕様のSadowskyTYO&NYC比較してみました

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昨年の夏頃に当店でオーダーしたSadowskyTYO ModernEdge 5strings 5-24 Deep Burgundy Wineが入荷しました!

2018年のトレンドと言われているハムバッキングピックアップが搭載されたモデルですが、
早速スペックを見ていきましょう。

Model SadowskyTYO ModernEdge 5strings 5-24 Deep Burgundy Wine

Body Flame Maple on Alder(solid)
BodyColor Deep Burgundy Wine
Neck Ebony on Roasted Maple
Fret Sadowsky Standard 24F
Nut TUSQ
Bridge Sadowsky 5String Bass Bridge
Tuner Sadowsky Ultra Light
Pickups Sadowsky SoapBar
Preamp Sadowsky Bass Preamp
Control Master Vol,Pan Pot,Tone(Pull to Passive),Treble/Bass EQ(Boost Only

と、このような仕様になりますが、実はこのベースはほぼ同仕様のNYCモデルが手本となっているんです。
販売開始にあたり、そのNYCモデルと比較する機会がありましたのでレポートしてみたいと思います。

左が当店に入荷したTYO、右がお客様所有のNYCモデルです。
すごい。パッと見ほんとに同じ!
でも良く見るとローステッドネックの色味、
ボディの色味が異なっている事がお分かりいただけるでしょう。
TYOモデルの方が紫色に若干寄っており、NYCモデルの方が赤紫に近く感じます。
どちらも完全に同色を再現する事は難しく、1本モノという付加価値になります。

サウンド面ではTYOは純正のステンレス弦、NYCモデルにはニッケルエリクサーが張られており、その時点で音の傾向は間逆になることは想像に容易いですがご容赦下さい笑
最も重要な仕様の相違であるソリッドボディとチェンバードボディ。
ここが今回の比較のポイントです。

ボディに複数の空洞構造を設け、ウェイトコントロールと生鳴りを生み出す事が目的である
チェンバードボディですが、やはりソリッドボディと比較してみるとピッキングのピークから減衰するまでの音の広がり方に奥行きがあるように感じました。
生鳴り自体も優しく響いていました。
マイルドな方向に傾倒した方がアンサンブル馴染みは良いのかもしれません。
テンポの遅い曲や音数の少ない楽曲であれば尚更といったところです。

対照的にソリッドボディ&ステンレス弦のコンビネーションはアタック感が強調され、所謂スピード感のある
サウンドでした。「スラップやるならTYOモデルだなぁ」という意見も。
確かにそれくらい切れ味の良いハムバッキングサウンドなのです。

NYCモデルが約3.7kg程に対してTYOモデルは約4kg。
ソリッドボディでNYCモデル並みの重量まで迫っていました。さすがTYO!

今回TYOとNYCを比較しましたが、どちらが良い悪いではなく、やはりどんなシチュエーションで使うかで選ぶことが重要だと痛感しました。
そしてベース本体だけでなく自分に合った弦のチョイスも重要です。

#sadowsky #サドウスキー #誰のNYCモデルか分かる人は分かる

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