渋谷EASTこばやしの、”渋E”一本!F.BESSON BREVETE E♭! S/N 102759

渋谷EASTこばやしの、”渋E”一本!F.BESSON BREVETE E♭! S/N 102759

2017-08-18 こんにちは!
イシバシ楽器渋谷EASTのこばやしです。
151251 B

最近はシュウマイブームが来てます。
シウマイ旨い。

タネを捏ねて、キャベツに包んで、キャベツシュウマイ。
これめっちゃ美味しいです。肉だけじゃないキャベツの甘みが
調和して満足度高め。是非オススメしたい一品です。

さて本日の渋E!1本はこちら!

F.BESSON BREVETE E♭!




シリアルナンバー102759。
151251 B

そして96 RUE  D’ANGOULEME という刻印がありますが
アングレームの工場で生産されました!という意味があります。
つまりちゃーんとパリ工場製ってことですね。
ん?でもでも、サックス界隈では有名なSELMER、マーク6は、刻印はフランスで打ってからアメリカで製造した個体が存在します。
ちなみに、このへんのシリアルから有名なMEHAモデルが登場するんですが、それもパーツだけニューヨークへもっていって現地で修理専用パーツを組み上げてトランペットにしちゃっていた逸話を聞いたことがあります・・・
これもまた、パリのベッソンパーツをアメリカなどに持っていて組み上げた楽器なんでしょうか?
ロマンがあふれますね・・・

しかしまあこの10万番台っていうと、やっぱもうすでにメアモデルになっている頃のはずなんですね。
しばらく並行して作っていたんですかねー?
イマイチ確証は得られておりませんが、そういう風に解釈するのがよさそうな気がします。

それに、仮にアメリカにパーツを運んでいたとしたら、E♭管なんていう需要の少ない楽器のパーツはしばらく余ってそうですもんね。なんとなくありえそうな感じ。

ちなみに、動画でケーシングどうこう言っておりますが、
ピストンバルブのガイドがプラスティックですよね?
これがイングリッシュバルブ、ロンドンベッソンっぽいなあって話です。
でも、ロンドン工場に移行する前から、そもそもブルプテモデルにはこのイングリッシュバルブがふつーに採用されていたなんていう話もありますので、取り立てて騒ぐほどのことではないのかもしれません。

しかしまあなぜE♭なんだ・・・
B♭がよかった・・・なあーーんてね!

商品ページはこちら


またの更新をお楽しみに!

担当こばやし
KOBAYASHI